| 漢検準2級 | ||
| 享 キョウ (うける) |
甲骨文 「 説文篆文 |
象形。甲骨文・金文では、京(楼門、高楼)に近い建物の形とされる(字統)。 説文解字にこの字は載らず、異体字の「 また、[亨](コウ)は元は享と同字だったとされる(字統)。 字統は、 下記の享②、享③は、小篆以前は別の字体だったが、隷書で省略されて享と同形となった。 ・亠部6画だが分解できる字ではない。 小篆以前の「享」の字体を部品としていた字は、常用漢字には無い。 |
| 部品8画 | ||
| 享② | 「孰」 甲骨文 「孰」 小篆 |
「孰」の小篆を見ればわかるように、この部品は「享」(上記)の説文篆文に「羊」が加わった形となっている(ただし、「孰」については、この部品の本来の形は 説文解字はこの部品を漢字として掲載し、「孰也」と解説する。 のち、隷書の段階で羊が省略され、「享」と同形となった。 孰の甲骨文を見れば、「享」の部分と人がほぼ同じ大きさになっており、のちに食肉である「羊」も加わっていることから、享②は「かまど」または調理器具であるとする説が妥当と思われる。 享②を部品とする字・部品:[淳 惇 醇 諄 敦];孰 |
| 部品8画 | ||
| 享③ | 「郭」 小篆 |
「郭」の左側の部品。小篆では、 享や享②とは小篆の字体が異なるが、隷書では省略されて同じ形になった。 享③を部品とする字:郭 |