越後へ帰ろう&佐渡脱出ツアー 4
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春日山を去り、再び直江津へ。このあとの予定は直江津の浜で、とても美しいという日本海の夕日を見ることだったのですが、空は生憎のどん曇。雲が厚すぎて夕日は全く見れませんでした。(TT)やっぱりもう一度来なければ。
夕日も見れないしで、夕食まで時間が空いたので、商店街の酒屋さんで地酒を買ったり、直江津マップを見ながら街をグルグルとドライブして時間をつぶしてました。(←迷ってたとも言う)
直江津駅1Fのバス停付近にある観光案内所には、『直江津さんぽ』というマップ付きの八つ折りパンフが置いてあります。それを見ながら気になる場所を車で見てまわりました。そのマップに『直江津のヘソ』(「直江津町道路元票」というものらしい)なるものが書かれていて、すごく気になったのですが、結局どれなのか発見できませんでした。たぶん、「へーこれが」のひとことで終わるような観光ポイントだと思うのですが、「直江のヘソ」(←誤)と聞けば、がぜん興味がわいてきます。錆びて汚れていたなら「直江のヘソは汚かった」とかレポに書こうと思っていたのに残念です。(こらこら)やっぱりもう一度来なければ。ヘソ探しに。
この『直江津さんぽ』のパンフはいいですよ。ぜひ入手してください。マップよりもコピーがすばらしいんです。パンフにある「直江津」を「直江」にして読んでみるとこんな素晴らしいコピーが・・・・
まずタイトルが、
『直江(津)物語の旅』
そしてサブタイトルが、
『直江(津)は、どこから歩いても旅のはじまりです』
さらにこんなコピーが、
『こんな感じで歩いてみたら、もっと直江(津)が好きになる』
はい、もっと直江が好きになりました。きっと標識や看板にあふれる直江文字のサブミナル効果でしょう。(←冗談です)
このツアー中、高耶さんのことよりも、直江のことばかり考えていたように思います。(高耶さんスキーの私が)
私にとってミラは、景虎様と直江の究極の愛の物語であったのですが、完結した今、あのラストシーンを思う時、この物語は「直江物語」かもしれないと思うようになりました。浜を歩いている時、しみじみとそう思いました。
このパンフ以外にも、ツアーにお役立ちのパンフ(11)があるので、特にツアー幹事さんは入手されることをおすすめします。現地に行かなくても、『上越観光コンベンション協会』(11)のHPで申し込めば無料で郵送してくれるので、ツアープランの作成や宿選びに役立つと思います。
海の幸
日が暮れたあと、『吉祥○』(12)で美味しい海の幸を頂きました。
ここは、Yさんが直江津グルメ(12)に詳しい人から教えてもらったお店です。その人イチオシの寿司屋さんだそうです。直江津で美味い寿司を食うなら、この『吉祥○』と『軍ちゃん』(12)、この2件なら間違いないのだとか。
まずは、本日のおまかせにぎり(\2000くらい)をそれぞれ頼み、酒はやっぱり「景虎」で。3人で乾杯をして、たらふく頂きました。
うう〜ん!評判どおりとても美味しかったです。
ほんとにうまかった・・・・うまかった・・・・。(しみじみ)
ネタはもちろん新鮮地魚のみです。どれがどの魚か教えてもらったのですが、聞いたことない魚ばかりで覚えられず、自分が今なんの魚を食べているのかわかりませんでした。(笑)シャリもふわっとしててまろやかで美味でした。
この他に、お吸い物と「おちこぼれ巻き」なるものを注文しました。はんぱに残った切り身を寄せ合わせて作った巻なので、安くてお得です。これもとてもおいしかったです。
ランチだと、サービスランチ¥600〜1000未満で、とてもお手ごろのようです。
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本日のおまかせにぎり
旬の魚たち。白身魚ばかりでした。左下隅に写ってるネタが一番美味しかったです。(←全く参考にならない情報)
写真が逆さなのは、向かい席のYさんのを撮ったからです。自分のは即行で箸をつけてしまいました。 |
飲み食いしながら職場ネタなどで盛り上がっていたら、予定時刻をだいぶオーバー。気付くと9時近くになっていました。でも慌てないのが今回の旅。じゃあぼちぼち行きますか〜と本日のラストイベント、高田城の夜桜見物にくりだします。
ものすごい人ごみだと聞いていたので、高田城へは車ではなく電車で向かうことにしました。(夕食前に、車は直江津駅のパーキングに置いてきています)
だがしかし・・・・直江津駅で愕然と立ち尽くす3人。・・・・電車の本数をなめてました。(電車を使う場合、時刻表であらかじめチェックしてから行きましょう。だいたい1時間に1〜2本)運転できるSさんもYさんもお酒飲んでたので、贅沢にTAXで行くことにしました。直江津から高田城まで片道\2500くらいだったと思います。
9時半ごろ花見会場に到着。日本三大夜桜と言われるこの高田城の観桜会。おりしもこの日は桜が大満開。しかも週末。もっとも花見人口の多い日だったと思うのですが、時間が遅くなったせいと小雨が少々ぱらついてきたおかげで、花見客は帰宅モード。おかげでそんなに混むでもなく、ご覧のように、三脚立てて写真撮る余裕までありました♪ゆったりと夜桜見物ができてよかったです。
高田城のまわりには、これでもかってくらいに幾重にも桜が植えられていました。内堀の周りに桜、外堀の周りにも桜、内堀と外堀の間にも桜、その中には桜ロード(このページのTOP写真がこれ)なるものまであります。桜に呑み込まれそうです。まるで桜の胃袋に入って行くかのようです。とか言って、実は時間切れでこの桜ロードは通り抜けしてなかったりします。(^^;)入り口周辺で眺めて引き返してしまいました。・・・・二人ともごめんよ。私が三脚立てて写真撮ってる時間を削れば行けたと思います。私自身、写真より眼に焼付けるべきだったと、とても後悔しました。(自業自得)やっぱり、この桜ロードを通るためにもまた来なければ。
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高田城
上空から見たら、桜の木で八重桜ができてるんじゃないかと思うくらい、高田城のまわりを幾重にも桜が取り巻いていました。 |
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お堀と桜
ライトアップされた桜が堀の水面に映りこんで綺麗でした。貸しボートもあるので、水面から夜桜見物することもできます。(夜は冷えるので乗るには防寒対策が必要です) |
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見上げてごらん夜の桜を
桜ロードで上を向いて撮影。奥の方、闇の中にも桜が連なっているのが見えますか?
風に揺れていたので撮るのは難しかったです。これは携帯で撮った写真。デジカメより綺麗に写ってました。(なんか悔しい) |
ライトアップしきれない桜並木もあるほど、とにかくどこ見てもどこ歩いても桜桜桜・・・・。ここまで大量にあると情緒も何もないですが(こら)、このボリュームと迫力はすごかったです。見ごたえたっぷりでした。屋台も処狭しと立ち並んでてお祭気分を満喫できて楽しかったです。
そうそう、新潟県民のSさんと、田舎が新潟というYさん2人に、新潟に来たなら絶対食べておけと言われたお菓子がありました。その名も「ぽっぽ焼き」。このぽっぽ焼きの屋台もあったのですが、そこだけ異常に大行列でした。そ、そんなに人気なのかぽっぽ焼き?!どんな味なんだぽっぽ焼き!すごく気になったのですが、売り切れて食べることは叶いませんでした。そんな私に郷土愛あふれる2人は「ぽっぽ焼きを食べにまた新潟に来るように」とおっしゃいました。(笑)新潟県民にとってぽっぽ焼きとは、関西人にとってのたこ焼きやお好み焼やイカ焼きのような存在なのでしょうか。ぽっぽ焼きについて熱く語り合うふたりを見ながら、そんなことを思いました。ぽっぽ焼きを食べるためにも、やはりまた来なければ。(笑)
花見会場から高田駅への道は、外灯が少なくて暗い上、かなり距離があります。決して観光協会マップの縮尺を参考にしてはいけません。
外灯の乏しい道を歩きながら、「高田城のライトアップに電力とられて節電してるんだよきっと」などと、失礼な冗談(本気にしないように)を言いながら、のん気に歩いていたのですが、歩けども歩けども駅が見えず・・・・結局電車に乗り遅れ、またもやTAXで直江津へ。
そんな失敗もありましたが、これにて新潟ツアー1日目、大大大満足のうちに終了となりました。
Sさん、早朝から深夜までつきあってくれてほんとにほんとにありがとうございました!!そして、「夜の花見は寒そうだから座布団欲しい」という私のわがままなリクエストに答えて、座布団+大きなレジャーシートを持ってきてくれてありがとう!(なのに、結局使わずにごめんなさい…)ほんとお世話になりました。また関西ミラツアに来る時にはお知らせ下さい。恩返しさせてもらいますv車は無いですが、かわりに美味しい店情報を集めときます。(笑)
直江津駅のパーキングでSさんと別れ、宿泊組は宿での二次会へ突入。翌朝の「直江津の浜で朝焼けを見る」には天気が絶望的だったので、遠慮なく夜更かしすることにしました。悩めるお年頃同士、朝の4時くらいまでかなり真面目に語り合い、そして、「幸せな一日だったなぁ〜」とため息をつきながら眠りについたのでした。
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