漢検準2級
缶
カン
罐
旧字体
「缶」
甲骨文
「罐」
小篆
缶+
缶は本来、「ほとぎ」と呼ばれる腹が膨れた土器を表す象形文字で、説文解字に載る。音はフウ・フとされる(大漢和辞典の引く集韻)。
罐は缶+
の形声字で、音カン。器やつるべを意味する。
罐がオランダ語のkanに当てられて罐詰の字に使われ、日本では、缶の字体がカンの読みとともに常用漢字に採用された。
・缶は部首字(ほとぎ)。罐は缶部17画。
缶を部品とする字:
鬱