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●はじめに(2005年11月13日) ウルティマ1を2005年11月に始め、積年の願いだった日記とともに、10日足らずで終了。 勢いに乗って、続編のウルティマ2をスタートさせました。 もっとも、先に「POR ミス・ドラノーア攻略記」を終わらせる誓いを立てているので、こちらの終了は来年初めになる、と思います。
それはともかく、「ウルティマ2」という作品について、基礎情報を振り返ってみると、 もちろん、古いゲームですから、壮大な設定も、グラフィックや容量の少なさで表現しきれていないとは思うのですが、その辺りはこちらの想像力で補って、いざプレイ開始と。 |
●2005年11月13日(日)・時空神官Avan再び キャラクター作り。 ……セーブしたスタート地点にまで戻って、気持ちを切り替えます。 |
●2005年11月16日(水)・輪廻転生の果てに ロード・ブリティッシュに挨拶に行った時空神官Avan。 ロード・ブリティッシュ「おお、よく来た。金貨50枚と引き換えに、HPを300点上げてやろう」 ロード・ブリティッシュ「おお、よく来た。金貨50枚と引き換えに、HPを300点上げてやろう」 次に、城下町のポート・ボニフィスで、食料を購入に向かいます。 フィールドでのモンスター退治が効率悪いことは前作で学習していますので、ダンジョンを探します。 そりゃ、まあ、そうです。本作から「松明」か「ライトの呪文」が必要なことは、すでに分かっておりますとも。しかし、あえて暗闇の中に、足を踏み入れてみる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ……とにかく、食料代が92ゴールドもする世界では、プレイ継続が困難です。このゲームの物価は、キャラのカリスマに左右されますので、次はカリスマを上げないと。ついでに、素早さも上げて、武器はメイスぐらい使えるようになりたい。「筋力(STR)」と「体力(スタミナ)」重視で作ったキャラでは、上手くいかないのを悟り、キャラの作り直しから始めます。 こうして、前作から数えて3代目となったAVAN。今度は、全て大文字です。通称は「キャピタル・アバン」。キャピタルは「大文字」と「資本主義」の掛け言葉。やはり、金は重要です。ということで「キャピタルAVAN」、略して時空神官キャバンの冒険が始まりました。 最初に行うのは、武器と防具の調達。よし、メイス装着。よし、レザーアーマー装着。OK。「ダガーと服」という一般市民ルックで飢え死にした父親より、よほどマシな
冒険者スタイルだ。 そうしているうちに、魔法使用のできる「スタッフ(杖)」をモンスターが落としてくれ、準備OK。父親が飢え死にしたタワーに向かいます。今度は、明かりもついて、ルンルン気分で迷宮探検。 この時点で、NOVAは考えます。
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女戦士らしく、グラフィックも萌え要素の高いものになっているかなあ、と期待はしてみたのですが、シクシク。前作と全く同じ、ドラクエ1勇者似の鎧戦士でした。まあ、ドラクエ3みたいに男装した女戦士ってことにしておきましょう。
ともあれ、マンチキン魂と萌え要素を注ぎ込んだ、このキャラが上手くいかなければ、後がありません。プレイ意欲が大きく削がれ、本作をクリアすることも困難になる、いわば最後の希望、それがIrianです。 キャラの輪廻転生の果てに、ようやく収支決算が赤字から黒字に転向したことで、ホッと胸をなで下ろすプレイヤーNOVAでした(つづく)。 |
●2005年11月18日(金)・海への道 初代Avanは、モンディン討伐を志すも、シャトルが入手できず、立て札教の開祖として一生を過ごしました。 ……う〜ん、こうしてまとめると、何となく壮大なファンタジー物語をつむいでいるような気がする(^^;)。 さて、もう後がないIrianの物語ですが、HP&食料の消費・購入の収支決算は赤字を免れたものの、微妙に黒字
ってだけで、おおむね横ばい状態。モンスター退治による経験値だけは、少しずつたまってきます。 「ウルティマ・コレクション」のディスクに収録されている本作の攻略ヒントによると、序盤の理想的な攻略順番としては、 1.ブルータッスル(青い飾り)を手に入れろ。 ……といった感じになっています。 ともかく、街の入り口にいる衛兵を攻撃! 12ポイントのダメージ! あわてて街から逃げて、もっと倒しやすい的を探します。 いろいろ試行錯誤の末に答えはあっさり出ました。
気分爽快さの反面、これまでの地道なプレイが物悲しくなります。キャラ作りに失敗したか? と思い悩んで、マンチキンに走っていたのに、船を手に入れるだけで、キャラの強さに関わらず、敵をあっさり吹っ飛ばせるようになるとは……。それもこれも、敵の船の上でBキーを押す、というだけの操作で。 あまりにも簡単な答えを知ることで、「今までの苦労は何だったんだよ!」って気分を久しぶりに感じた状況で、それでも格段にプレイが楽になったことを喜ばしく思いつつ、Irianは海に出ます。 |
●2007年7月26日(木)・久々のプレイ 2005年の年末頃にプレイを始めて、ずいぶん長く停滞していた「ウルティマ日記」でございます。 いや、本当は、PORを終えてから始めた「邪悪寺院」のプレイに飽きたら、こちらを終わらせようか、と目論んでいたんです。予定では、2006年1月には終わるはずでした。 まあ、それ以外にも、リメイクされた「ファイナルファンタジー」にハマッていた事情もありますが(苦笑)。 ともあれ、「女戦士イリアンの魔女ミナクス退治」の物語を、ようやくにして再開の運びとなりました。 ……前置きはこれぐらいにして、実際のプレイ報告。 はい、ただの単調作業の繰り返しです。 攻略ヒントによれば、「金を稼いだ後は、アフターマスのパイレーツ・ハーバーでロケットに乗って、宇宙に向かえ」とのこと。 プレイが順調に進めば、次の記事で、宇宙に向かっていることを願います。(つづく) |
●2007年7月28日(土)・時空を越えた決戦
2 ニュー・サン・アントニオの街で、「防御の指輪」を売ってくれる人を探すのに、苦労します。 ……何だか、昔、「ラダトームの町」で太陽の石を探すのに苦労したことを思い出しました。 ともあれ、「防御の指輪」をGETして、「クイックソード」を装備できるぐらいに能力値もアップして、いよいよミナクス退治の準備が整いました。 いざ、「伝説の時代」へGO!
タイムドアを抜けて到着した地点。その北の山の向こうには、いるわいるわ、デビル、デーモン、バルロンといった強敵モンスター軍団が。ここから先は、船が使えないので、自分自身の戦闘能力だけが頼りです。 玉砕しました(シクシク)。 何だか、眠りの呪文をかけられて、周りを取り囲まれて、ボコボコにされてしまいましたよ。 ここは、兵法の極意を使うとします。 すなわち、三十六計、逃げるに如かず! いわゆる戦略的撤退って奴ですな。狙うは、ミナクスの首、ただ一つ。それ以外の敵とは極力戦わず、戦力を温存すべし。 もちろん、敵はそう簡単に逃がしてくれませんので、こちらも時空戦士らしい大技を使うとしましょう。それはアイテム「奇妙なコイン」を触媒に、Nキーを利用した「Negate」の魔法。ネゲイト(無効、
消去、拒絶)と発音するのが正解なんですが、何となく、「逃げてえ」と読みたくなります。 ……ということで、こそこそとミナクスの城に潜入成功。 さあ、入った城で、ミナクスを探します。さすがに、城の中の警戒は、外に比べると、甘いもの。時々、近づいてくるモンスターを倒しながら、奥へ奥へと向かいます。中央の玉座にはミナクスはおらず、右上部で発見しました。 「ミナクスちゃん、見〜っけ♪」と、馴れ馴れしく声を掛けながら、クイックソードで切りつけます(笑)。 あ、テレポートして逃げた。 「またまた、見〜っけ♪」と歌いながら、もう一度、クイックソードでザックリ。 また、テレポートして逃げました。 三十六計、逃げるに如かず! は、こちらの専売特許ではなかったようです。やるな、ミナクス。
ええと、場内には、いたるところにダメージ・バリアが仕掛けられていて、ミナクスを追いかけている間に、どんどんダメージを受けていく、という仕掛けになっております。 ミナクスの仕掛けも相当いやらしいですが、こちらも準備は万端に整えています。 備えあれば憂いなし! ということで、城の右上と左下に次々、テレポートして逃げ回るミナクスを、こちらもどんどん追い掛け回して、切り刻んでいきます。 やがて……とうとう魔女ミナクスは力尽きてしまいました。 エンディングメッセージは、ロード・ブリティッシュのお褒めの言葉と、庶民の歓声による出迎え。 しかし、勇者の旅は、まだ続きます。 (ウルティマ2日記 これにて終了。ウルティマ3日記につづく) |
●後書き 1年半かけて、ウルティマ2も終了。 まあ、中断期間が長かったため、実際のプレイ時間は10日ほどでしたが。 当初は、「効率のいいプレイ方法」がよく分からず、キャラの能力値をいろいろ調整したりなど、苦労してましたが、「船の入手」から後は、単調作業と化していたなあ。 「世界地図」と「時空移動」というアイデア自体は、ものすごく面白かったですが、そこに詰め込むストーリー要素が薄かったのが気になりました。 記事としては、中断期間が長かったせいで、興味の維持という点で断絶してしまった、のが気がかりでしたが、まあ、その時、その時だからこそ書けるネタ(ズバーンとか、セブンXとか……)も盛り込んで、自分らしい記事にはなった、と思います。
ゲームとしては、次のウルティマ3から、パーティー制導入ということで、新たな興味を持って立ち上げるつもり。 |