漢検3級
某
ボウ
(なにがし)
金文
小篆
甘
+
木
会意。説文解字は、甘と木に従い「酸果也」すなわち梅のことだとするが、字統は金文の形から上部は「曰」(エツ)だとする。また、某が「うめ」の意で使われたことはなく、それは楳だという。
字統は、曰(祝詞の入った容器)を木の枝の上につけて神にささげ、神意を問い謀る意で、謀の初文だとする。
「なにがし」の意は、漢字源によると当て字。
・木部5画。
某を部品とする字:
謀
媒
[楳 煤]