弁
ベン
辨
瓣
辯 旧字体 |
 「辨」 金文
 「瓣」 小篆
 「辯」 小篆
 「弁」 或体 |
常用漢字の中で唯一、複数の「いわゆる康煕字典体」を持つ字。 二つの辛からなる (ベン)に従う3つの旧字体と、もともと弁の形だった字の4字が、新字体で弁に統合された。 は、康煕字典に漢字として掲載。辛部7画。字統によると、原告・被告として争う二人が並んで、入れ墨用の針である辛を前にして誓約することを示す。漢字源は、二つの刃物とする。
【辨】 + 。形声。説文解字に「判也」とあり、弁別・弁証等に用いられる。 辛部9画。
【瓣】 +瓜。形声。説文解字は「瓜の中の実」とする。花弁の弁。 辛部12画。
【辯】 +言。説文解字は会意、字統は形声とする。字統と常用字解によると、訴訟にあたって原告と被告が言い争うことをいう。雄弁・弁護等に用いられる。 辛部14画。
【弁】象形。正字は 。冠の一種。左図は説文解字に載る「或体」で、両手で冠を被る様子。 廾部2画。
※筆者の論考 同じ形で別の漢字 辨・瓣・辯と弁 参照。
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