新潟 06.4.15〜17




越後へ帰ろう佐渡脱出ツアー 2





 直江津の海を堪能したあと駅前に戻り、ホテルハイマート2Fの『多七』(2)で朝食をとりました。カニ雑炊おいしかったです。そこで待ち合わせ時間までまったり過ごしたあと、駅でYさんを出迎えました。これで全員集合です。
 本当はもうひとり参加予定だったのですが、仕事が入りキャンセルになってしまいました。ミラの聖地で八海山を飲むのが夢だという彼女。さぞや無念だったでしょう。その無念はぜひ来年の
『新潟酒の陣』(3)で晴らしてください。(新潟市なので直江津から遠いですが…)Yさんと酒びたりになってきてください。当日の会場内は酔っ払いだらけになるそうですよ。(笑)



館跡へ

 宿に荷物を置いて、『三野屋』(4)さんにて『直江のうたごころ』と『越後の虎』を買い、まずは『御館公園』(5)に。
 なるほど、噂どおりのどかな普通の公園でした。一面緑の芝生で、歩くとホコホコとやわらかかったです。
 枝から花が零れ落ちそうなくらいに桜が満開でした。このページのトップにある写真がこの御館の桜です。(この御館公園を勝手ながら上越花見スポットその1と認定)
 この桜の咲き誇る下で、子連れの親子が幸せそうに遊んでいました。それを眺めながら「彼」が微笑んでそうな気がしました。

 
御館跡
写真で撮ると特に、墓石のように見えます。ああでも、ある意味墓のようなものなのか。

実はこの石碑のまん前に障害物があります。写真がとっても撮り難いです。なぜこんなとこに…

 御館のあと、地図を見て気になっていた『毘沙門公園』を車中から見学して(普通の公園でした)春日山へ向かいます。それにしても毘沙門公園って・・・・・さすが謙信公の城下町です。
 三味線のリズムに乗って、春日山までプチドライブ。このツアー中、車内にはSさん持参の三味線CDがずっとかかっていました。渋くて素敵なセレクトをありがとうv
 三味線の音を聞きながら日本海を眺める時、自分が日本人であることを実感します。この組合せ最高です。



泉寺へ

 林泉寺に到着。ここでは謙信公ゆかりの品々などが展示されている
宝物館(6)を拝観できます。拝観中、住職さんから歴史裏話(6)をいろいろ教えていただきました。とても面白かったです。
 
林泉寺山門
山門の屋根の上から、天に向かって飛行機雲が伸びてました。




日山城へ

 林泉寺のあとは、もちろん
春日山城(7)へ。
 気候がよかったせいか、思ってたほどきつい山道ではなかったです。ハイキング気分で登ってゆきました。
 こちらも桜が見ごろでした。といっても、春日山の桜の木はポツポツと間隔を空けて植えてあるので、ちょっとさみしい感じがします。それでも、三郎景虎屋敷のそばや、本丸のベンチでお弁当広げてお花見している人たちがいました。特に本丸からは、桜と絶景を同時に眺められるので最高です。
 よし、今度春に来る時はレジャーシートと花見弁当を持っていくぞ!(上越花見スポットその2に認定)でも、風がものすごいので、あまり長居はできなさそうですが。
 通りがかった山菜取りのおじさんによると、この時期は空っ風が吹くとかで、春の嵐のようなこの風が終始吹き付けていました。髪も何もかも揉みくちゃにされます。Yさんは「化粧がよれた」らしい。(笑)
 風に揺れる木の葉が、ザザーッザザーーッと、波打ち際のような音を立て、ときおり突風が、どどうっどどどどうっ、と、海鳴りのような音を轟かせながら吹き抜けていきました。朝、浜辺で聞いた音とよく似ていました。
 海の音と風の音って似てるんですね。新鮮な発見でした。(…まさか浜から波の音が聞こえてきてたりしませんよね?)
 
 さて、今回の春日山コースの紹介です。

春日山フルコース
●11:50ごろ謙信公銅像前→●12:00三郎屋敷→●12:10本丸跡→●12:30休憩所のあずま屋にて『直江のうたごころ』と『越後の虎』でお茶会→●毘沙門堂→●お花畑→●ふたたび本丸跡へ戻り景勝屋敷へ向かう→●大井戸→●13:10景勝屋敷→●13:20柿崎屋敷→●13:45直江屋敷→●14:13春日山神社→●14:20『見晴らし屋』で遅い昼食→●お土産を買ったり宝物館を観たり。
※デジカメデータに写真を撮った時刻が記載されてたので、時間はそれを参考にしました。
 こんな感じで、のんびり回ってきました。


三の丸 三郎景虎屋敷
遠い昔、彼はここにいたんですね・・・・
この場所に立った時、本当に存在したんだなぁという実感がじんわりとわきあがってきました。

あまり日当たりがよろしくなかったです。スペース的にも狭めです。
本丸
あのころ彼らが毎日眺めただろう景色。海まで見渡せます。
春日山城址
抱きついてきました。
「これからも換生し続ける」という直江の言葉は衝撃でした。そのセリフを聞くまで(読むまで)、そんなこと思いつきもしませんでした。
でも、それを聞いたあと、それを越える答えを思いつきませんでした。
最高のラストだったと思います・・・・私にとっての最良のラストではなかっただけで。(号泣)

ここでちょっとティーブレイク。休憩所のあずま屋にて、「直江のうたごころ」と「越後の虎」でお茶&おしゃべり。

本丸から景勝屋敷への道
…本当にこの道ですか?景勝屋敷へよほど行きたい人しか行かなさそうな道でした。ここを歩いてゆくおなごは、ミラジェンヌとみた。
Yさんは、ヒールの靴で器用に下って行ってました。(よい子は、まねしないように)
景勝屋敷
日当たり良好南向き、角部屋って感じの立地でした。三郎景虎屋敷よりも広々としています。



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