小学5年


チク
きずく

tikuzou.png(2052 byte)
康煕字典
tikuzousyouten.png(835 byte)
小篆

筑+

 形声。声符の筑は、tikuzounaka.png(732 byte)の会意文字で、説文解字によれば五弦の楽器だが、字統は筑が築の初文であるとする。
 工は工具であり、tikuzounaka.png(732 byte)は両手でそれを持つさま。筑は、竹かごに土を入れて打ち固め、構造物の基礎を作ることだという。
 筑は康煕字典に漢字として掲載。竹部6画。日本では人名用漢字。
 康煕字典の築字はtikuzounaka.png(732 byte)の右側が新字体と異なるが、小篆から見るとこちらが正字である。
・康煕字典体は竹部11画、新字体は10画。
※「きずく」という訓読みに関して、筆者のエッセイ 「じ・ぢ」と「ず・づ」 参照。