小学5年 | ||
効 コウ きく 效 旧字体 |
甲骨文 |
字統は、甲骨文・金文は交ではなく矢に従うとし、元は矢を打って曲直を正すことを示す会意文字だったとする。甲骨文字辞典も、金文において矢が字形の近い交に誤解されたのだろうという。結果的に、説文解字の言うように、交を声符とする形声文字と解されるようになった。 しかし「交」を「攵」で打つ、というと意味が通じないため、攵を力に変えた俗字が作られたようで、これが日本では新字体として採用され、結果的に偏旁とも元の字ではなくなってしまった。 ・旧字体は攴部6画、新字体は力部6画。 |