小学3年
真
シン
ま
眞
旧字体
甲骨文(古文字類編)
ヒ
①+
会意。字源に諸説ある。字統は匕をヒ②(化の初文で死者の形)、下部を「
県
」と同様の首の倒立形と見て、真は顛死の人という。漢字源はヒをヒ①(
匙
(
さじ
)
の象形)、下部を
鼎
(
かなえ
)
とみて、匙で容器にものを満たすことという。甲骨文字辞典は、ヒはヒ①(人)、下部は鼎で、犠牲の人を煮殺す様子とする。
甲骨文字辞典が掲載する真の甲骨文は、「古文字類編」にあるものと同様で、たしかに人と鼎の形であるので、冒頭の分解はこれに従う。
・目部7画。
真を部品とする字:
慎
鎮
※筆者の論考
同じ形で別の漢字
ヒと匕 参照。