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パワーレンジャー日記U
(ロストギャラクシー編・過去ログ4)

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  2002年4月7日(日)放送分・第31話・ケンドリックスの魂

  サイコピンクがサベージソードなる強力な魔剣を入手すべく、活動開始。
   それを知った
ケンドリックスとキャシー、二人のピンクレンジャーが、止めようとする。

   他の仲間も応援に駆けつけようとするが、トラキーナ一味の足止めを受ける。

   結局、サベージソードを手に入れたサイコピンクが猛威を振るい、
     
キャシーは変身装置を破壊され、パワーを吸収されて絶体絶命。
    サイコピンクが、巨大怪人と化したその時、
      駆けつけるギャラクシーメガゾード、さらにアストロメガゾード! 

    新旧二体のメガゾードは協力してサイコピンク怪人体を撃破。

     しかし、サベージソードの暴走は止まらず、
      
キャシーはパワーを消耗し続け、
      またテラベンチャーも高エネルギーの塊に包まれる。

     その時、ケンドリックスが高エネルギーの中枢に足を踏み入れ、
       自らの身を犠牲に、サベージソードを破壊する。
      ケンドリックスの姿は、幻のように消失するのだった。
       「私はいつでも、あなたたちとともにいる」との言葉だけを残して。

    こうして二大レンジャーの共闘は、悲しい結末とともに終わりを迎えた。
     失意の
キャシーを励ますアンドロス

     ケンドリックスを失ったレオたちは、
      サイバースライダーで地球に戻るスペースレンジャーを見送りながらも、
       悲嘆は隠せないのだった。

    宇宙の彼方に飛び去ったギャラクシーソードは果たして、誰の手に?
     (続きを知りたい人は、こちらの過去日記を見てください)

   それにしても、ケンドリックスの死は、知っていても悲しくなりました
     パワレンでは、初の殉職者なんですね。


 2002年4月14日(日)放送分・第32話・サーベルを継ぐ者

   ……ということで、前回でケンドリックスが死亡。
    その魂に導かれ、前作のボス・アストロネマことカローン
     2代目ピンクレンジャーを襲名する話です。

   2代目といっても、パワレン全体では5代目になるわけですがね。

    その内訳は、
     ・初代:キンバリー(第1〜第3シーズン)
     ・2代:キャサリン(第3〜ターボ)
     ・3代:キャシー(ターボ〜イン・スペース)
     ・4代:ケンドリックス(ロストギャラクシー)

    パワレン全体で言えば、ケンドリックスカローンは、
      在籍期間が短い(1年に満たない)ピンクってことになります。

    さて、前作のボスが主人公側の一員になるというのは、非常に珍しい展開です。
     日本のフィクション物で、これに匹敵すると言えば、
      「ヤマトのデスラー総統」「ガンダムのシャア」ぐらいでしょうか。

    ちょっと残念なのは、兄アンドロスカローンの共演がないところ。

    次週は、いまだ善悪の心に苛まれるカローンが、
      アストロネマの過去を断ち切る話。
            レッドのアーマーパーツも登場します。

    その後は、いよいよロストギャラクシーに突入する怒涛の展開です。

  PS:オークションにかけられたギャラクシーサーベル。
     カローンが提示したのは、100万ザナバタ。
     ザナバタって、パワレン宇宙の貨幣単位?


 2002年4月21日(日)放送分・第33話・過去を乗り越えて

   30話から続く、前作「イン・スペース」とのリンク話も、今回で終結。
    アストロネマとしての過去を振り払えないカローンが、
      名実ともに正義の戦士として承認される話です。

    磁石団長みたいな怪人にパワーを吸収されたレオ
     彼のパワーを取り戻す手段として、
       アストロネマ
時代に戦って石化させた
               「怒りの戦士」のことを語るカローン

     その封印されたパワーを求めて、カローンと旅立つレオ
      しかし、封印の洞窟を前に出現したのはアストロネマ
      アストロネマVSカローンの戦いの果てに、
        束縛されたレオに刃が突き付けられます。

    自分を犠牲にして、レオを救おうとしたカローンの姿に、
                    アストロネマの幻は消えます。
     封印の洞窟では、「怒りの戦士」の石像がありましたが、
                   パワーアイテムはありませんでした。

    徒労だったと去ろうとするレオでしたが、
      カローンは自分が石化させた戦士に涙を流し、
       過去の悪業をわびます。
    すると、石化の呪いが解け、戦士はカローンを許し、
      レオにパワーアイテムを託します。

    一方、レオカローンが探索の旅に赴いている間、
      磁石怪人と戦っているデーモンカイマヤ、そしてマイク
      しかし、次々とパワーを吸い尽くされ、窮地に陥っていきます。

    そこへ駆けつけたレオカローン
      レオは手に入れたバトルアーマーの力で、磁石怪人を粉砕。
      全員の奪われたパワーを取り戻し、
       カローンも過去の呪縛から解放されました。

    次週は、デーモンの主役回。
     その後は、ロストギャラクシーを舞台に、
      宇宙海賊ミューティニー一味と戦う展開に突入します。

  PS:カローンの加入によって、オープニングとエンディングの絵が変更。
    それでも、ケンドリックスの画面が残っていたのは、いいなあと感じました。
    それと、ミューティニーの戦闘員のヤートットと戦うレンジャーの姿は、
                    今後の展開を楽しみにさせてくれます。


 2002年4月28日(日)放送分・第34話・チーフは君だ!

  デーモンと、ライバルのバクスターが、
   メカニックチーフの座をかけて、競争する話。

  といっても、デーモンはチーフの座に興味はなくて、
    
カローンが勝手に焚きつけたんだけどね。
  その意味では、
カローンデーモンを理解する話とも取れますね。

  で、チーフになる条件として、
  「テラベンチャーのために役立つ物を作る」というテストが課されます。
    たった1日でか? 

  そんな折、超音波を操るコウモリ怪人・デシバットが出現。
   掲示板情報によれば、原作ではセミだそうな(
W-MANさん、ありがとう) 
  セミと言えば、寿命で死ぬというハリケンネタがまだ記憶に新しい……。

  怪人の超音波に対抗して、
   デーモン
はより強い超音波で打ち消す「超音波送信機」を考案。
   でも、設計図を完成させる前に眠ってしまい、
     ネタに困ったバクスターが不完全な設計図を写し盗る。

  再度出現したデシバットに対して、
    バクスターの不完全な超音波送信機で挑む防衛軍。
   一度は、敵の超音波を打ち消すものの、
     パワーを上げ過ぎた影響で小爆発。
  
デーモンは、バクスターのために
   「電流の逃げ道を用意すればいい」と忠告。

 そのおかげで、デシバットの超音波は途絶え、
   後は、パワーレンジャーのオリオンの光で撃墜。
    巨大戦はなしです。先週に続いて、何だか不満だ。

  ラスト:真相をバクスターが打ち明けたことで、
    デーモン
にチーフメカニックの座が用意される。
    でも、チーフの仕事は現場ではなく、デスクワークなので、
    機械いじりが好きな
デーモンは、結局、バクスターに任せるのだった。

 PS:しばらく、重い話が続いていましたので、
           今回みたいな話も、いいですね。
   次週はいよいよ、ロストギャラクシーに突入です。


 2002年5月5日(日)放送分・第35話・禁断の呪文

  ギャラクシーブックの解読作業中、口にした言葉が異変を起こす。

   ギャラクシーブックを狙って現れる謎の男。
    彼は「ギャラクシーブックの守護戦士」を名乗り、
    カイにブックを渡してくれるよう、頼むのだった。

  仲間たちが罠かもしれない、と判断する中、
  カイは守護戦士の言葉を信じて、彼にブックを渡そうとする。

   そのとき、デビオットがブックを奪う目的で現れる。
    守護戦士は応戦するものの、
    テラベンチャーの空気は体に合わないらしく、
    弱った体で抵抗するのは難しかった。
   守護戦士はカイに後事を託して、息絶える。

   デビオットは、ブックに記された「禁断の呪文」を口にする。
    その効果は、ロストギャラクシーのパワーを呼び寄せるものだった。
    パワーを吸収して、強くなったデビオット。

   もっとも、じっさいの外見は、何だか吸収しすぎて
      暴走・腐敗しているみたいだったけど。
    おまけに急にフィルムの質が変わって、
    原作ギンガマンに戻ったのが丸分かりだったりして(苦笑)。

    そんなビズネラもといデビオットを、
     「守護戦士」に託されたクリスタルで強化したクリスタルバズーカで撃破。
    そうか、「守護戦士」は、「知恵の樹モーグ」の化身だったのね。
     (原作の獣撃棒は、モーグの最後の力で強化された)

    で、巨大化したデビオットだけど、
      キャリアゾードも含めたロストギャラクシーゾード3体の支援の元に、
      オリオンサーベルで切り捨てられます。

   しかし、一度呼び出されたギャラクシーブックのパワーは留まらず、
     テラベンチャーを異次元空間のロストギャラクシーに移送するのだった。


  2002年5月12日(日)放送分・第36話・襲来! 宇宙海賊

  「世界が消え、時間が飛ぶ。
    そして銀河はさまよえるロストギャラクシーとなる」

   予言のとおり、ギャラクシーブックの禁断の呪文の力で、
     異空間ロストギャラクシーに吸い込まれたテラベンチャー。

  そこは、トラキーナたちでさえ恐れて入らない、魔の空間でした。

   そして宇宙海賊たちが活動を開始するわけですね。
     おお、魔獣ダイタニクスが目覚めました。
     パワレンでは、タイタニザウルスという名で、宇宙を疾駆します。
      マイク曰く、「口では言い表せない形状の宇宙船」ですね。

    シェリンダが舵をとっていないことが残念ですが、
     ギンガマンの敵役ゼイハブとバットバスが登場。
      ゼイハブは、Mutiny改めバウンティー。
      バットバスは、英語名どおり、バーバラックスです。
       戦闘員のヤートットはスワビーって名前ですね。

    それにしても、ロストギャラクシーは、
      悪の組織が2つという、ややこしい展開になったわけですが、
      宇宙海賊バルバンをメイン敵として使わなかった理由は、
       「ターボで宇宙海賊ってネタをすでに使ってる」というのと、
       「宇宙昆虫と戦うSF映画『スターシップ・トルーパーズ』の
        影響を受けたため」
という推測がなされています。
       (『SFヒーローまぼろしの冒険伝説』という本で)

    まあ、このロストギャラクシー編は、42話まで。
     カイマイクの活躍で脱出に成功し、
      その際、バウンティー一味も滅ぶとか。
       どのような滅び方をするかは、期待しておきましょう。
     残り3話は、トラキーナたちとの最終決戦が描かれるようです。

    今回のストーリーに話を戻しますと、
     友好を装って、テラベンチャーに接触するバウンティー船長。
     で、「宇宙のひずみを修復して、異空間を脱出する装置」と称して
       大箱を提供するわけですが、
     中には変なモンスター(地球魔獣幼生体)が入ってました。

    バウンティー船長の目的は、
       テラベンチャー市民を奴隷にすることだったのです。
     テラベンチャーの地下に逃げた幼生体がどんな動きをするか、
                     気になるところです。

    あと、実は生きていたデビオット
     前作のダーコンダに引き続き、しつこい奴やなあ、と思います。
      もしかして、バーバラックスにこき使われる役どころ? 

  最後に、気になったツッコミ。
   その1:バウンティーのもくろみを知ったレンジャーたち。
       提供された大箱を開ける前にテラベンチャーに戻らないといけない。
       それを妨害するバウンティーのモンスター。

       レンジャーは、通信機でマイクに連絡できなかったのか? 

   その2:今回、戦場は海外撮影と日本撮影の場面の差があからさまだった。
     荒地で戦っていたのが、いきなり森の中になったりして、笑えました。
     これからも、スワビーとの戦いで、
        日本のフィルムの使いまわしができるだろうから、
        こういうシーンを見つけ出すのも楽しみですね。


 2002年5月19日(日)放送分・第37話・総力決戦!

  今回は、地球魔獣改めグランチャーを巡って、
                  ひたすらバトルを繰り返す話。
   素顔の役者が映ったのは、ラストだけということでも、
     戦いばっかりということは分かるでしょう。

   敵は、グランチャーを成長させようとします。
    デビオットがちゃっかりバウンティー一味に取り入ってますが、
    こいつはもう、やられ役に落ちぶれましたね。

   バーバラックスとも戦ったりしたんだけど、
    ヘクスーバ(イリエス)は出て来ない。
       どうやら、39話に登場するみたい。

   で、炎のエネルギーで巨大化したグランチャー。
    対抗するため、巨大メカが総出演します。
    しかし、いつの間にかナイトアックスを装備していた
      マグナブルゾード
を見ると、複雑な気分です。

    原作ギンガマンでは、ナイトアックスを使うため、
     ヒュウガはアースを捨てるという覚悟までしてたのに、
     パワレンでは、そうした言及は一切なし。

    まあ、まるで最終回のように苦戦しながらも、
     (原作では、本当に地球魔獣戦が最後の巨大戦だった)
     みんなのパワーを集めたギャラクシーファイヤーパワーで、
       グランチャーを撃退します。

   次週は、レッドグリーンが敵に捕まって、
     いろいろ回想シーンが流れて、
     アーマー着たレッドが活躍するらしいです。


 2002年5月26日(日)放送分・第38話・戦いの軌跡

  レッドグリーンが敵に捕まって、
   いろいろ回想シーンが流れて、
   アーマー着たレッドが活躍する」
      まさに先週書いたことと同じです。

    これ以上、何を書いていいか悩みます(^^;)。

    感想も何も、総集編なんだから、
     今まで「追跡日記」を書いてきた者には、
     あまり感慨を味わえない。

   強いて言えば、ロボ戦の回想シーンがなかったのが
                        残念ってぐらいか。

    まあ、最終決戦を間近に控えた情報整理だと。
     (同じ総集編でも、日本の戦隊はいろんな趣向が
       あって毎年、楽しめるんだけどなあ)

   次回は、イリエス登場の「悪夢からの脱出」です。


 2002年6月2日(日)放送分・第39話・悪夢からの脱出

  原作ギンガマンのイリエスことHexubaが登場。
   ここでは、ヘクスーバと伸ばして発音してたけど、
    実際は、ヘクスバでした。
   まあ、日記の過去記事はそのままにしておきましょう。

    「まとめ記事」の表記はきちんと直しておくことにして。

   で、ストーリーは「ヘクスバの魔力の花の匂いをかいで、
     悪夢の世界に閉じ込められたレンジャーたち」
って展開。

   悪夢の世界は、「ギンガマンの対戦闘員場面」を編集して、
     ひたすらヤートット(スワビー)との果てしないバトルを
     繰り広げるもの。

   ギンガマンのアニマルアクションや、
    自在剣機刃を駆使したアクションが楽しめる回とも言えます。

   一人だけ睡魔に打ち勝ったマイクが、
     ヘクスバのところへ乗り込んで、儀式を妨害したおかげで、
     悪夢の中でレンジャーが優勢になって、
     バットバス怪人「ザッカス」似のモンスターを撃退。

   でも、マイクの変身がなかったのは残念。

    あと、一応、デーモンの主役回だったわけですが、
     最初に「テリーという名の女性」の車を修理。
     エンディングに、お礼の花束をもらったのを、
     ヘクスバの花のことを思い出して、悲鳴を上げるってオチ。
    「たった、それだけのドラマかよ」ってツッコミたくなりました(笑)。

   次週は、ヘクスバ最後の作戦で、「亡霊怪人」が登場します。
    でも、たった1回の失敗で、
     「次が最後だ」って切り捨てられるヘクスバは気の毒
です。

   まあ、組織そのものが、あと3話限りだし、
    原作ギンガマンのイリエスの役割は、トラキーナに取られたからなあ。


  2002年6月9日(日)放送分・第40話・モンスター・バトルロワイヤル

   何だか、3週続けて総集編を見ているような気分だ。
    38話は「ストーリーの総集編」、39話は「戦闘員バトルのオンパレード」、
     そして今回は、「怪人バトルの総特集」です。

   ヘクスバが妖術で復活させた亡霊怪人と、次から次へとバトルを繰り返します。
    前回は、変身しなかったマイクが、
    今回はマグナガーディアンとして、アクションを見せてくれます。
     しかし、
シントーまで復活してくるとは思わなかったです。

   もっとも、シントーVSマイクってのは初めての戦いなんですがね。
    マグナガーディアンとの再戦を喜ぶ
シントーですが、別人だっちゅうの。

    で、ヘクスバの妖術を破ったのはカイですね。
     前回のマイクと、今回の
カイは、ロストギャラクシー脱出でも活躍するそう。

   最後に、ヘクスバ巨大化。たった2週で最期を遂げました。

    しかし、テラベンチャーのエネルギーが残り少ないことが判明。
      ラストに向けて緊迫したムードが漂ってきたところで、つづく。


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