小学5年


ホウ
ゆたか


旧字体
yutakakoukotu.png(834 byte)
甲骨文
 象形。(たかつき)の中に穀物を盛り、豊饒な様子を表現していると見るのが一般的。
 甲骨文字辞典は、豆ではなくtyu.png(385 byte)(チュ、太鼓の象形)に木や草(hou renpouhidari.png(256 byte))を加えた形とする。
 下記の豊②(音レイ、醴(あまざけ)の初文)とは字源が異なるとされるが、甲骨文字辞典は、甲骨文の段階では混用されていたとする。
・旧字体は豆部11画、新字体は6画。
  豊を部品とする字:


部品13画
reigi.png(944 byte)

「礼」
小篆
 礼の旧字体「禮」の右側。字統は醴酒(レイシュ・あまざけ)を意味するとし、漢字源は豆(たかつき)に供え物を盛った形とする。これらを神に供えて儀礼を行うことを礼という。
 骨と合わせた體の字は、字統はもと犠牲の動物の体、漢字源は各部分が連なってまとまりをなした体、と解する。
 甲骨文字辞典では、(レイ)は太鼓の象形であるtyu.png(385 byte)(チュ)と二つの玉に従うとし、甲骨文字の段階では(ホウ)と混用されていたとする。
 使われる字:禮(→) 體(→