部品4画
「道」
康煕字典
「道」小篆
しんにょう(二点しんにょう)。元は
という漢字だった。これは彳(道の形)と止(足の形)からなり、道を行くという意味。
康煕字典では、左の道の字のように、すべてが「二点しんにょう」で表記されているが、より古い資料で一点しんにょうで書かれているものも多い(「干禄字書」等)。
常用漢字表では、当初は一点しんにょう(
)のみが明朝体の通用字体とされたが、2010年に追加された漢字のうちしんにょうを持つ3文字(
遡・遜・謎
)のみ、二点しんにょうが通用字体、一点しんにょうが許容字体とされている。
「しんにょう」の名は「之繞(しにょう)」の音便から。「しんにゅう」とも呼ぶ。
二点しんにょうを部品とする字:
遡
遜
関連する部品: