部品4画 | ||
殳 (シュ) |
甲骨文 |
象形。手(又)に棍棒のようなものを持って、隣のものを叩いている形。 持っているものは細長い「つえぼこ」とされるが、楽器を叩く撥(ばち)の形も楷書では殳となっており、種々の道具や武器を表すのに使われたようである。 「攵」も同様の意味と形を持つ部品だが、使い分けの基準ははっきりしない。 なお、字統は、「設」の字の殳は羽で作った呪飾をもつ形であるとする。 康煕字典に漢字として掲載。部首字(るまた、ほこづくり)。 殳部の字:段 殿 毆 毀 殳を部品とするその他の字:聲(→声) 投 醫(→医) 發(→発) 役 殺 設 般 疫 股 形として殳を含むが成り立ちの上で無関係の字:没 関連部品:攵 |