漢検4級
隷
レイ
康煕字典
異体字
小篆
説文
重文
祟+
+
巾
字統は上記のように解し、会意文字とする。祟(たたり)をなす呪霊をもつ獣(祟)に巾(きれ)をふれて呪霊を巾に移し、その巾を手にもたせる形で、祟・罪禍を他に転移する古代的な呪儀の方法を示す字という。こうして罪禍を移されたものを隷といい、神の徒隷として神に奉仕させられたという。
なお、字統は、
隶
字の項では、「獣尾の形と又とに従う」と述べている。
逮
字の項でも同様。
説文解字は
声の形声字とし、「附著也」(ぴたりと付き従う)という。
・隶部8画。