漢検準2級
繭
ケン
まゆ
康煕字典
甲骨文
(字統)
小篆
糸
+
虫
+
会意。糸と虫(かいこ)と桑の葉を合わせた字。上部は甲骨文でも分かるとおり、「くさかんむり」ではない。小篆の段階では形が
③に近いので、そのように見なす。部首に注意。
王や諸侯の妃が儀礼として養蚕をすることは、中国では古くから行われていた。
現代日本では、人名以外ではほとんど使われない字。
・康煕字典体は糸部13画、新字体は12画。
使われる熟語の例:繭糸