漢検準2級
逸
イツ
旧字体
金文
兎+
会意。右上部は本来、「
免
」(メン)ではなく[兎](うさぎ)とされる。説文解字に「失也」とあり、「うさぎは逃げるのが得意である」と説明がある。
「逸話」の語は、「世にあまり知られていない話」の意という(大漢和辞典)。
兎が冂(境界)のうちに捕らえられ、逸脱することができぬ意の字が[冤](エン、冤罪)である(字統)。
・新旧字体とも
部8画。
使われる熟語の例:逸話、逸品、逸失、後逸