小学6年 | ||
巻 カン まく まき 卷 旧字体 |
金文 小篆 「舂」 金文 |
会意。上部は、小篆によるとさらに釆+廾に分かれる。 字統・漢字源は左の金文を載せず、字統によると、卷は釆(獣の皮)を廾(両手)での形に捲き込む意という。 だが金文では、両手で棍棒のようなものを持つ図と、ひざまずく人の形である。この右上の部品については、「舂」(ショウ、うすづく)の金文の上部と似通っているので、何らかの関係があるものかもしれない。 最下部は新字体では己の形になっており、意味をなさない。 ・旧字体は卩部6画。新字体は己部6画とする辞書が多い。 巻を部品とする字:圏[捲 倦] |