小学2年
夏
+
夂
②
カ、ゲ
なつ
康煕字典
小篆
象形(会意説もあり)。小篆では頁(冠を被って威儀を整えた人)と
(両手)と夊(すり足)の合字で、舞楽を舞う人の姿を描き、文明を象徴する字であった。最古の王朝名に(おそらく後世)「夏」と命名したのも、中原の漢人文化を讃えたものであろう。中国文明を誇って言う「華夏」という語は、現代でも使われている。
のち、「
雅
」に通じて、雅が夏の意味も持つようになった。 「なつ」の意味は仮借による。
楷書の上部は
頁
の省略形と思われる。下部は夊(すいにょう)だったものが
夂
①(ふゆがしら)と同形となってしまった。
・夊(スイ)部7画
※筆者の論考
「雅」はみやびやかな字ではなかった
参照。