部品6画
此
(シ)
(これ)
甲骨文
止
+
ヒ
③
字統は止を声符とする形声とし、ヒは牝(めす)の初文で、めすの獣の性器を象るという。此は、細小なるものを意味するという。
説文解字は止とヒの会意とし、漢字源は止と比の会意とする。
いずれにせよ原義は忘れられ、之(シ)の仮借により、「これ」「この」という代名詞として使われる。
康煕字典に漢字として掲載。止部2画。日本では人名用漢字。
此を部品とする字:
紫
雌
[柴 些]