小学4年
刷
サツ
する
小篆
尸
+
巾
+
説文解字は形声とし、字統と漢字源は会意とする。また、説文解字と字統は
の省略形を含むとするが、この字は大漢和辞典に「音セツ、ぬぐう」として掲げられる字で、この字の尸について段玉裁は家屋の形とするが漢字源は尻だとする。後者が正しいとすれば、
は尻を手に持った布で拭う意味となり、これに刀を加えた刷は、ヘラのようなもので削る意味だと推測される。
印刷の語に使われる理由として、字統は、「版木の上をへらではくようにするからであろう」という。
・刀部6画。