小学6年


キョウ
ゴウ
(さと)


旧字体

kyourikouki.png(2057 byte)
康煕字典
kyouri.png(985 byte)
小篆

keisikoukotu.png(1049 byte)「卿」
甲骨文

koukomiti.png(940 byte)sunawatitukuri.png(619 byte)

 会意。上図は説文解字による分解。
 字統は、金文までは郷と「卿」は同形だったとする。卿は、甲骨文で分かるとおり、二人の人が食事を挟んで向かい合う形で、饗宴の儀礼に参加する身分の者を表し、「饗」の初文でもある。
 卿(ケイ)が所有する地が郷と呼ばれ、それを表す字として左右に「邑」(kozatooozato.png(890 byte)②)を配した字が作られたようである。
 郷はのちに行政区画の単位名にもなった。
 なお、koukomiti.png(940 byte)(コウ、隣道也)は説文解字の部首字である。
・旧字体・康煕字典体は邑部10画、新字体は8画。
  郷を部品とする字:[饗]