小学6年 | ||
后 コウ |
金文 「毓」 甲骨文 |
+口② 会意。「きさき」「きみ(王の尊称)」「うしろ」などの意がある字。字統は、人と口②から成る字で、もとの字は「育」の異体字の「毓」であり、母后が子を生むことを意味するという。 甲骨文字辞典も女が子を生む様子とし、「育」とも同源の字だとする。 また、王后を表した「司」字の左右反転形が「后」であるため、代用されたとする説もある(落合淳思「漢字の構造」)。 漢字源は、人の後ろの穴(しりの穴)をいう字で、転じて後宮に住むきさきを意味したという。 ・口部3画。 后を部品とする常用外漢字の例:[垢] |