部品3画
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甲骨文
 こざとへん。「」が偏の位置にくるときにとる形。「邑」が旁の位置にくるときにとる「おおざと」(下記)と、楷書ではほぼ同形となっているが、成り立ちは全く異なる。
 説文解字は「高大な陸地で、山に石のないもの」であるといい、字統は神の陟降(ちょっこう)するはしごであるという。甲骨文にも二とおりの形があり、甲骨文字辞典が指摘するとおり、両系統の字がのちに一つの形になったと考えるのが妥当であろう。
・部首字(こざと、こざとへん)。
  阜部の字:                            


部品3画
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「邑」
甲骨文
 おおざと。「邑(ユウ)」がつくりの位置にくるときにとる形。
 邑は③+巴②。上部の口は邑を取り囲む壁、下部は人で、人の住む町を意味する。
 殷後期の人たちは、自らの都を「大邑商」と呼んだ。
 邑は康煕字典に漢字として掲載。日本では人名用漢字。
 楷書ではkozatooozato.png(890 byte)①(「こざとへん」、上記)とほぼ同形となっているが、成り立ちは全く異なる。
・部首字(おおざと)。
  邑部の字:         
  関連する字:[