小学4年 | ||
令 レイ |
甲骨文 |
+卩 会意。については、礼冠(字統)、建物の屋根(甲骨文辞典)、おおいの下に集めること(漢字源)、上から口で命令を発する様子(阿辻哲次*)など、諸説がある。下部の卩はひざまずいた人。いずれにしろ、かしこまった人に、神や王などの上位者が命令している様子であろう。 「命」は、令に口②(祝詞の容器)を加えてできた字で、もとは令が命の意味(「天命」など)でも使われた。 ・人部(ひとがしら)3画だが、成り立ちの上で人との関係はない。 令を部品とする字:冷 領 齢 零 鈴[玲 伶 羚 怜] *ウェブ記事「あつじ所長の漢字漫談52」2021.3.12閲覧 ※筆者のエッセイ 「令和」という語について 参照。 |