小学4年
老
ロウ
おいる
ふける
甲骨文
小篆
+
ヒ
②
会意。甲骨文は長髪の老人が腰を曲げて杖をついた様子の象形。「
長
」と同趣旨の字形である。
のちに加えられたヒ②は音カの字で「化」の初文。倒れた死体を表すが、ここでは「死に近づいた人」の意か。
ヒの部分は杖と手の一部が変化したものとする説もある(甲骨文字辞典)。
説文解字には、「七十を老という」とある。
・部首字。日本の字書には、
を部首(おいがしら)として分類するものもあるが、康煕字典は老を部首とする。老部の字は
参照。
老を部品とする常用外漢字の例:[耆]