小学5年
厚
コウ
あつい
甲骨文
小篆
厂
+
会意。
は説文解字によると「
享
」の異体字
を上下逆転した字で、字統は享の義を受けて、酒食で神をもてなすこととし、厚礼の意となるとする。厂は廟屋の屋根だとする。
漢字源は「
高
」の反転に従い厂はがけだとして、土が分厚く溜まった崖を意味するとする。
甲骨文字辞典は、厂は
石
の初文であり、厚の原義は「重厚な岩石」と推定する。
は厚の字義にあまり関与しないので、厚は形声字ではないかとする。
・厂部7画。