●2005年1月13日(木)・マルチェロの野望 ※序文
冬期講習が終わって、ようやく、じっくりゲームをする時間ができて、本日クリアいたしました。
カプリさんのところは、1月7日に終わったそうですから、結果的に逆転敗北しちゃったわけですが(苦笑)、お互い、楽しくプレイできたようなので、共同企画は大成功ってことで。
ともあれ、記事自体も頑張って完成させるつもり。
以下は、浮遊城直前のデータです。カプリさんところに合わせて、装備も載せてみますね。
ショウ:レベル40、HP412、MP203
剣36、ヤリ36、ブーメラン62、格闘0、勇気65(現在の総スキルポイント199)
武器:英雄のヤリ(予備武器:ツインスワロー、奇跡の剣)
鎧:神秘の鎧
楯:ドラゴンシールド
兜:アイアンヘッドギア
装飾品:ごうけつの腕輪
●備考:これまで、「ブーメラン」派だったショウですが、さすがにボス戦ではキツイので、「ヤリ」派に転向しました。「英雄のヤリ」は、「奇跡の剣」同様、敵にダメージを与えた際、自分が回復できる優れものです。これと、「神秘の鎧」の回復効果で、安心して戦えます。
装飾品は、防御よりも、攻撃を重視した仕様。
ヤンガス:レベル40、HP437、MP81
オノ27、打撃33、鎌30、格闘38、人情74(現在の総スキルポイント202)
武器:斬魔刀(予備武器:山賊の斧、氷の刃)
鎧:厚手の鎧
楯:炎の楯
兜:アイアンヘッドギア
装飾品:守りのルビー
●備考:うちのヤンガスは、各スキルをつまみ食い状態。ただ、「ベホイミ」のために、人情を重視しています。
集団攻撃用に、装備はできないものの、「氷の刃」を携帯。
ゼシカ:レベル39、HP318、MP271
短剣0、ムチ63、杖63、格闘0、お色気72(現在の総スキルポイント198)
武器:はがねのムチ(予備武器:魔封じの杖、てんばつの杖)
鎧:ドラゴンローブ
楯:炎の楯
兜:インテリハット
装飾品:守りのルビー
●備考:ゼシカは、比較的、スキルを集中させています。短剣は、育てていくと剣装備もできるようになるそうで、ご先祖の血を引き継いだ「魔法戦士ゼシカ」も夢じゃないのですが、今さら育てる気になれず。
ここまで、ムチメインで来たものの、そろそろ魔法メインに切り換えて、基本武器を「杖」にしようか、と考えています。メイン攻撃は、「イオナズン」と「メラゾーマ」、「ラリホーマ」。時々、「投げキッス」と「ヒップアタック」が混じるのがご愛嬌。
ククール:レベル40、HP369、MP213
剣43、弓16、杖49、格闘0、カリスマ47(現在の総スキルポイント155)
武器:マジカルメイス(予備武器:まどろみの剣、マグマの杖)
鎧:ダンシングメイル
楯:魔法の楯
兜:インテリハット
装飾品:星降る腕輪
●備考:ククールは、攻撃よりも回復を重視。回復スピードを重視して、「星降る腕輪」を装備しています。メイン攻撃は、「バギクロス」と、「まどろみの剣による催眠効果」。
※ストーリー
鳥の姿になって、大空を舞うショウです。
目指すは、暗黒神ラプソーンがお命を狙っている、法皇様の空中庭園。
そこに降り立つと、マルチェロ修道院長が、法皇様に注意を受けているではありませんか。どうやら、マルチェロの行っている急進的な改革が、不穏な空気を帯びているのを、心配されているようです。
マルチェロは、表面的には法皇様に従うふりをしながら、自分の道を貫き通すつもりです。
それを見抜いている法皇様も、マルチェロを止められない自分の不甲斐なさを感じつつ、友であった故オディロ修道院長に詫びたりも。
そういう人間模様を見ながらも、ラプソーンが襲ってくる気配はありません。どうやら、ここで待っていても、ストーリーは進まない様子。仕方なく、せっかく飛行できたんだから、と各地を見て回ることに。
そこで、サザンピーク近くに「怪しげな竜の像」を発見しますが、それはまた、ゲームクリア後のお楽しみってことで。
結局のところ、いろいろ迷いに迷った挙句、南の大陸の西海岸に「三角谷」を発見。そこで、ラプソーンの位置が分かるアイテムをGETし、空中を飛び回るラプソーンを捕捉、追撃に移ります。
……ええい、そこの犬、おとなしく止まってろ!
……
……
……ふう、やっと追いついた……と思いきや、結局、法皇の空中庭園に降り立つことに。
そして、法皇様の命を守るために、ラプソーンの取り憑いた暗黒犬と戦うショウたち一行。犬の名前はレオパルド……それって豹じゃん。クモ男の操縦する巨大ロボットなんかも連想しつつ、それほど強くないので、サクサクと撃退。
しかし、そこに現れたのは、マルチェロ修道院長。
ククール「おい、兄貴。こいつが養父さんを殺害した犯人だ!」
……なんて、きちんと説明してくれて、マルチェロとの人間関係が良好で、さらにマルチェロが野望に取り憑かれてさえいなければ、これ以上、犠牲者を出さずに済んだのに……。
結局、ククールの人徳のおかげで、ショウたちは「法皇様の命を狙った不審人物」として、捕らわれの身になってしまいます。何だか、主人公たちのやっていることが、どんどん裏目に出てしまいがちな本作だったりします。
「呪われた杖」を拾い上げたマルチェロは、ラプソーンの支配力に、何と抵抗し、その魔力をもおのれの野望のために、利用しようとします。
うん、やっぱ、ライバルキャラはこうじゃないと。惜しむらくは、彼がククールのライバルキャラであって、ショウのライバルではない点。マルチェロにとって、ショウは「アウト・オブ・眼中」で、ただの「ククールの連れその1」でしかない、と思われ。
ショウにとってのライバルは……チャゴス王子かよ(シクシク;;)。
ともあれ、マルチェロの策略にはまって、地下牢獄に囚われたショウたち。
ひどいや、マルチェロ、12月1日の日記では、折角いいことを書いてやったのに。
そして月日が流れ……法皇死亡のニュースまでが伝わってきて……でも、何もできないショウたち。しかし、こんなことでくじけていては行けません。人生で一番ひどい苦境に立たされたのは、ドラクエ5の主人公。幼少時に父親を殺害され、自分は奴隷として十年以上、過ごし、結婚したのも束の間、何年も石化させられる、という、そんな彼のことを思えば、地下牢の中での数ヶ月なんて苦境にも入りません。
欲ボケ親父から改心して、次期法皇にまで到達する御方の献身によって、脱出に成功します。そして、マルチェロが法皇になるという噂を聞いて、即位式の行われる聖地ゴルドへと急ぎ、向かいます。
即位式の席上で、演説を行うマルチェロ閣下。
演説の内容は、「身分や出自に左右されず、実力で地位をつかめる理想社会の建設」。それは、思わず、拍手喝采をしたくなります。マルチェロ閣下の提案が実現すれば、チャゴス王子なんかに大きな顔をされずに済みます。実力があるなら、一介の城の兵士が王女と結婚するのも夢じゃない。ショウは、全面的にマルチェロ閣下を応援します!
……暗黒神ラプソーンさえ、封印してくれるなら。
しかし、マルチェロ閣下は、そんなショウの応援など意に介さず、「即位式会場に現れた侵入者」として排除しようとします。
マルチェロの敗因は、自分のシンパになるかもしれない有能な戦士を、義弟への偏見で敵に回してしまったことですね。
ともかく、マルチェロの理想には賛同しつつも、他人を信じないマルチェロの横暴から身を守るという一点で、ショウは戦います。そして、この戦いがやっぱり裏目に出てしまうのがドラクエ8。
マルチェロ閣下をボコボコにすると、さしもの強靭な精神力にも隙が生じ、暗黒神ラプソーンの支配を拒めなくなってしまいます。
マルチェロの肉体を一時的に乗っ取ったラプソーンは、聖地ゴルドに安置されていた女神像の中から、自分の本体をついに解放します。崩壊する聖地ゴルドから、暗黒の城が空中に浮かび上がります。
暗黒神の支配から解放されたものの、精神的にも肉体的にもボロボロになったマルチェロは、浮遊城跡の亀裂に落ち込んで、死を覚悟するのですが、その手をグッとつかむのは、憎き義弟のククール。
マルチェロ「手を離せ。私に生き恥をさらせと言うのか!」
ククール「死んで、それで終わりなんて、楽な道をお前に選ばせてたまるか! お前は生きて自分の過ちを償うんだ!」
マルチェロ「いいのか。私を生かしておけば、また、野望を満たすために動くかも知れんぞ」
ククール「その時は、オレたちが止めてやるさ」
何だか、主人公をさしおいて、おいしいところを持っていくククールでした。
「騎士団長の指輪」をククールに託し、去って行くマルチェロ。これが真のライバルキャラなら、最終決戦に際し、過ちを償うために、命がけでボスに立ち向かいながら散っていく(でも、実は生きている^^;)のですが、対ラプソーン戦では登場しませんでしたね。ついでに、エンディングにも姿を見せず。
一体、どこに行ってしまったんでしょう、マルチェロ閣下は。
何だか、無性にマルチェロクエストを行いたくなります。それとも、次のドラクエモンスターズのネタにとっておくのかな? この兄弟は。
ともあれ、空にそびえる黒鉄(くろがね)ならぬ暗黒の城!
マルチェロ絡みのドラマには、介入の余地がなかったので、仕方なく、ラスボスの待つ決戦の地をしっかり見据えるしかない、一応、主人公のショウなのでした。
(次回:最終決戦編に……つづく)
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