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●はじめに(2005年11月4日) 本記事は、ウルティマ・オンラインは扱っていません。オフラインの旧作パソコンゲームの方です、念のため。 NOVAにとって、「ウルティマ」シリーズは、名前だけ聞いて、いつかプレイしたいRPGの筆頭に上がっていました。 最初にその名を聞いたのは、1984〜85年(正確な時期は覚えておらず)。Vの日本語版が出て、パソコン雑誌で話題になっていた頃でした。ケイブンシャの「〜大百科」シリーズの一冊で、ウィザードリィとともに代表的RPGとして紹介されていたのが、初遭遇だったと思う。 その後、ゲームブックにもなり、ファミコンにもV(87年)やW(89年)が移植され、スーファミのY(91年)まで、プレイする機会がありましたが、 自分が長らくパソコンを持っていなかったこともあり、コンシュマー機でのサポートが順調だったウィザードリィに比べれば、縁の薄いゲームでした。 そして、2000年にPCを初購入した頃、ゲーム店で「ウルティマ・コレクション」(1〜8までの総集編。現在は、9もセッティングされているようだが)を見つけ、即購入。 で、当時、作り始めたホームページ「ホビー館」のコンテンツとして企画だけは立てていたんだけどね(苦笑)。 コンシュマーゲームに比べて、パソコンゲームはやり慣れておらず、そのままずるずる時を経るばかり。ゲームよりも、ホームページ作成の方に夢中になっていたから、というのも理由。 結局、パソコンゲームを本格的にやり始めたのは、2002年から。ウルティマとほぼ同時に購入した「バルダーズ・ゲート」です。そちらはスローペースながら、記事書きとあいまってプレイも堪能でき、「アイスウィンド」を経て、現在の「POR」に至っていることは、この記事をお読みの方なら、先刻ご承知のとおり(NOVAのサイトで、RPGに興味がなければ、この記事を読んでいないでしょう?)。 その中で、「ウルティマもいつかやらないとなあ」という思いだけがひしひしと募りつつ、今日に至ったと。 何故、今かといえば、「POR」がそろそろ終わる目処がついたから(と言っても、年内はかかるだろうけど)。どうも、何か一つ終わる直前に、違うことを始めたくなるのがNOVAの性分のようです。 ただ、ここで同じD&D系作品を始めてしまえば、「POR」が終わらなくなってしまうのは、過去の経験から明らか。終盤のプレイに疲れたときに、ちょこっと寄り道して、すぐに戻ってこれる作品が今のタイミングではふさわしい、と。
そこで、白羽の矢が当たったのが、ウルティマの第1作です。 |
●2005年11月4日(金)・プレイ開始
旧パソコンで、ちょっとだけ試しプレイしていたウルティマ1。 当初のステータスは、HP150。1けたから始まるD&D関係のゲームをやっていると、かなり強そうに思うわけですが、本作ではまだまだヒヨっこ。 |
●2005年11月4日(金)・ドラシュ山の鉱窟 ブリティンの町から少し東に進むと、ムーンの町。その近くの山に、最初のダンジョン「ドラシュ山の鉱窟」があります。
それでも、総じてフィールドよりは楽に進みます。と言うのも、ダンジョン内では食料がほとんど減らないから。HPだけ気にしていればいい。おまけに、ダンジョンから出ると、「ごほうび」なのかHPが回復してくれる。ダンジョンをぶらぶら歩いて、適度に外に出れば、HPもいい感じに増えてくれるわけで、仕組みが分かれば順調に成長してくれます。 |
●2005年11月6日(日)・海を越えて
北の探索を一通り終えて、南へ向かおうとする時空戦士Avan。 南で見つけたダンジョンは、「疑惑のダンジョン(ダンジョン・オブ・ダウト)」「死の目覚め(デスズ・アウェイクン)」「失われた洞窟(ロスト・ケイヴァーン)」そして、「ドラシュ山の鉱窟2」。2って何だよ、2って。手抜き感満載のネーミングに呆れる一方で、どこもかしこも変わり映えのしないダンジョン群に、フーッとため息。全部をマッピングして探索するのは、さすがにうんざりです。 このままの勢いで、南の海を越えて、新しい大陸「ランド・オブ・ダーク・アンノウン」に旅立つことを決めたAvanでした(つづく)。 |
●2005年11月9日(水)・まさか! の主人公交代 最後の望みを賭けて、世界中を駆け巡り、シャトルを売っている店を探し求める時空戦士Avan。 しかし、ダメでした。 どうして、お店にあった品物がなくなったのか。バグなのか、それとも4つの石を手に入れる前にシャトルを買っておかないと店頭から消える仕様なのか、よく分かりませんが、このままではゲームが進みません。 まるで、ドラクエUで「邪神の像を捨ててしまって、攻略不能になった」ことに匹敵する大惨事です。 こうなったら、NOVAにできることはただ一つ。 時空戦士Avanは、こうしてモンディン討伐の使命を断念し、「立て札教の教祖として一生幸せに暮らしました。めでたしめでたし」と、終わらせる(爆)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ……さすがに、それじゃあ納得できません。 ……ということで新キャラ作成。時空戦士Avanの魂を引き継いだ息子の小avanです。aが「小文字」になっているのがポイント。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
どうせ、後で能力値はMAXになるんだから、と適当に数値配分して作られた小avan。 |
●2005年11月12日(土)・時空を越えた決戦 地球へ戻った真・時空戦士にして、スペース・エースのavanは、その足でロード・ブリティッシュ城に入ります。 そこで、「私は鍵を持っているよ♪」なんて、変な歌を歌っている道化師だか、吟遊詩人だか分からない人に対して、レーザースナイパー! ドシューーンッ! と、後の聖者候補にあるまじき凶行を働きます(爆)。 そして、鍵を奪った時空犯罪者avanは、群がる衛兵どもをレーザースナイパーで撃ちつつ、鍵を使って牢獄の扉を開き、中に囚われているプリンセスJuliaをさらい、そのまま、場外に逃走します。 ……何だか、非道い話だ(苦笑)。 でも、こうしないとプリンセスがタイムマシンの在り処を教えてくれないんだよね。 avanの名誉のために付け加えておけば、レーザースナイパーは致傷モードではなく、麻痺モードで撃ちました。それが証拠に、もう一度城に入れば、道化師や衛兵は何事もなかったかのように復活していますから(笑)。プリンセスまで、ちゃっかり牢屋に戻っているし。 ともあれ、「大陸の北西にタイムマシンがあるの」というプリンセス情報に従い、飛んでいくと、そこには最終決戦への扉とでも言うべき、タイムマシンが置かれていました。
次に、シャミノ王のところに行って、白の石GETのためのクエスト「バルロンを倒せ」を果たしてきます。 ともあれ、スペースシャトルとか、タイムマシンとか、本来中世風の文化レベルだったソーサリア世界の技術を凌駕したマシンを使いこなせるのは、異世界から来たヒーローだけ。真・時空戦士avanにかかる期待は大きいわけです。 ……以上、設定を再確認している間に、1000年前のモンディンの城に到着しました。いきなり、目の前にモンディンがいます。最終決戦の開始だ!
レーザースナイパー! ドシューーンッ! ビシューーンッ! バシューーンッ! ズシューーンッ!……
そこっ! チッ! 当たれッ! させるかッ! 一撃で仕留めてみせるッ! 行け、フィンファンネル…… 宝珠に触ると強烈なダメージを受けました。「一体、何するねん、こんのやろ〜〜!」と、聖者候補にあるまじき下品な言葉遣いで、怒りのままに宝珠を地面に叩きつける真・時空戦士avan。 |
●後書き 1週間〜10日足らずで、無事終了。 いや、途中、主役交代した辺りで、無事とは言わないような気もするけど(苦笑)、それでも何とか終わりました。まだ、風邪も完治してない中で(今年は意外と長引くなあ)、さほど無理をすることもなく。
で、感想だけど、ずっとウルティマはドラクエに与えた影響が大きい、と知識では知っていたけど、実際にプレイすると、FF(ファイナルファンタジー)に与えた影響の大きさを実感した次第。
続編の「ウルティマ2日記」は、すぐに立ち上げますが(一応、興味に任せて、すでにプレイは開始した)、 |