漢検4級 | ||
巨 キョ 康煕字典 |
金文 小篆 「矩」 金文 |
象形。現代の「さしがね」と形は違うが、工人の使う直角定規の形。把手が付いている。[矩(ク)]の初文。矩の金文を見ると、人が定規を持っている姿がよくわかる。 康煕字典の字体は「工」を含むと認識できるが、新字体ではそれができなくなったため、現代の辞書では後述のように部首に混乱が見られる。 巨大の意味は、字統によれば[鉅]との通用義。 ・康煕字典は工部2画とする。新字体について、現代日本の辞書では、二部3画、丨部4画、匚部2画など、部首の選定にばらつきがある。 巨を部品とする字:距 拒 [渠] |