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●はじめに(2007年7月29日) 途中のブランクが長かった「ウルティマ2」も昨日ようやく終了。 そして、シリーズ初のパーティー制を採用した「ウルティマ3」に突入です。
さて、作品について基礎情報を振り返ってみましょう。
特撮アニメ以外のネタを、ネットで探してみると、おお「参議院選挙で、初の比例代表制が導入」されたそうな。何てタイムリー(本日は、参議院選挙の日だったり)。
個人的にも、この時期に、NOVAはパソコンに興味を持ち始めたものの、当時の高額な機械を購入できる環境にはなく、ただただ雑誌の立ち読みで情報だけ得ていた中学時代でありました。 |
●2007年7月29日(日)・今回はパーティー制だ! まずは、キャラクター作りです。 職業は、これまでの「戦士」「魔法使い」「僧侶」「盗賊」に加えて7種類。 ・パラディン:僧侶魔法の使える騎士 これらの種族・職業の組み合わせで、4人のキャラを作るのが楽しいんですね。 とりあえず、ウルティマ1から勇者Avanを召喚。彼には、「人間のパラディン」を務めてもらいます。 それでは、キャラ作成も終わって、早速プレイを開始するのでした。(つづく) |
●2007年7月30日(月)・ダンジョンと、戦闘と ウルティマ1では、HPを上げるためには「ロードブリティッシュに金を払う」か、「ダンジョン探索をする」という作業が必要でした。また、能力値アップには、「立て札に祈る」ことが必要と。 で、ウルティマ3では、どうなるか? ダンジョンに入ると、当然、真っ暗です。ええと、松明はどこでGETできたかな? と考えてから、思い直します。 ダンジョンを歩いていると、敵出現。 前衛の攻撃もいまいち当たらないので、結局、主戦力は魔法使いのNOVAということになってしまいました。 こうして戦闘システムを理解しながら、ダンジョン探索を続けます。 他にも、モンスター退治していると、弓矢を落としてくれたり、チェーンメールを落としてくれたりして、ラッキー♪なんて一幕も。これで、装備は労せず、そろった感じ。 でも、経験値のほうがたまりません。 |
●2007年7月31日(火)・ユーと、ムーンと、グレイと ブリティッシュ城から西に向かうと、森の中に「ユーの村」があります。
あと、気になるのは、村の南東部に「聖なる祈りの場所」があるのですが、どうやって祈ればいいのか分かりません。ちょっと、ネットで調べる必要がありそうです。 当面、「ユーの村」でできることはなさそうなので、さらに西に足を伸ばします。 人々の情報では、「隠された街ドーン」の存在が分かりました。そのうち、向かうことにします。 さらに余裕があると思ったので、次は南に向かいます。 それでも、何とか、大陸南西にある「グレイの街」に到着します。 その後、街の片隅に入ってみたら、そこは盗賊たちの「隠し倉庫」。 「おい、そこで何してやがる?」と、おっかないお兄さんたちが、すごんで来ます。 「いや、単なる通りすがりなんですけど」と、こちらの言い訳は聞いてくれずに、いきなり戦闘。 命からがら街の外に逃れたら、外でもモンスターがたむろしていて、まあ大変。 やはり、金と経験値が欲しい、と思いつつ、「ペリニアン・デプス」にこもって修行を決意しました。(つづく) |
●2007年8月6日(月)・ちょっと、ファミコン版の話も 「ウルティマ3日記」をここまで書いてきて思ったこと。
どうも、キャラへの感情移入度が1や2の時よりも下がっている気がするので、この辺で、キャラクターシステムについて、振り返ってみようか、と思いました。 あと、ファミコン版の職業とも比べてみると、 ・イリュージョニスト→魔女(女) ともあれ、最近、ウルティマ3をやりながら、いろいろと攻略サイトをチェックしたりもするんですが、「ファミコン版はクソゲー」という評判をしばしば聞きます。 三十六計、逃げるに如かず! なのに……(つづく) |
●2007年8月8日(水)・ダンジョンを越えて さらにレベルアップして、Avanがレベル20、NOVAとCarrotはレベル15で、Irianもレベル12。 さすがに、敏捷性がMAXだと攻撃もめったに外さないし、盗賊の罠外しもめったに失敗しない。非常に気分よく、プレイできます。 ……途中、「グレムリンの巣」みたいな場所があって、食料を盗まれたりします。 それでも何とか無事に、地下8階まで下りて、「力の印」を体に焼き付けます。ジュッ。 次に向かうは「蛇のダンジョン」。 さて、これで4つの印を体に刻み付けた4人の勇者は、タイムロードに面会に行くことになります。 「時のダンジョン」を探索していると、地下2階に「グレムリンの宝物庫」なんて場所がありました。 で、ダンジョン最下層でタイムロードと遭遇。 ともあれ、タイムロード・ホークウインドのメッセージをしっかりメモして、「時のダンジョン」から帰ることにします。 次回、決戦の時!(つづく) |
●2007年8月9日(木)・決戦! エクソダス ついに最終章です。
次作だと、逃げまくることで「勇敢さ」の徳が下がってしまうデメリットがありますので、多用はできないでしょうが、本作ではまだ徳の概念がありません。すなわち、「ラスボス・エクソダス退治のためには、何をしても許される!」という仕様。 ともあれ、今はエクソダスとの決戦に集中しましょう。 まず、最初の難関。 って、止まらないよ。 その後は、城の奥に向かうわけですが、真っ直ぐ、正面突破しても、エクソダスの間には行き着けません。
……何だか、逃げてばっかりのような気もしますが、ここまで来てレベルアップしても仕方ない(HPアップのためにはロード・ブリティッシュ城に帰る必要がある)ため、無駄な戦いを避けるのが知恵というものです。ウルティマって、そういうゲームなんですね。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 気がつけば、我々はデス城の前におりました。 気が付くと、そこはロード・ブリティッシュ城でした。 こうして、オールド・ウルティマ、暗黒期3部作の物語は終了しました。 (ウルティマ3日記 これにて終了。ウルティマ4日記につづく) |
●後書き ウルティマ2の後書きで、「すんなり終わる保証はできない」と書いたけれど、すんなり終わりました。2週間足らずで。 前作までは、攻略本は読んだものの、より細かい情報の書かれた攻略サイトのお世話にはなっていませんでした。 が、今回は、ファミコン版との違いを確認することがきっかけで、攻略サイトをいろいろ参照。 その分、あまり苦労することもなく、クリアできたなあ、と思います。
昔から、ウルティマは「フィールド型RPGの雄」として、同時期に展開していた「ダンジョンRPGの雄」ウィザードリィと、ライバル的立場として語られ続けてきましたが、 そして、ウルティマが「ドラクエをプレイした一般ゲーマー」にあまりウケなかった理由も、改めて納得。 で、ウルティマが目指した会話による情報収集と、広い世界の探索は、4以降にぐっと進化していくわけですが、そちらはそちらで、じっくり楽しんでいこうか、と。
最後に、昔のウルティマ・プレイヤーの回顧録を読んで、感じ入ったこと。 |