部品3画 | ||
① | 甲骨文 |
こざとへん。「阜」が偏の位置にくるときにとる形。「邑」が旁の位置にくるときにとる「おおざと」(下記)と、楷書ではほぼ同形となっているが、成り立ちは全く異なる。 説文解字は「高大な陸地で、山に石のないもの」であるといい、字統は神の ・部首字(こざと、こざとへん)。 阜部の字:院 階 陽 隊 阪 陸 険 限 際 防 降 除 障 陛 陰 陣 隣 隔 随 阻 陳 陶 陪 隆 陵 陥 隅 附 隙 |
部品3画 | ||
② | 「邑」 甲骨文 |
おおざと。「邑(ユウ)」がつくりの位置にくるときにとる形。 邑は口③+巴②。上部の口は邑を取り囲む壁、下部は人で、人の住む町を意味する。 殷後期の人たちは、自らの都を「大邑商」と呼んだ。 邑は康煕字典に漢字として掲載。日本では人名用漢字。 楷書では①(「こざとへん」、上記)とほぼ同形となっているが、成り立ちは全く異なる。 ・部首字(おおざと)。 邑部の字:都 部 郡 郷 郵 郎 郭 郊 邪 邦 関連する字:[鄰] |