漢検4級 | ||
雅 ガ みやび 康煕字典 |
小篆 |
形声。声符の牙は鳴き声を表し、隹は鳥。すなわちガアと鳴く鳥で、カラスの類を意味した。 舞楽を舞う人の象形である夏の字に通じて、みやびやかな意味も持つようになり、「詩経」には「大雅」「小雅」の分類がある。 牙は2010年に常用漢字に追加されたため、旧字体のままの4画の字体であるが、常用漢字の雅は5画の牙を部品としており、整合が取れていない。 ・康煕字典体は隹部4画、新字体は5画字。 ※筆者の論考 「雅」はみやびやかな字ではなかった 参照。 |