漢検3級
企
キ
くわだてる
甲骨文
①+
止
①は「ひとがしら」、止は足先の形。
説文解字は形声(声符は止)、漢字源は会意、字統は象形とする。
企は人がつま先立ちして遠くを望む形。これが企画する意に展開した。
日本語の「くわだてる」(文語でクハダツ)の「クハ」はかかとのことであり、クハダツはかかとを上げて立つ、即ちつま先立ちすることをいう。漢字の造字の意図と、日本語の語源が一致する例として知られる。
・人部4画。