| 漢検準2級 | ||
| 尼 ニ あま  | 
		小篆  | 
		 字統と漢字源は会意とする。説文解字はヒを声符とする形声字とし、「後ろから人に近づく」意だとする。 字統も、前の人(尸)の後ろから別の人(ヒ)がもたれる形で、もとは「男女のこと」を示す字だったという。 孔子はあざなを仲尼といったが、これは母親が「尼山」に祈って授かったからだといわれている。 中国に仏教が伝来したのち、女性の僧を意味する字として使われてきたが、字統は「最も不適当な使い方をしたものである」という。 ・尸部2画。 使われる熟語の例:尼僧 修道尼 尼寺 尼を部品とする字:泥[昵]  |