1963年 |
・鉄腕アトム(〜66年)
・鉄人28号(〜65年)
・エイトマン(〜65年)
・オオカミ少年ケン(〜65年)(以下のタイトルは、詳細不明。
色分けは題名からの予想)
・銀河少年隊(〜65年)
・仙人部落
・ピノキオの冒険
・シスコン王子
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TVアニメ元年。
これ以前は、劇場作品になる。
「アトム」「鉄人」「エイトマン」の
ラインナップを見ると、TVアニメは
当初からメカもの中心に始まった
とも言える。
「アトム」は虫プロ、「オオカミ少年
ケン」は東映動画の初作品。 |
(劇場版)
・わんぱく王子の大蛇退治
・わんわん忠臣蔵 |
1964年 |
・0戦はやと
・少年忍者風のフジ丸
・ビッグX |
この年の作品は、
生まれる前の作品で、
再放送も見ていないので、
詳細不明タイトルばかりでしたが、
レプリカントさんから情報提供
してもらいました。 |
1965年 |
・スーパージェッター
・宇宙パトロール ホッパ
・宇宙少年ソラン(〜67年)
・宇宙エース
・遊星少年パピィ
・W3(ワンダースリー)
・オバケのQ太郎(〜68年)
・鉄人28号(第2期)
・ジャングル大帝
・ハッスルパンチ(詳細不明タイトル)
・ドルフィン王子
・宇宙人ピピ
・怪盗プライド
・戦え! オスパー(〜67年)
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この年は、宇宙ものがスゴい年。
「鉄人28号」も第2期では宇宙が
舞台になったみたいだし。
でも「スーパージェッター」は30世紀
から来た時間パトロールって設定。
「タイムレンジャー」と同じです。
この時代に30世紀ってのは、
先駆的に思えますねえ。
「宇宙エース」はタツノコプロの
処女作。
最初の藤子不二雄アニメは、
白黒の「オバQ」です。
なお、劇場版の「ガリバーの
宇宙旅行」に登場する「紫の星の
王女」は、元祖宮崎駿ヒロイン
らしい。 |
(劇場版)
・ガリバーの宇宙旅行 |
1966年 |
・おそ松くん
・レインボー戦隊ロビン
・ハリスの旋風
・遊星仮面
・ジャングル大帝 進めレオ
・ロボタン
・魔法使いサリー(〜68年)
・海賊王子(詳細不明タイトル)
・がんばれ! マリンキッド
・とびだせ! バッチリ
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元祖赤塚不二夫アニメは、
「おそ松くん」。
元祖魔女ッ子は、「サリーちゃん」。
白黒アニメからスタート。途中で
カラーになった作品です。
「海賊王子」はどうやら原作が
石ノ森章太郎らしい。劇場版の
「サイボーグ009」とともに、
この年にアニメデビューなのか。
また、「レインボー戦隊ロビン」は
藤子不二雄や石ノ森章太郎が
キャラデザインしたことでも有名。 |
(劇場版)
・サイボーグ009 |
1967年 |
・悟空の大冒険
・パーマン
・マッハGOGOGO
・黄金バット
・リボンの騎士
・花のピュンピュン丸
・おらぁグズラだど
・冒険ガボテン島
・スカイヤーズ5
・ちびっこ怪獣ヤダモン(詳細不明タイトル)
・かみなり坊やピッカリ・ビー
・ドンキッコ
・冒険少年シャダー
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この年から、カラー作品も
出てきたが、まだまだ白黒作品も
多い。過渡期といえるかな。
藤子アニメ第2弾は「パーマン」。
また、アニメ界は怪獣ブームとも
言えるが、主流にはならなかった。 |
(劇場版)
・サイボーグ009
怪獣大戦争
・少年ジャックと魔法使い |
1968年 |
・花のピュンピュン丸(第2部)
・ゲゲゲの鬼太郎
・巨人の星(〜71年)
・サイボーグ009
・怪物くん
・サスケ
・佐武と市捕物控
・妖怪人間ベム
・わんぱく探偵団
・アニマル1
・あかねちゃん
・ファイトだ!! ピュー太
・夕やけ番長
・ドカチン
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「サイボーグ009」は2度の
劇場作品の後、TV初進出。
この年は、妖怪ブーム。鈍重な
怪獣よりも、神出鬼没な妖怪の
方が、アニメ向きだったのか。
そして、「巨人の星」がスポ根
ブームの起爆剤となった。 |
(劇場版)
・太陽の王子ホルスの冒険
・アンデルセン物語 |
1969年 |
・ひみつのアッコちゃん
・忍風カムイ外伝
・紅三四郎
・もーれつア太郎
・どろろ
・ウメ星デンカ
・サザエさん(〜現在放送中)
・ハクション大魔王
・ムーミン
・タイガーマスク(〜71年)
・アタックNO.1(〜71年)
・花のピュンピュン丸(第3部)
・海底少年マリン
・男一匹ガキ大将
(詳細不明タイトル)
・ピンチとパンチ
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アニメ界最長寿作品の
「サザエさん」が登場。
何と、「カムイ」の後番組。
作風が全くちがいます。
でも、「サザエさん」って昔、
日曜だけじゃなく、火曜日
放送の物もありましたが、
どういう番組編成だったのか? 話し変わって、「ひみつのアッコ
ちゃん」が赤塚アニメであることは、
一般には意外と知られていない
事実に思えます。
アニソンの女王・堀江美都子が、
「紅三四郎」でデビュー。
「長靴をはいた猫」ことペロは、
東映動画のマスコットキャラで、
この年に誕生しました。
また、この年まで来ると、
カラー作品も多く、NOVAが
再放送で見たことのあるものも
増えてくる。
でも、SFはほとんどなくなった。
「マリン」はメカもの? それとも、
「トリトン」みたいな感じ?
名前だけはよく見るんだけど、
詳細不明にしてます。
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(劇場版)
・長靴をはいた猫
・空飛ぶ幽霊船 |
1970年 |
・あしたのジョー
・昆虫物語みなしごハッチ
・いなかっぺ大将(〜72年)
・キックの鬼
・魔法のマコちゃん
(情報提供のあった作品)
・赤き血のイレブン
・男どアホウ!甲子園
・いじわるばあさん
・のらくろ
(詳細不明タイトル)
・ばくはつ五郎
・サラリーマンミニミニ作戦
・われらサラリーマン党
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スポ根作品が最も多い年。
「いなかっぺ大将」は、主題歌を
歌っていた天童よしみが去年、
紅白に出たことで、最近露出が
多いです(2001年現在)。
「魔法のマコちゃん」は、「サリー」
「あっこ」に続く魔女ッ子もの第3弾。
シリーズものとして順調に続いて
いるのは、この時期これぐらい。
アニメは特撮以上に模索が
続いています。
サラリーマンアニメなんてものまで
あったぐらいだし。 |
(劇場版)
・海底3万マイル |
1971年 |
・カバトット
・アンデルセン物語
・さすらいの太陽
・新オバケのQ太郎
・天才バカボン
・さるとびエッちゃん
・国松さまのお通りだい
・ふしぎなメルモ
・アパッチ野球軍
・ゲゲゲの鬼太郎(パート2)
・ルパン三世(パート1)
・原始少年リュウ
(情報提供のあった作品)
・アニメンタリー・決断
・海底少年マリン(第2部)
(詳細不明タイトル)
・スカイヤーズ5(新)
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この年から翌年にかけて、
アニメ界にリメイクの流れが
起こります。「オバQ]「鬼太郎」が
カラーで復活。
「国松」も66年の「ハリスの旋風」の
リメイクだし。
「さるとびエッちゃん」は魔女っ子
第4弾であり、原作は石ノ森章太郎。
アニソンの帝王・水木一郎が
「原始少年リュウ」でデビュー。 |
(劇場版)
・どうぶつ宝島 |
1972年 |
・ムーミン(新)
・樫の木モック
・正義を愛する者 月光仮面
・海のトリトン
・赤胴鈴之助
・魔法使いチャッピー
・デビルマン
・ド根性ガエル(〜74年)
・アストロガンガー
・科学忍者隊ガッチャマン
(〜74年)
・かいけつタマゴン
・おんぶおばけ
・マジンガーZ(〜74年)
(情報提供のあった作品)
・アニメドキュメント
ミュンヘンへの道
・モンシェリCOCO
(詳細不明タイトル)
・ハゼドン
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「樫の木モック」は「ピノキオ」の
翻案作品で、一種のリメイクかな。
でも、模索&リメイクを経て、
この年はアニメヒーロー史に残る
記念すべき作品が登場します。
中でも白眉は、メカSFを復活させた
「ガッチャマン」と、元祖スーパー
ロボット「マジンガーZ」に尽きる
でしょう。
それに「デビルマン」や「トリトン」も
捨てがたいですね。
なお、劇場版の「パンダ・コパンダ」
は、宮崎駿や高畑勲らが参加し、
後の「となりのトトロ」を思わせる。 |
(劇場版)
・パンダ・コパンダ |
1973年 |
・山ねずみロッキーチャック
・けろっこデメタン
・バビル2世
・ジャングル黒べえ
・ミクロイドS
・ドラえもん(旧)
・ワンサくん
・荒野の少年イサム
・新造人間キャシャーン
・ゼロテスター
・空手バカ一代
・ドロロンえん魔くん
・ミラクル少女リミットちゃん
・エースをねらえ!
・侍ジャイアンツ
・キューティーハニー(情報提供のあった作品)
・冒険コロボックル
|
「ガッチャマン」に影響されたのか、
SFメカものが増えてきた年。
「バビル2世」は原作は超能力
アクション物だが、アニメ版は
メカ設定を強調している。ちなみに
同作品は「チャッピー」の後番組で、
その後に異色の魔女っ子「リミット
ちゃん」(サイボーグという設定)に
続く。いかに、この年がメカづいて
いたか分かるというものである。
永井豪作品も、「えん魔くん」や
「ハニー」が次々にアニメ化、
調子づいている。
なお、「ドラえもん」はもちろん、
現在放送中のものとは違う作品。
何でも、男声の体育会系口調の
ドラえもんらしいが、それだけ聞くと
実に違和感を感じる。主題歌も、
音頭や演歌調のノリだったが、
人気が出ずに短命に終わった
ばかりか、しばらく、藤子ものは
途絶えてしまう。
一体、どんな内容だったのか、
実に気になるところ。 |
(劇場版)
・マジンガーZ対デビルマン
・パンダ・コパンダ
雨ふりサーカスの巻 |
1974年 |
・アルプスの少女ハイジ
・魔女っ子メグちゃん
・星の子チョビン
・ダメおやじ
・小さなバイキングビッケ
・昆虫物語新みなしごハッチ
・ゲッターロボ
・ゼロテスター地球を守れ
・グレートマジンガー
・破裏拳ポリマー
・宇宙戦艦ヤマト
・ジムボタン
・はじめ人間ギャートルズ
(〜76年)
・てんとう虫の歌(〜76年)
・カリメロ
・チャージマン研!
・柔道賛歌
・ウリクベン救助隊
|
「マジンガーZ」が放送終了。
そして、新たなロボット「ゲッター」
と「グレート」が誕生した年。
この年の空手ブームは、アニメでは
「破裏拳ポリマー」を生む。
そして、松本零二の初アニメ
「宇宙戦艦ヤマト」は短命に
終わったが、後のブームの
起爆剤を内包していた。
ちなみに「ヤマト」の裏番組が
「ハイジ」であったことは有名。
「ハイジ」から名作ものの流れが
生まれる。 |
(劇場版)
・マジンガーZ対暗黒大将軍 |
1975年 |
・フランダースの犬
・みつばちマーヤの冒険
・ラ・セーヌの星
・ガンバの冒険
・勇者ライディーン
・少年徳川家康
・ゲッターロボG
・宇宙の騎士テッカマン
・ドンチャック物語
・元祖天才バカボン(〜77年)
・わんぱく大昔クムクム
・タイムボカン
・UFOロボ グレンダイザー
(〜77年)
・鋼鉄ジーグ
・アンデス少年ペペロの冒険
・草原の少女ローラ
・アラビアンナイト
シンドバットの冒険
・一休さん(〜82年)(詳細不明タイトル)
・まんが日本昔ばなし
(テレビ朝日版)
|
前年に比べ、ロボット物は作品数も
倍増。これから、ますます発展する。
他には、「ガッチャマン」以来、
「キャシャーン」「ポリマー」「テッカ
マン」と着実にSF物を製作している
タツノコプロが、「タイムボカン」で
SFギャグという新分野を開拓。
また、冒険ファンタジーものが
多い年とも言うことができる。
NOVAが物心ついた年で、実に
なつかしい作品が多い。 |
(劇場版)
・グレートマジンガー
対ゲッターロボ
・グレートマジンガー
対ゲッターロボG
空中大激突
・宇宙円盤大戦争 |