漢検準2級 | ||
賓 ヒン 旧字体 |
甲骨文 小篆 |
説文解字は形声とし、「敬う相手」という。 甲骨文・金文は宀+万などの形。字統は会意文字とし、万は廟中に捧げる犠牲の下半身、賓はさらに呪器としての貝を加えた字という。もとは客神を賓として迎えることを意味したという。 甲骨文字辞典は、万は人体の象形で、祭祀の様子を表した字とする。 万はのちに「」の下部と同様の形となり、新字体では「歩」の下部と同様となった。 あとで追加された貝が部首となっている。 ・旧字体は貝部7画、新字体は8画。 使われる熟語の例:賓客 来賓 迎賓 |