漢検3級 | ||
刑 ケイ |
小篆1 小篆2 |
説文解字に独立して2種を掲げる。小篆1は罪を罰する意の会意文字、小篆2は首をはねる意の形声文字とする。 字統は、小篆1を正字とする。形声文字で、声符の井(セイ)は「首かせ」の形という。幵はかんざしの形なので無関係という。 古くは小篆1の形だったが、のちに小篆2の字と混同され、これが楷書へとつながったものと思われる。 なお、康煕字典では、常用漢字と同じ字体のものを小篆2の字として、また井に従うものを小篆1の字として掲げるほか、幵に従うものを刑の本字として載せる。 ・刀部4画。 ※筆者の論考 同じ形で別の漢字 丼と井 参照。 |