小学4年
芸
ゲイ
藝
旧字体
小篆
甲骨文
+
+
云
説文解字は会意として、左の小篆を掲げる。これは藝の中央の部分のみであり、甲骨文を見ればわかるとおり、苗木を植えている様子を象る。すなわち「園芸」の芸が原義である。
これにくさかんむりを付けた
の字も使われたが、漢字源によると、音ウンの別の字だった藝が、この字と似ているため混同されて、ゲイの旧字体となったとのことである。この説に従えば、「云」がついている理由がわかる。
新字体は旧字体の一番大事なところを省略した上に、昔からある音ウンの字(除草の意、また書物の虫よけに使用する香草の名)と同形になってしまっており、評判の悪い字である。
・旧字体は艸部15画、新字体は4画。
※筆者のエッセイ
東京藝術大学
参照。