部品4画 | ||
壬① (ジン) |
甲骨文 |
象形。字統は工具の形で、工の中央に膨らみのある、鍛冶の台だとする。漢字源は、中央の膨れた糸巻き、または妊婦の姿とする。 康煕字典に漢字として掲載。士部1画だが士との関係はない。日本では人名用漢字。 十干の一つとしても使われる。「みずのえ」。 使われる字:任 妊 |
部品4画 | ||
壬② (テイ) 康煕字典 |
甲骨文 小篆 |
会意。土盛りの上に人が乗った形(甲骨文字辞典)で、上方へ伸びあがろうとする人を表す。 望・聖・呈・廷などの字の部品として、「のびあがる」意や「テイ」の音を表したが、のちに形が「王」や「壬①」と混同され、康煕字典の形(中央の横画が下のものより短い)は使われなくなった。 望・聖・呈の各字は、現代では「王」の字形に従っているので、王②のページに記載した。 康煕字典に漢字として掲載。土部1画。 使われる字:廷(庭) 淫 関連する字:毀 同源の部品:王② |