漢検準2級 | ||
屯 トン (たむろする) 康煕字典 |
甲骨文 小篆 |
説文解字は一②+と見て、「難也」とし、「草木の芽生えはじめの際に、曲がって難儀するようすに象る」という。漢字源もこれに従う。 字統は、甲骨文の形や用例から、「織物の縁(へり)飾りの象形」とし、「純」の初文という。 甲骨文字辞典は、へりかざりの用法が確認できず、「春」の初文に使われている(声符)ことから、木の芽の象形が妥当だろうという。 大漢和辞典(修訂版)は、幼児の髪を束ね飾った形として、「多くのものを集める」の義が生じたとする。 ・部1画。 使われる熟語の例:駐屯 屯所 屯田 屯を部品とする字:純 鈍 |