小学5年


ゼツ
たえる
たやす
たつ

zekkoukouki.png(2088 byte)
康煕字典
zekkou.png(888 byte)
小篆


danzenhidarikoukotu.png(836 byte)
甲骨文

 現代日本の楷書は上記のように分解できるが、説文解字は、糸+の会意文字とし、字義は「糸を断つなり」とする。段注本は卩(セツ)は声符とする。
 小篆では、右上の部分は「色」の上部とは異なり、刀の形である。康煕字典でも同様。現代でも、中国系サイトでは、JISにないzekkoutyuugoku.png(1020 byte)の字体(U+7D55)でないと検索できない場合がある。
 つまり、絶の右側は「色」ではないことになる。
 しかし字統は、色を声符とする形声文字で、もと「色糸」の義だという。
 左に掲げる甲骨文は、絶と判定されている。糸束()を横線で切る形で、「」の部品danzensyoutenhidari.png(1320 byte)として承継されたが、絶字においては別系統の字が使われるようになった。
・康煕字典体・新字体とも、糸部6画。