漢検3級
冠
カン
かんむり
甲骨文
小篆
冖
①+
元
+
寸
会意。説文解字は「髪をしばり束ねるもので、かぶりものの総称」という。
字統は、もと「
宀
」に従うべき字で、宀(廟)のなかで、元(人の頭部)に寸(手)で冠を加える、元服の儀式を表すとする。
甲骨文を見ると、上部が宀であることがうなづける。
・冖部7画。