小学5年 | ||
豊 ホウ ゆたか 豐 旧字体 |
甲骨文 |
象形。豆(たかつき)の中に穀物を盛り、豊饒な様子を表現していると見るのが一般的。 甲骨文字辞典は、豆ではなく(チュ、太鼓の象形)に木や草()を加えた形とする。 下記の豊②(音レイ、醴(あまざけ)の初文)とは字源が異なるとされるが、甲骨文字辞典は、甲骨文の段階では混用されていたとする。 ・旧字体は豆部11画、新字体は6画。 豊を部品とする字:艶 |
部品13画 | ||
豊② | 「礼」 小篆 |
礼の旧字体「禮」の右側。字統は醴酒(レイシュ・あまざけ)を意味するとし、漢字源は豆(たかつき)に供え物を盛った形とする。これらを神に供えて儀礼を行うことを礼という。 骨と合わせた體の字は、字統はもと犠牲の動物の体、漢字源は各部分が連なってまとまりをなした体、と解する。 甲骨文字辞典では、 使われる字:禮(→礼) 體(→体) |