漢検準2級


キョウ
(うける)
kyouraku.png(805 byte)
甲骨文

kyourakusetumontennbunn.png(654 byte)

kyourakuitai.png(311 byte)
説文篆文
 象形。甲骨文・金文では、(楼門、高楼)に近い建物の形とされる。しかし「孰」の甲骨文では、人と比較して「かまど」程度の大きさしかないことから、調理器具と解する説もある。
 説文解字にこの字は載らず、異体字の「kyourakuitai.png(311 byte)」の篆文として左の字が載る。下半部が「」に近くなっている。この字は「」の部品kougannakami.png(858 byte)の上下反転の字とされる。
 字統は、kyourakuitai.png(311 byte)は金文では先人を祀るときの祭祀用語として使われているといい、祖先に食べ物を進上することを意味するもののようである。
・亠部6画だが分解できる字ではない。
  享を部品とする字・部品:[淳 惇 醇 諄 敦 槨];