部品4画 | ||
攵 攴(ボク) |
「教」甲骨文 |
象形。手に棒や武器を持って、隣のものを打つ・責める意で、多くの会意文字に使われる。 本来は、手の象形である「又」に従うべき字であるが、第2画と第3画が分かれた形となった。 「殳」も同様の意味と形を持つ部品だが、使い分けの基準ははっきりしない。 日本では「のぶん」の名で部首として扱われるが、攴(ぼくづくり、ぼくにょう)と同字とされ、攵を部首とする字は康煕字典ではすべて攴部に含まれる。 攴を使う常用漢字はないので、この字典では攴は部品として掲載しない。 ・康煕字典に漢字として掲載。攴部。 攴部の字・部品:教 数 整 放 改 散 敗 救 故 政 敬 敵 攻 敷 效(→効) 收(→収) 敍(→叙) 敕(→勅) ;攸 攴部だが成り立ちの上で無関係の字:敏 敢 攵を部品とするその他の字:牧 務 枚 徴 微 變(→変) 條(→条) 啓 赦 形として攵を含むが成り立ちの上で無関係の字:致 徹 撤 関連する字・部品:更;殳 |