部品2画
beki.png(674 byte)  象形。上からかぶせて覆い隠す形。
 康煕字典に漢字として掲載。部首字(わかんむり)。
 古くからとの間で混乱が見られる。「写」は康煕字典では寫の字体で宀部の字。また「冠」や「冗」も、もと宀に従うべき字である。ほかに「冥」[冤]などに宀に従う異体字がある。
(ベキ) 金文
  冖部の字:(←寫)  
  冖を部品とするその他の字:  


部品2画
ukeru.png(743 byte)
「受」甲骨文
 象形。盤状のものを示す。古くは「舟」と同形。
  使われる字:


 
部品2画
aisuru.png(909 byte)
「愛」小篆
 象形。小篆では、旡(アイ、後ろを振り返る人の姿)の下部など、包み込む形の字画だが、楷書ではこれが変化して冖の形になった。
 「軍」の上部も小篆では同形となるのでここに入れるが、金文では形が違い、字統は旗がなびいている様とする。
  使われる字:  


 
部品2画
kokumotusyouten.png(976 byte)
「穀」小篆
 象形。おそらく、穀物の実の穂につく部分の形。旧字体では下に「一」の形が付くが、新字体では省略された。
 他の部品とセットで、kokumotuhidariuesinji.png(837 byte)またはkokumotuhikunogi.png(1297 byte)(旧字体)の形で使われる。
  使われる字: 殼


 
部品2画
hukai.png(1093 byte)

「深」
小篆
 hukaimigi.png(902 byte)の部品。小篆では、anakanmuri.png(713 byte)(あなかんむり)の形。hukaimigi.png(902 byte)は、字統によると穴の奥深いところを火をともして探ることという。
  使われる字: