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ドラゴンクエスト8
旅日記
(その2)
●2004年12月10日(金)・バトルロード格闘場 ※序文 ショウ:レベル28、HP282、MP102 ヤンガス:レベル27、HP270、MP45 ゼシカ:レベル26、HP153、MP152 ククール:レベル26、HP179、MP144 ※ストーリー 西の大陸についた時点で、NOVAは攻略雑誌の立ち読みで、「バトルロード格闘場」の存在を知り、慌ててショウの一行をパルミド周辺に引き返させました。 ともあれ、5から始まったモンスター仲間システム。6まで健在でしたが、7では仲間にはできず(モンスター職への転職はできるけど)、コレクションのみの「モンスターパーク」になっています。でも、倒したモンスターが「起き上がって仲間になりたそうな目で見つめる」リアクションは、嬉しいですね。 さて、「ぷちアーノン」は、女盗賊ゲルダの家の近くの海辺で見つけたものの、「スライム」を見つけるのには思ったより手間がかかりました。いや、トロデーン城のすぐ近くにいたんですが、なぜかNOVAは見逃していて、トロデーン城周辺の土地をひたすら踊り子姿のゼシカに走り回らせておりました。 こうして、3体のモンスターを集めて、いよいよ闘技場に入ることができるようになりました。 他に特筆すべきは、賞品としてもらえるバニースーツ。この時点で、結構、強力な防具なんですが、他の装備といっしょにゼシカに着せることで、バニー姿にすることができます。 |
●2004年12月10日(金)・サザンピーク城 さて、遊びの時間は終えて、本編のストーリーを追っていきましょう。 で、ベルガラックにて、ドルマゲスの手掛かりを知ることに。 サザンピーク城は、どうやら王様の兄君が失踪しているらしく、その人がショウに縁のある人物……のような伏線が張ってあるのですが、それはともかく、今は一介の旅人として、「魔法の鏡が欲しいなら」と条件を突きつけられます。それは、「王家の試練を拒むチャゴス王子を護衛して、試練を成功させること」。う〜ん、ドラクエ6でも全く同じ内容のシナリオがあったなあ、と思いつつ。 で、いよいよ試練の山に向かうことになるのですが、そこでのエピソードは省略。 何はともあれ、チャゴス王子のバカっぷり、我がままっぷり、臆病っぷりには、さんざん振り回され、トロデ王(正体は秘密にしている)もうんざりしている様子。おまけに、チャゴス王子が馬姿のミーティア姫に失礼なことをするに至り、激怒。 なお、サザンピークの王様は、なかなか王者らしい風格と見識と、独特のユーモアセンスを備えた偉人で、ドラ息子のチャゴスを説得するために、「試練を乗り越えねば、ミーティア姫との結婚はできない。ミーティア姫は、そこの娘(ゼシカ)みたいに、ボンッキュッボーン(アニメ効果つき)な容姿と聞くぞ」と発言。 最後に、バカ王子がますますバカ王子であることを示すエピソードが付加され、関係者の複雑な気持ちを描きつつ、試練は終了。ショウたちは目的の「魔法の鏡」をGETします。しかし、鏡の魔力はいつの間にか失われていたのでした。(つづく) |
●2004年12月15日(水)・闇の遺跡 ※序文 カプリさんの方は、船を手に入れた模様ですね。あずさんからも、掲示板でプレイ報告が聞けるのは、嬉しい限り。 なお、今回、キャラデータはなし。記録を忘れてたもので(^^;)。 効力をなくした「魔法の鏡」。まずは、魔力を取り戻してあげなければいけません。 ……ということで、老人の話を静聴。 全滅後、半分に減らされたお金を持って、「メダル王女の城」へレッツGO。もちろん、ゴールド銀行にお金を預けるためです。これ以上、お金を減らされないようにするための保険ってことで(※)。 戦闘後、死んだキャラも復活して、ドラマが始まりました。 |
●ドラクエの拠点街
それにしても、本作では、主人公の故郷というか、拠点にすべき大きな街がないなあ、と実感してます。で、各作品での拠点を見てみると、 で、本作ですが、スタート地点のトラペッタを拠点と考えている人は少ないのではないでしょうか? 候補に考えられるのは、やはりカジノのあるベルガラックかもしれませんが、どうにも使いにくいです。今回、割と、教会が街の奥にあるので、セーブしにくいという気がしています。 |
●おまけコラム:ドラクエ・船の歴史 カプリさんの「船入手記念」ということで、今回は船の歴史を振り返るってことで。 2:初の海越えは地下道(ローラの門)を通るもの。ローレシア&サマルトリアのある大陸から、ムーンブルクのある大陸に渡ります。 3:初の海越えは、アリアハン大陸から「旅の扉」を使います。着いた先にあるのがロマリア城。そこからしばし、陸路の旅が続きます。 4:船が最初に物語に絡んでくるのは、ジプシー姉妹の第4章。港町ハバリアは、キングレオの王様の命令で、エンドール行きの船が最終便になるとのこと。キングレオ戦を経て、乗船券を手に入れた姉妹は、エンドールへ向かうことになります。 5:最初にパパスと一緒に船に乗っていますが、すぐにビスタ港に上陸。 6:本作の船は、基本的に「ただの船」であった歴代作品と違い、「神の船」と大仰な呼称がついています。下の世界のゲントの村で、チャモロの加入とともに船が入手でき、魔王ムドーの城に向かうことになります。ムドー撃退後、船を自由に操作可能になりますが、それは下の世界だけ。 ※05年1月4日追記・6の船ですが、「マーメイドハープ」を使うことで、「あわあわ船」になって、海底探索もできることを忘れていました。慌てて追記と。 7:記憶がないなあ(^^;)。主人公が「漁師の子」なので、船は身近なんだろうけど。 さて、もう一つの船は、対照的に、ドラクエ史上、最も大掛かりな船、と言えます。 |
●2004年12月20日(月)・呪われしゼシカ(リブルアーチ編) ※序文 さて、カプリさんの方は……おお、海賊キャプテンクロウについてのネタが書いてますね。じっさいに、遭遇するのは、西の大陸の攻略を終えた後になりますが、そこまでストーリーが進むのを楽しみにしてます。 ドルマゲスを倒したものの、あろうことかゼシカ失踪です。装備品全て残して。 それはともかく、ゼシカがいないと、貴重なぱふぱふが……ではなくて、貴重な魔法戦力が欠けるので、急いで追いかけないといけません。 偉そうな魔術師のおっさんは、窮地を救ったショウに、「杖を持った女に対抗する結界を作るための宝石」を手に入れるように命じます。当然、こちらに拒否権はありません。仲間に話し掛けると、「気に食わないが、ゼシカの手掛かりは、このおっさんにしかないんだから、言うことを聞くしかないだろう」とのこと。 で、像に宿るゼシカのご先祖様の願いを聞き入れ、宝石を手に入れた後、リブルアーチへ帰還。魔術師のおっさんに宝石を渡すと、結界の準備に取り掛かります。その際、入ることのできた書物室で、意外な真相が判明。それについては、ネタバレをしませんが、なかなか奥が深いなあ、と思いました。 そして、「呪われしゼシカ」との対決。本来、ゼシカが覚えているよりも強力な呪文を放ってきますが、何とか倒すと、魔術師のおっさんが準備の終わった結界を放ち、ゼシカと杖を分断させることに成功。 正気に戻ったゼシカは、杖に支配されていた記憶を持っており、杖の目的を明かしてくれます。 |
●おまけコラム:ドラクエ・世界観の話(BGM含む) 今回は、7の再プレイで改めて考えたことを書きたい、と。 2:ドラクエ2は、1の続編として、ノスタルジーよりも新しさの部分を重視しています。前作の4倍という広い土地と海を探索するのは、ワクワク感をともないました。 3:「そして伝説へ…」です。もう、前情報もなく、1からプレイしていた人にとっては、まさにタイトル通りの感銘を味わったはずです。 4:後に「天空シリーズ」と呼ばれることになる新たなシリーズの幕開けとなる本作。 物語的には、各章でバラバラだった世界が、第5章で改めて一つの大きな世界に集約されるのが劇的です。それまでの章で見知った街や城に、第5章で再訪する際、時間の経過を感じさせてくれます。この「時の流れを感じさせる懐かしさ」こそ、1〜3にかけてじっくり生み出され、4以降の作品では毎作ストーリー内に込められた要素だと考えています。 5:「天空シリーズ」第2弾ですが、ワールドマップは前作と大きく異なっています。 物語的には、「主人公の幼少期」「青年期」「父親期」の大きく3章構成に分けられ、それに応じて時間の経過を実感できるようになります。例として、「幼少期」に過ごした村を「青年期」に訪れてみると、思いのほかに小さく寂れていたり、「青年期」に主人公に冷たい言葉を掛けた村人が、「父親期」に来訪した際に反省していたり、などなど。 6:「天空シリーズ」第3弾ですが、世界観は全く異なります。上下に別れた世界と、ダーマ神殿による転職システムなどから、3を思わせる世界観と言うこともできます。 7:「天空シリーズ」ではありませんが、6で示された「似ているけれども異なる2つの世界」という要素(さらに転職による特技・呪文修得システム)を受け継いだ作品として、強い関連性を持っています。逆に、8には7の要素を感じないので、別に3部作にこだわらず、「4&5」「6&7」と二つ一組で考えるほうがいいのかも知れません。 主人公たちは「魔力を秘めた石板」により、異世界に赴くことになりますが、いずれも破滅に瀕した過去の世界になっています。それを解決に導くことで、現実世界で滅びた地域が復活する仕掛けです。復活した場所を訪れれば、その後の歴史を知ることもでき、また、そこで見つけた石板で、新たな過去の世界への扉を開くなど、物語を先に進めるためにも、必要な手順となります。 |
●2004年12月30日(月)・豹と砂漠と雪原と(オークニス編) ※序文 とりあえず、再プレイした7については、ダーマ神殿を復活させたところです。 さて、記事書きのほうでは、カプリさんに追い抜かれた形になるので、こちらも急いで進めたいと思います。 ショウ:レベル34、HP354、MP156 ヤンガス:レベル33、HP364、MP52 ゼシカ:レベル32、HP220、MP229 ククール:レベル33、HP269、MP177 ゼシカを呪いから解放し、4人パーティーに戻ったので、ようやく西の大陸をじっくり探索する気になりました。何しろ、カジノ都市ベルガラック周辺はほとんど探索してませんでしたから。 そういう寄り道を終えて、カジノで少し遊んだ後、ようやく杖の後を追って、北の地へ向かいます。 そして、到着したオークニス。 とにかく、命の恩人の窮地に急いで駆けつけるショウたち一行ですが、ばあさんはショウたちに後を託すように「最後のカギ」を手渡すと、暗黒神ラプソーンの意図どおりに命を落としてしまいます。仇討ちに挑むショウたちですが、敵は翼を広げて東方の空に飛び去ってしまいます。空飛ぶ相手の後を追うために、飛行手段が必要だと痛感するショウたちなのでした(つづく) |
●おまけコラム:ドラクエ・世界観の話2(光と闇の果てしないバトル) カプリさんが、「ドラクエのラスボスの系譜」で話をしたので、こちらはさらに話を広げて、神と魔王(ラスボス)の関係にまで、踏み込んでみたいと思います。 2:ラスボスは邪神官ハーゴン……と思わせて、直後に真のボスである破壊神シドーが登場します。サブタイトルが「悪霊の神々」とあるように、前作に比べて宗教観を強く持つ作品と言えます。なお、この作品で神と呼ばれるのはシドーだけで、神々というのはおかしい、という話もあるのですが、ハーゴンの城にいる中ボス、「アトラス」「バズズ」「ベリアル」の3体も、神扱いとして考えているのでしょうね。 3:当初の目的は、魔王バラモス追討。しかし、真のラスボスは大魔王ゾーマです。本作より、昼夜の概念ができ、「闇に閉ざされた地下世界アレフガルド」の描写にも貢献しました。 4:本作において、ラスボスはデスピサロですが、終盤まで「地獄の帝王」として恐れられるのがエスタークです。 5:ラスボスは、暗黒世界の王ミルドラース。隠しダンジョンのボスはエスタークです。 6:中盤までボス扱いされているのはムドー。ラスボスはデスタムーア。隠しダンジョンのボスはダークドレアムです。 7:ラスボスはオルゴ・デミーラ。過去の世界で一度倒した後、現代で「偽の神さま」に化けている奴を倒してエンディングです。その後、隠しダンジョンで、本物の「神さま」と戦うこともできます。 |