部品1画
hudatukuri.png(419 byte)
 成り立ちについていくつかの系統があるが、字書によって見解が異なる場合も多いため、分類せずまとめて記載する。
 説文解字は、札・乱の右側は「」の変化したものとし、乳・孔の場合は「itutubame.png(1643 byte) 」(音イツ・アツ、燕の意)に由来するとする。字統は、乱の右側は乙で糸の乱れをほぐす「骨べら」、孔は子の後頭部に穴がある形、乳は爪と孔の会意文字、札の右はsatumigi.png(349 byte)(音サツ、木の薄片。札の初文)という字とする。漢字源は説文解字とほぼ同様だが、孔については字統と同説。甲骨文字辞典は、乳の右側は「女」が簡略化されたものとする。
 礼(←禮)は新字体だが、示+satumigi.png(349 byte)の字体が説文解字に古文として載る。字源は不明。
 なお、説文解字や康煕字典に、漢字として「satumigi.png(349 byte)」(音イン・オン、「隠」の古文)が載り、「亡」はこの字と「入」の会意文字とされる。
 使われる字:     [軋 糺]