小学3年


レイ
ライ


旧字体
reigi.png(944 byte)
小篆

reigikobun.png(813 byte)
古文

示()+②(satumigi.png(349 byte)

 形声。声符の(レイ)は、「ホウ・ゆたか」の字(旧字体「」)ではない。字統は醴酒(レイシュ・あまざけ)とし、漢字源は豆(たかつき)に供え物を盛った形とする。これらを神に供えて儀礼を行うことを礼という。
 甲骨文字辞典では、(レイ)は太鼓の象形であるtyu.png(385 byte)(チュ)と二つの玉に従うとし、甲骨文字の段階では(ホウ)と混用されていたとする。
 「礼」は新字体ではあるが、説文解字の古文に似た字体を掲げ、漢の石碑などにも古くから使われてきた字体である。日本でも平仮名「れ」の元になったのはこの系統である。しかし、「」の旁との関係は不詳。
 儒学の徳目の一つとして重視された。
・旧字体は示部13画、新字体は1画。