White NOVAの気まぐれ更新日記
過去ログ集2005年4〜7月

(4周年記念後の雑多な更新記録)

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新鮮な気分で(2005年4月8日)

 昨夜(4月7日)は、忙しい日々を終えて、久々に解放された嬉しさに、愚にも付かない日記を書きましたが、
 現実問題として、あまり中身の伴わない文章でした(^^;)。

 でも、まあ、
「何か立派な文を書かないといけない」と気負いすぎて、何も書けなくなるよりも、
 
「つれづれなるままに日暮らし、新しいパソコンに向かいて、心に浮かぶ雑多なことを、気ままに書ける」ってのが大事だと思います。
 そうしているうちに、
更新の習慣付けができれば、自分が満たされるし、その上で、読む人のニーズに応えることができれば、これ幸いなり、と。

 ともあれ、年頭の決意は、
「原点回帰・再出発を目指したい」、という点で、何も変わっていないわけですが、これって、言葉そのものは格好いいけど、はなはだ具体性に欠けます。
 で、具体性に欠ける決意を煮つめるために、時間と気持ちに余裕ができた今、思考をもてあそぶわけですが、
 とりあえず、自分にとって
「このホームページの原点とは、幼少期からのホビーライフの回顧」だったりします。容量の都合で、今はカットしているけど、最初は「2000年までの長文自分史」から始めたんですよね。
 その後、5年を経て、自分の書いた日記などを読み直すにつれて、変わった自分や、不動の部分なども分かるわけですが、そういうのは、いずれ10周年の折にでも、整理してみます。

 ただ、この「過去を振り返る」って部分で、書きたいことが見つかったと思うので、
「今年30周年の戦隊」と連動させて、記事にしたいな、と。あくまで、戦隊の作品考察ではなく、戦隊を素材にした自分語りになる、と思う。
 それで更新ペースをつかみながら、おいおい、宿題に手を付けて行くってことで。

 以上、
「過去を振り返る」ってのは、ちっとも新鮮な気分じゃありませんが、「やらなければいけない宿題」に追われて鬱々とするよりも、「できること」「やりたいこと」に目を向けるに至った気分が新鮮ってことで。

●2005年4月7日(木)

 4月に入って、早一週間。
 ようやく、忙しい春期講習も終わり、更新に時間を割けるようになりました。
 3月の慌しい、「パソコン買い替え&データ転送、ソフトの切り替え」も終結しており、物理的には何の支障もなくなった状態です。

 問題は……心理的な意欲と、日頃の習慣付けかと。
 言ってしまえば、どんな作業にも(勉強だろうと仕事だろうと趣味だろうと)、それを果たすには、3つの要素が必要となります。
 一つは、時間や、物理的な環境など。たとえば、どんなに見たいTVがあっても、放映時間に家にいなかったり、ビデオがなかったりしては、視聴不可能と。

 二つは、やる気。外からの強制力を働かせれば、「やる気のない人」にも作業をさせることはできますが、当然、効率が悪い。何かをなすには、やはり、いかにして「やりたいと思わせるか」あるいは「やらないといけない状況に追い込むか」が問われます(前者で動ける人は能動的で、後者でないと動かない人は受動的と)。
 なお、「やりたいことが見つかるまで働かない」という選択肢を選んだ結果、俗にニートと呼ばれるに至った人が増えているという話も聞きますが、そんな奴には、「一生、やりたいことなんて見つかりません!」と断言しておく。「やりたいこと」なんてのは行動原理の一つでしかないし(他の2つは「やらないといけないこと」「やれること」)、その一つだけにこだわって、他の二つを考慮に入れない輩は、現実逃避しているに過ぎないので、仮に「やりたいことが見つかっても、それを実現することは不可能」と切って捨てるわけで。
 ……いや、まあ、最近、新しい受験生を指導するに当たり、「将来はニートでもいいやん」などという妄言を吐いた子がいたので、いろいろ説得する必要に駆られたりする。本人は、冗談のつもりかもしれないが、冗談は時と場合を選ぶべし、という社会常識を持たない点からも、本当にニートになってしまわないかと心配していたり(苦笑)。
 ところで、「Gガンダム放送から数年後に、司会進行役のストーカーさんが変なイメージをもたれた」そうですが、同じように、最近は「ガンダムXのジャミル・ニートさんが、変なイメージをもたれる」ことはないだろうか? と、妙な心配をしてしまう今日この頃。

 閑話休題。さて、やる気についてですが、NOVAは常に更新意欲は持ってます。ただ、それと同様に、たまっているゲームやDVD視聴にも時間を使いたい、という現状があって、もちろん、趣味だけでなく、現実の仕事でもスキルアップに相応の時間を使いたいし。
 ホームページを作り始めた当初は、「ホームページを作ることがすなわち、パソコン技術の向上手段」と安易に考えることもできたけれど、さすがに3年も続けると、それが惰性になってしまい……昨年は4年目で引っ越しなどの転機を迎えましたが、5年目に入った今年は、さてどうしたものか? と今だ悩んでいる現状だったりします。
 今年の正月には、「原点回帰・再出発を目指したい」と書いたんだけど(パソコン買い替えも、その一環かと)、果てさて、それじゃあ自分の原点って何? と、「仮面ライダー」的な悩みに出くわしている最中と。原点に返ったら、「アマゾン」とか「スカイライダー」とか「 BLACK」とか……意外と王道から外れているような気もするし(苦笑)。
 で、現実的に考えるなら、
「原点に返ることよりも、たまっている宿題(ファイズとか^^;)を何とかしろ!」という意見に従うべき、とも思えるわけで。

 ……とまあ、やる気がいろいろと空回りしている現状だったりするわけですが、
 何かを果たす三つめの要素であり、最も大きなのが、日頃の習慣付けと考える次第です。
 結局、人間を決めるのは、「日頃の習慣」であり、どれだけ偉大な才能があろうとも、どれだけ、やる気を胸のうちにたぎらせていようと、どれだけ恵まれた環境を与えられようと、日頃の行動を伴わなければ、意味をなさないという意見。
 ホームページについても、それは同じで、「いろいろ頭の中で考えても、結局、日頃の更新がなければ無意味」という結論。
 そして、ニートと違って「やりたいこと」が多くて悩んでいるNOVAなわけですが、それすらも行動原理の一つに拘泥しているという点ではニートと変わらないわけで、もっと「やれること」「やらないといけないこと」に目を向けるべきかと。

 すなわち、「できることからコツコツと」「たまっている宿題はしないといけないだろう」という……あれ? 何だか、ありきたりの結論になってしまうわけで……これまでの思考の過程は、一体、何だったんだ? ひどく無駄なことを書き、読者の皆さんにも、こんな駄文に無益な時間を費やさせてしまった次第ですが(m0m)。

 ともあれ、こちらは、ようやくこんな無駄な時間を使える余裕がようやくできた、ってことを改めて宣言します。
 これから必要なのは、「日頃の更新習慣」ですが、ゴールデンウィークまでの間に、おいおい取り戻して行きたいので、今後ともヨロシクです。

PS:継続は力なり。
 この時期に、一番コンスタントにやったのが、「BRAVE SAGA」。ようやく、終了しました。
 で、現在、「BRAVE SAGA2」に突入。パワーハートでは、一部「聖闘士星矢・冥界編のパクリ疑惑が原因で酷評されていた作品」ですが、(真偽は不明ですが)問題のパクリ部分は全体のわずかに過ぎませんし、改めてプレイしても、それ以上に楽しめる要素が満載ですので、NOVAはお勧めです。
 ゴルディーマーグドリルゲキの声優つながり合体攻撃とか、ゴルディオンハンマーを拝借して攻撃するウサリンMK2とか、
 ゾンダーに取り付かれたジェイデッカー「E I ○○と認定呼称しようとするGGG」本部に突然、参上して、「ジェイデッカーに関する権限は我々ブレイブポリスにある。勝手な認定は控えてほしい」と宣言、「サタンジェイデッカー」と命名する冴島総監とか、
 氷竜炎竜に対して、「どうして君たちは名前に竜の字が付くのに、胸に竜の顔がないんだ! バーンガーンを見たまえ。胸に立派な竜があるじゃないか!」と説教する冴島総監とか。

 あ、それと、以前、新作の「新世紀勇者大戦」「BRAVE SAGA」との比較の上で酷評していましたが、そのときの記述において。

>多彩なクロスオーバーが魅力のロボット混載シミュレーションにおいて、6作品というのは少なすぎますし、その少ない作品が互いに交流しない(ほとんど主人公としか絡まない)のでは、魅力半減です。

 さすがに、交流しない(=ゼロ)というのは言い過ぎでした。
 一つ思い出したのは、「同じ高校生なのに社長業をしている舞人を、羨ましがる炎」というネタ。
 ただ、これも、結局のところ、「舞人の代わりに、一日社長をして、そのハードさに根を上げる炎」という、ありきたりなオチでしかなく、楽しめたとは言いがたいです。

PS2:ということで、NOVAは「新世紀勇者大戦」「BRAVE SAGA」シリーズより見劣りする、という立場ですが、
 もしも、「新世紀勇者大戦」はここが楽しい、という擁護意見があれば、是非とも「SFロボット掲示板」に書き込んでもらいたいです。自分としては、反論することなく、素直に拝聴したい、と思っています。
 マジで、自分としても、もう一度、「新世紀勇者大戦」のプレイ意欲を高めたいので。

●2005年4月18日(月)

 先週は、ゲーム攻略モードになってしまい、特撮関係の記事を棚上げしていたら、特撮掲示板の方が閑古鳥状態になってしまい、ちょっとドキドキ(苦笑)。今週になって、書き込みがあって、ようやくホッとしています(^^;)。
 4月になって、皆さん、生活の変化などあったのでしょうか? それとも、「ウルトラマン・ネクサス」がお休みになっていた影響かな? 
 ともあれ、NOVAの方も、この場で、泥縄的に感想を。

●ネクサスジュネッスブルー降臨で、ずいぶん引っ張った感じですが、ようやく話が進みました。
 戦闘時間も多めにとって、「動きが機敏で、足技を多用する」のが特徴と判明。さらに、「アグルブレードみたいな剣」も使うし、赤ジュネッスから発展継承された新ウルトラとしては及第点。ただし、戦闘時の声が軽い印象なのは、ウルトラっぽくないかと。
  ドラマ部分も、キャラ交代の影響で明るくなって、オープニングの都市バトル同様、番組全体のイメチェンに作用しています。もちろん、陰の部分も見受けられますが、陰ばっかで光のほとんどなかった今までと比べると、明るいのはいいことだ、と単純に肯定できます。
 とりあえず、MPの新人娘が初々しい感じで、憐との絡みが好印象。姫矢さんのことは、当面、心の底にしまっておいて、新しいドラマに期待したいです。
 ついでに溝呂木のことも記憶の奥底にしまって、出てこないように封印したい(笑)……ですが、「記憶喪失のラディゲ」状態で再登場するようですね。そして、リコ(弧門の彼女ではなく、同名の少女の方)との接点があるとか……。何だか、欝ドラマのような予感が。さすがに、「記憶を取り戻して、幼女惨殺」はしないと思いますが、ネクサスだから油断はできない、と(^^;)。

●ジャスティ: シロガネ登場よりも、「浦沢登場!」の方に、目が行ったわけですが(苦笑)、
 唐突に、デモンナイト「ライザー星の王族?」みたいな伏線が張られました。
 シロガネ用の新星神獣「2本首のリュウト」も、今までありそうでなかったモチーフで、期待大です。ライゼロスとのタッグは、往年の「ガイガン&ギドラ」タッグへのオマージュと思います。
 そして、一番の期待は、セイザーレムルズこと伝通院先生のゲスト出演。さすがに変身はしてくれないようですが、少なくともグランセイザー世界との接点はゼロでないことが分かり、シリーズ物としては嬉しくなります。ジャスティの世界は、グランで装着者が覚醒しなかったパラレル世界なのか、それともグランの戦いがMPか疾風流の黒子ロボに集団記憶消去された後の世界なのか、いろいろ辻褄合わせを考えたくなりますが(グランの世界は、機龍ワールドとの接点もあったりするんですよね)、
 他にも噂として、年末には、「グランと、ジャスティと、第3の超星神シリーズが競演する劇場版」が製作されるそうです。ゲスト出演として、ゴジラが出ることは……期待しない(苦笑)。でも、オマージュとして、「ライゼロスVSドルクルス(恐竜VS亀)」ぐらいは見たいぞ。

●マジ:先週のファイヤーカイザーは、本当に燃えている炎の槍を振り回したり、メガロンファイヤー(メガロマン)とフォトンエッジ(ガイア)を合わせ技みたいな頭部から延びる火炎技を見せてくれたり、文字通り燃えさせてもらいました。
 ついでに、玩具の馬に乗って自己主張している畑の兄貴もいい味出していたし。

 ということで、今週は畑の兄貴2度目の主役回です。前回以上の暴走ぶりや熱さを堪能させてもらいました。
 それと同時に、ちい姉のキレぶりも、キャラ立てとしていい感じ。しかし、そうなると、ますます陰が薄くなりそうなのが、イエロー「どうして、みんなでゾロゾロ見に来るんだよ」とツッコミを入れつつ、自分も一緒にそこにいるので、言葉に説得力がないわけですが、姉弟の誰もそこにツッコまないので、セリフが浮いています(「そういうあんたも、見に来てるじゃない」と一言あれば、の立ち位置が面白くなるわけですが)。
 目下のところ、誰からも真剣に取り合ってもらえない「自己完結型ツッコミ役」なので、学者タイプとしては弱いな、と。

 さて、目下のところ、一番存在感が薄そうなイエローよりも、畑の兄貴です。
 実は彼って、ガオブラックのときにNOVAが期待した「今週の暴れ牛」のイメージにピッタリなんですね。、あるいはの牛と言えば、他にブラックバイソンオーグリーンがいるわけですが(戦隊以外だとゾルダとか)、チームを引っ張る役としては今一つ。
 しかし、畑の兄貴「純情かつ、責任感ある兄貴という立場ながら、単独暴走もする」。この3つを同時に持ち合わせた脇キャラというのは、考えてみれば、稀ですよ(主役のレッドなら、何人か思い当たるが)。

 というわけで、今回は「純情な兄貴が、周囲の心配と、『どうせ振られて終わりだろうな』というNOVAの予想をくつがえして、見事に彼女のハートを正攻法でゲットする」話。
 考えてみれば、ギンガブルータイムイエローと、純情パワフル戦士の恋は実りやすい、という傾向はあったんですね。

 今回めでたく、両思いになったメガネの彼女ですが、レッドの彼女候補のサッカー部マネージャー共に、再登場を期待したいです。

●響鬼: 今回の注目は、いろいろあるのですが、何よりもヒビキさんの本名が判明したのが、最大のポイントかと。
 ええと、「日高仁志」ってんですが、ついでにイブキさんは「和泉伊織」で、RICKさんの示唆どおり、姓名の初めが、鬼名の頭文字と同じという特徴が。すると、NOVAは無理だな。イニシャルが、H.Eだから。どうしても、鬼になりたきゃ、どこかの養子に入って、「Hで始まる姓」を身に付ける必要があります(笑)。もちろん、体力的には、一から鍛え直さないと全く使い物になりませんが(爆)。
 そして、明日夢とあきらは、それぞれ「安達」と「天美(あまみ)」ですから、鬼の条件はOK。モッチーはダメですな。
 歴代ライダーですと、姓名の頭文字が同じってキャラは見当たりません。イニシャルだけでよければ、「木野薫」「剣崎一真」と、「菊池啓太郎」が候補になりますが。
 さて、そうなると、仮に、明日夢かあきらが鍛えて鬼になった場合、「ア○キ」になると思われますが、果たして、「○」にはどんな文字が入るでしょう? NOVAの意見は、文字を緑色にしている点で推測できるでしょう(笑)。得意技は、畑仕事とサラダ作りってか。

 さて、ミドリといえば、もう一人のメガネ美女がこちらにも登場しております。
 ええと、この人、クウガの榎田さんに相当するキャラですね。あちらは子持ちでしたが、こちらは桜子さん的なポジションも兼任するのかな? 
 明日夢(と視聴者)に、いろいろレクチャーしながら、さりげなく音撃鼓や音撃棒の重さを演出していました。こういう、ヒーローの強さを間接的に示す手法って、いいですなあ。

 それと、今回、童子と姫をドーピングさせたキャラは、クウガの審判役ドルドを連想させる雰囲気。ただし、やっていることは、エージェント・アブレラみたいだなあ、と思いつつ。
 ともあれ、初めて等身大バトルに危機感が感じられて、面白かったので、今後の敵パワーアップにも期待です。

●2005年4月25日(月)

 ウルトラマン・マックスかあ。
 前作のコスモスは、劇場版でいろいろ展開されたけど、TVとしてはシリーズ化せずに終わってしまいましたからねえ。続きがあるのは、素直に嬉しいぞ。
 ウルトラマン・ネクサスの欝展開は、心情的に乗り切れないものもあったけれど、それでウルトラシリーズ全てに見切りを付けたわけではないですからねえ。

 いかに種Dを批判していても、ガンダムシリーズについて語る機会があるだけで、実は嬉しいのと同じで。
 シリーズ化もせず、完全に忘れられてしまった作品は、いくら語りたくても、なかなかできませんから(まあ、そういう作品を発掘したり、回顧したりするのも、マニアの道楽なんですが^^;)。

 さて、今週の特撮は、マジだけにしぼって感想。
 吸血鬼ネタは、NOVAの好みの話だけど、前半の録画ミスりました。いや、まあ、本編を直接、視聴したから内容的には問題ないんですけどね。ホウ姉がトマトジュースを飲もうとした辺りで、ビデオが動いていないことに気づき、慌てて録画ボタンを押した段階。
 で、見ていて、「吸血鬼なのに、感染しないのかよ」……という不満がありましたね。普通は、この手の話って、「人間をみな吸血鬼にして、吸血鬼が吸血鬼を増やして、悪の下僕を増産するのだ!」ってのが、ドキドキして面白いんですが。
 で、ヒーロー物だと、怪人倒して終わるか、ワクチン作って治すかで終わります。ホラーだと、破滅的なラストか、主人公、あるいはその恋人だけ、あるいは両方生き残るか、で終わることが多い。みんなが化け物になって、新しい世界が開けて、ハッピーエンドって話も少数ながらある(こういう少数派は確実に心に残りますね。人間の立場なら、化け物は恐怖だし、敵だけど、いざ自分が化け物になって、しかもそれを感染させることができるとなれば、そちらの心理に感情移入したい気にもなるわけで……別名「マタンゴ食べたい(食べさせたい)症候群」^^;)。

 話を戻して、今回は、「吸血鬼なのに、感染させず、灰にして(殺して)終わり」……て作戦は、おいおい、ナイとメア(バンキュリア)、あんたは吸血鬼ファンの望むものを分かっちゃいないなあ、なんて思っていたんですが、
 最後のドンデン返しで、おおっと感心。「悪の下僕と化したホウ姉」の話に続くわけですか。ついでに、うららも噛んで吸血鬼仲間にしてやって……などと期待したりする自分がいるわけですが、たぶんがワクチン作って治すんだろうなあ、と予想もして、無難に終わるかと(予定調和って奴さ)。
 ともあれ、次回が楽しみです。

PS:響鬼も、まさかの登場「弾鬼」さん……とか、変更したエンディング映像といったトピックはあるけど、
 それよりも「乱れ童子」が牙生やして、首筋に噛み付くのを見て、「こいつも吸血鬼か?」なんて、前番組の余韻が残ってました。腕を噛まれて、大ピンチのイブキさん……で、つづくですが、
 このまま、吸血鬼化したイブキさんが、あきらを襲い、そして……ってストーリーも妄想したりするぐらい、NOVAは吸血鬼ネタが好きです。以上。

●2005年5月4日(水)

 連休はのんびりくつろごうと思っていたんですが、地元(兵庫県A市)で、ああいう大きな事故が起こると、気分的にのんびりできないわけで。
 自分もしばしば利用したことのある交通機関なんで、亡くなった人についても、決して他人事には思えません。
 連日飛び回る取材のヘリコプターとか、緊急自動車とか、音を聞くたびにいろいろ感じたりします。
 自分の気持ちを落ち着けたい意味もこめて、僭越ながら、この場を借りて、つつしんで、ご冥福を捧げたいと思います。もう二度と、こういう事故が起こらないように願いながら。

 さて、死と言えば、フィクションでは身近な題材なんですが、種Dでもやっちゃったみたいですね(自分はタイミング悪く、見られなかったけど)。
 現実とフィクションをごっちゃにするのは失礼なんで、同じこの場で合掌をするのは控えますが、いい人がいなくなっちゃうのはイヤです。来週から、何を楽しみに番組視聴するか、考えたいです(こういう気持ちは、たぶん、龍騎で、香川先生が東條君に殺されちゃったとき以来ですね。キャラに感情移入しすぎると、時にこんな重い気分にも耐えないといけません)。

 重いニュースや感想に続いて、明るい特撮ネタをば。

 マジレンジャーの吸血鬼ネタ後編は、
 翼チンと、芳香姉ちゃんの連係プレイによる逆転劇が快感でした。日頃は、クールでひねたキャラ(でも、いまいち板についていなかった)のが、に負けない熱血ぶりを披露。
 NOVAの予想した「ワクチン作って治す」ではなく、「感染の元凶を倒すためのアイテムを作る」という手段でしたが、のキャラと能力、それに芳香のキャラを絶妙に組み合わせた、いい話でした。
 しかし、うらら……芳香ちゃんなら、おみやげを買ってこないし、リンゴをこんなにうまくむけるはずがない」って、冷静な顔をして、キツイこと言うねえ(笑)。こういう「優しい顔していながら、棘のある娘」って、戦隊では珍しいので、今後の活躍に期待です(もう少しストレートなら、ブルースワローのアコチャンがいたけど)。

 響鬼は、先週よりもさらに意外なキャラとして、入院していた「噂の斬鬼さん」が登場。ただのネタキャラかと思っていたら、きっちり格好いい役を与えられているではありませんか。
 まさか明日夢の入院が、こういう絡みにつながるとはね〜。
 しかも、モッチーの親戚のお兄さんが、「斬鬼さん」の弟子の3人目ライダー「轟鬼」だったりして、何だか鬼の世界が身近なものに感じられる次第。
 次週がまことに楽しみです。
 あと、劇場版は、時代劇仕様になるとか。そちらも、「鬼対妖怪の大活劇」ってノリが堪能できそうで、楽しみにしたいです。

PS:「アイスウィンド」も終了して、それはそれで、めでたい気分です (昨日で仕上げたんだけど、今日、少しだけ追記・改稿しました)。
 この2週は、嫌なこともあったけど、早く日常の落ち着きを取り戻せることを心底、祈っております。

●2005年5月14日(土)

 ミス・ドラのプレイ&記事書きが順調に進んでいます。
 ただ、更新は、今週うまくネットにつながらなかったので、後手に回りましたが。本日、修復ができましたので、3回分まとめてアップと。

 ミス・ドラ以外では、前回、書いていなかったネクサスジャスティをば。

●ネクサス:打ち切りが決まって、局側がしきりにマックスの宣伝活動にいそしんでいる状況で、憐編は決して悪い話ではない、と思っている自分がいます。
 根底には重い話が横たわっている状況で、の陽性のキャラクターがうまくバランスをとっているな、と。
 逆に、姫矢編は話が重すぎた。いろいろな点で、救いが全くなさそうなストーリー展開で、「ウルトラマンの光」すら未来への可能性や希望ではなく、贖罪の十字架あるいはビーストと同種の危険分子と見なしてしまう設定が、やはり原点否定にも思えます(もちろん、それが視聴者に受け入れられて成功すれば、意欲作との評価も受けるのでしょうが)。

 ま、これで、「弧門がデュナミストになって、後番組でノアが始まる」というファン的妄想は消えて(ついでに「西条凪副隊長がダークナギもとい、ダークザギになる」という妄想も消失して)、
 もう、後番組は陽性ヒーロー一直線のマックスで押し通すことになりそうですが、とりあえず黒歴史になりそうなノアは、数年後、DVDオリジナルのストーリーとして展開するのだろうなあ、と期待しております(ネオスみたいにね)。

 期待するのは、久々のウルトラ兄弟集結……だったりするんだけど、下手にそれをやると「ライダー BLACK RX」かなあ、と。
 とりあえず、ハヤタ隊員とフジ隊員の役者出演が確定なので、シュリケンジャーよろしく、過去のウルトラ役者のゲスト出演などにも期待です。ただし、モロボシ・ダンは求めません。最近、ライダーで見たからね(笑)。

●ジャスティシロガネは軽々しく使わない点が好印象になっております。CMでは散々宣伝しているけど。
 デザインとしては、ジャスティの基本モチーフの鎧武者系と違って、ウルトラ的な超人ヒーロー系で、非常に違和感が強いんですがね。ま、特別扱い的なキャラと考えれば、いいか、と。

 そして、シロガネと新・星神獣リュウト(&合体後のジャスティカイザー)の活躍で、カイザーハデス撃退、という展開が予定されているわけですが、
 その後の新たな敵、そして記憶を取り戻したデモンナイトの動向にも注目したいところです。

●2005年5月31日(火)

 日曜日に劇場版『Z』を見に行って(立ち見という盛況ぶり)、その他、いろいろと趣味関連の品を購入。
 感想は、いろいろありますが、まずは、土曜日のTV視聴の感想から。

●ネクサス:一般市民が、初めて怪獣とウルトラマンを認識したことに、妙に感慨を覚えるとともに、高揚感を掻き立てられました。ただ、こういうのって、本来ならもっと早くに描かれるべきだったんですよね。

 ウルトラマンは光のヒーローだから、時代劇で言うなら、『必殺』ではなくて『水戸黄門』に相当します。つまり、人知れず戦うのではなく、公然と戦うことでカタルシスを発揮する作品シリーズだと(まあ、変身者が正体を隠すのは必然としても)。それを、影の存在として、ここまで引っ張ったわけだから、作品としては意欲的な冒険だったかもしれませんが、結果的に、ウルトラマンの本来の魅力をつぶしてしまった、と。
 で、ネクサスは、『水戸黄門』を求める人に、『必殺』(それも陽性に転化した仕事人ではなく、陰鬱な仕業人風)を見せてしまったわけですから、大いに違和感を伴いました。路線としては、新作『ウルトラQ』に付随していた『ダークファンタジー』の称号を、そのまま被せたような作品。
 さらに、陰鬱な世界観を癒す一服の清涼剤となるキャラが皆無な上、ストーリー展開が遅すぎ、というテンポの悪さを伴って、連続活劇の爽快感すら味わえないため、『魅力的な設定はあるんだけど、それを活かしきれない作品』でした。

 そんなネクサスが、初めて光の下に立ち、人々に認識されたのは、「ああ、これがウルトラマンの世界観なんだ」とか、「今さら遅いよ。どうして、もっと早く、こういう展開にしなかったんだ」とか、いろいろ考えたりしたわけで。
 例えるなら、『必殺仕置人』最終話で、奉行所に追い詰められ、潜伏を余儀なくされた仕置人たちが、捕まった仲間を助けるために、処刑場に乗り込み、「オレたちは闇の仕置人だ!」と公然と名乗りながら、激しい乱闘を繰り広げるのにも似た感慨です。仕置人の場合は、最初から暗殺者という設定なので、公然と名乗るわけには行かないし、名乗ることによって、仲間を救出した後、一味解散というラストを迎えるわけですが(この際、ラストで殉職者が出れば、陰鬱なオチなわけですが、仕置人の場合、そうはならなかったので、寂しくはあるけど陽性な終わり方でした)、
 ネクサスの場合、ラストはどうなるかなあ。

 時代劇の例えを結論づけるなら、ネクサス『水戸黄門』であることを期待されながら、印籠を出さずに、ここまで引っ張って来たわけで、ついに公然と正体を現したわけだから、この後は、ラストまで爽快感あふれる「明るいウルトラマン」として有終の美を飾ってくれることを期待します。
 あと、「アンノウンハンド」とか「来訪者」についても、最低限度の解明がなされることを期待しています。それと、姫矢の関係者が、ネクサスの戦いを見て、失った記憶を取り戻すとか……残り話数で、どこまできちんとドラマをまとめてくれるか……とにかく、いろいろ期待だけはしてみる。

PS:『月光仮面』以来、ヒーローという者は、「どこの誰かは知らないけれど、誰もがみんな知っている」はずなんですが、ネクサスの場合、「どこの誰かは(TLTには)分かっているけど、(一般人には)誰にも知らされていない」という異色な展開だったんですね。その意味では、やはり意欲作とは思うんだけど……。

●ジャスティ:こちらは、第3部に入って、新たな敵登場という新展開。
 同時に、ライバル敵のデモンナイトが、晴れて味方になるという「見ていて安心」な王道ヒーロー路線を堅持。
 基本路線は保ちつつ、ギミックその他で面白いものを見せてくれる作品は、好みです。

●ガンダム種D:久々に、ここに書いてみる。
 主人公と心を通わせたヒロインの戦死、という伝統的展開ながら、全然、心の琴線を震わせないのは、どうしてだろう? 
 答えは簡単で、ヒロインに心を通わせた主人公に全く、感情移入できないから。

 次に、空幻研で提示してみた予想なんだけど、「シンは、強化されたコーディネイターである」という設定を活かそうと思えば、やはり「同じ強化人間であるステラ」には生きてもらって、「悲劇の強化人間の恋人同士」という展開で主人公の立ち位置を定めると共に、視聴者からの感情移入や、ドラマの方向性を明示するという役割が求められるだろうに、
 ここで、あっさりヒロインを殺してしまっては、シンの今後の戦う動機が「ただの復讐」に堕してしまい、しかも、それは「わがままな逆恨み」でしかない、と。

 ともあれ、番組開始当初から、ミネルバの直接対決相手だった、ネオ率いる強奪ガンダムトリオが、ここで壊滅してしまい、次のストーリー展開も見えなくなっております。シンにとってのラスボスが、デュランダル議長なのか、それともキラなのか、超小物のロード・ジブリールか、分からないまま、当面は新ガンダムをいかにして入手するのかが気になるところ。

PS:トダカ一佐の後継者として、ムラサメ隊リーダーのアマギ氏に少し期待を寄せてみる。部下もゴウとか、何だかウルトラチックなネーミングだし(笑)。

●2005年6月2日(木)

 今回は、日曜日のTV視聴の感想をば(ここでは、約一月ぶり)。

●マジ:前回、吸血鬼ネタについて書いて以来。
 オーガ、グール、スケルトンの3冥獣は、古典的なファンタジーRPGファンには「?」な設定を見せるだけで、あまり強敵という印象もなく散ってしまいました。
 そもそも、グール(脅威度1)も、スケルトン(脅威度3分の1)も、ミス・ドラで散々、出くわして、ファイヤーボールの餌食にしている状況ですからね。あまり、強敵って感じはしないのです。オーガ(脅威度2)は、多少別格ですが、それでも1話のトロール(脅威度5)の方が強敵感が強し。
 今後、強敵を出そうと思えば、脅威度6のワイヴァーンとか、脅威度7のキマイラとか、脅威度8のイフリートとか、いろいろ強そうなのを希望するッス。なお、成体ドラゴンでは、一番弱いホワイトドラゴンでも脅威度9だったりします。

 ……と、D&Dから話を戻すと、天空聖者のルナジェルさんが登場されました。何だか、天空聖者と書くと、天空忍者とのつながりを妄想したくなるんですが、ルナジェルさんは、「セラムン」あるいは「トトメス」の系譜に属するような方ですね。もう少し、クリーチャー的な「精霊」なイメージを持っていたんですが、ただのコスプレ姉ちゃんにしか見えないのが残念です。
 とりあえず、「月に代わって、おしおき」みたいなネタゼリフは口にしないことを期待しつつ、次回の動向を見守りたいと思います。

●響鬼ヒビキさんの戦闘シーンが減って、イブキやらトドロキにスポットが当たっている状況です。
 劇場版では、「ニシキ」という鬼も出るそうで、広がる鬼ワールドを堪能している昨今ですが、そろそろ「仮面ライダー」らしく、バイクネタも欲しいなあ、と思っております。「騎乗する鬼」みたいなサブタイトルで、高速な敵と戦う話とか。

 あと、弾鬼さんとか、裁鬼さんとか、斬鬼さんたちのその後の様子も気になるなあ、と思いつつ。

●OVA「スパロボOG」1

 とりあえず、購入して視聴。
 謎の敵に強奪運用されている新型PTと戦う、アルトヴァイスの話。
 一応、ブリットのグルンガスト参式と、SRXチームも顔見せ的に登場していますが、まあ取り立てて特筆することはありません(作画レベルも、かろうじて及第点)。
 夏発売の第2話では、サイバスターが出るようで、それには期待。葦プロ製作のアニメ版サイバスターと違って、本家サイバスターがアニメで見られるわけですから。あの線の多いメカがどう動くかだけでも、注目に値するか、と。

 なお、NOVAが一番見たいのは、ゼンガー親分だったりしますが、果てさて。

●D&D3.5版

 これ、買おうかどうか迷ったんですよ。
 「3版初心者」とか言っているうちに、今年になって、マイナーチェンジの3.5版が出て、どこが変わったのか、ネットで情報を集めても、断片的にしか伝わらない。
 それでも、迷った末に、二つの追加ルール目当てに購入(コレクター道まっしぐらだなあ^^;)。
 一つは、追加された上級クラス。3版では、6つしかない上級クラスが、一気に16種に増えています。こういうのは、やはり気になります。
 もう一つは、エピックルール。キャラを20レベル以上に育てるためのルールです。

 試みまでに、上級クラスについて、列挙してみることに。

アークメイジ:高次秘術を修得した上級魔法使い。既存の呪文を、強化・修正して使えるようになる(フォーゴットン・レルム・ワールドガイド=FRWから)。
アーケイン・アーチャー:エルフの魔道弓兵。魔力を秘めた矢を放つ(3版から)。
アーケイン・トリックスター:魔法盗賊の上級クラス。盗賊の技を遠距離から使用することができる(新規)。
アサシン:暗殺者。毒の使用や、魔術師呪文の使用も可能な上級盗賊(3版から)。
エルドリッチ・ナイト:秘術騎士。魔法戦士の上級クラス(新規)。
シャドウダンサー:影の踊り手。影を操る、盗賊系クラス(3版から)。
ソーマタージスト:召喚系に特化した魔術師(新規)。
デュエリスト:鎧なしの戦闘訓練を積んだ戦士(新規)。
ドラゴン・ディサイプル:龍の血族。ドラゴンの能力を獲得できる(新規)。
ドワーブン・ディフェンダー:ドワーフの守護戦士。防御に秀でた戦士(3版から)
ハイエロファント:大司祭。僧侶の上級クラス(FRWから)。
ブラックガード:黒騎士。邪悪なパラディンに相当(3版から)。
ホライズン・ウォーカー:地平の旅人。各種の地形や、次元間移動の専門家(新規)。
ミスティック・シーアージ:魔術師兼僧侶の上級クラス(新規)。
レッドウィザード:セイ国出身の専門化魔術師(FRWから)。
ローアマスター:伝承知識の学匠。魔術よりも、知識そのものを重視する学者(3版から)。

 今、プレイしているミス・ドラでは、こういう上級クラスは用意されていないのですが(基本クラスでさえ、ウィザード、バード、ドルイドが割愛されている)、いずれプレイしたい「ネヴァーウィンターナイツ」の拡張キットで、一部がフォローされているので、そういう先々の楽しみもルールブックを読みながら、想像している最中だったりします。

●2005年6月15日(水)

 久々の近況について。
 まず、日曜日に『戦国自衛隊1549』を見て参りました。感想としては、大当たりです。下手なツッコミをいれず、純粋に物語を楽しめた映画は久しぶりです。
 最初の「人工磁場発生器」によるタイムスリップは、同じ手塚監督の作品『ゴジラXメガギラス』のディメンジョン・タイドを思い出し、「怪獣は出ないけど面白いSF特撮映画」としてのカテゴリーを十分、満たします。
 時代劇ファンとしても、SFファンとしても、ミリタリーメカファンとしても楽しめた作品ということで、それ以上の感想はいらないか、と。
 あと、以前に見た『タイムライン』(あちらは騎士道の時代にタイムスリップ)と比べても、いろいろ書けそうだけど、すぐにはまとまりそうもないので、まずは原作を読んでから、じっくり考えたいです。

 次に、最近、読み終わったのが『魔法の国ザンス』の最新刊(16巻)『ナーダ王女の憂鬱』
 今回は、「ザンス世界を舞台にしたコンピューターゲーム」を通じて、ザンス世界を旅することになった男女のマンダニア人の話。マンダニアというのは、魔法のない、いわゆる現実世界。マンダニア人を主人公にした物語と言えば、今までも第12巻『マーフィーの呪い』があったけれど、
 今回は何しろ、「コンピューターゲーム」がネタなので、「ミス・ドラ」を継続プレイ中のNOVAにとっても、感情移入度高し。
 なお、原作は1993年発表で、ザンスシリーズも本国では継続中(28巻まで出ている)。よって、コンピューターゲームと言っても古いわけですが、それでも元ネタのゲーム『コンパニオンズ・オブ・ザンス』は実際に発売していたそうな。この機会に、WINDOWSで日本語版が出ないかなあ、とも思うわけですが……。

PS:今週は、特撮物についても書くつもり。何せ、マジなんて、今週、書かないと、次は7月だからねえ。

●2005年6月16日(木)

 特撮感想。

●ネクサス:憐のラストバトルを目前に、初めてナイトレイダーに感情移入ができました。

 ただ、その反乱も、石堀(ラスボス?)の手の平で、踊らされているような気がします。
 仮に、石掘がラスボスだったとしたら、動機は明らかで、「光の秘密を人類が手に入れることを阻止」すること。当然、優秀なハッキング技能も持っているので、「姫矢から得たデータを削除した」犯人であることも確定でしょう。

 しかし、目立たない隊員だなあ、と思っていたら、実はラスボスだったとは。一応、「石掘隊員=ラスボス」説はどこかで見たりもしていたんだけど、ただのネタにしか思ってませんでしたからねえ。

 ここまで書いて、実は「石掘隊員はラスボスでなかった」というオチだったら、それはそれで笑えるんだけど。

 ともあれ、最終決戦まで、いよいよ目が離せなくなりました。
 で、弧門は結局、デュナミストになるのだろうか? それとも、意外と副隊長がデュナミストとか?
 現状では、何が飛び出すか分からないのも事実なので、予定調和になっても、意外な結末になっても、万事OK。

 でも、できれば、最後に姫矢が出てきて欲しい。

●ジャスティデモンナイトがメインの話。
 ところで、彼にはロボットはないのだろうか? ダイロギアンみたいなロボットを期待するです。

●マジ:ブランケン合掌ってことで、新キャラ・天空勇者マジシャインもさることながら、新しい敵幹部の登場にも、期待したいところです。
 怪物3人組の他に出てくるとしたら、「ミイラ男」かなあ?
 一応、マジシャインがアラブ風(コンドールマンとダイヤモンドアイのイメージ濃厚)なので、エジプトファラオをモチーフにした敵キャラが出てきても、違和感がないか、と思います。ルナジェルさんも、トトメス風でしたしね。

●響鬼トドロキ主役回で、斬鬼さんとの絆が描かれました。
 お仕事後のソロ演奏が、ただのネタではなく、彼なりの「浄化儀式」だったという説明もあって、感心させられたりも。
 あと、斬鬼さんの姓が財津原(ザイツハラ)さんって分かったのも、ポイント高しです。下の方の名前も、早く知りたいですな。

 次回は、イブキトドロキのタッグ。2種類の敵出現に際し、鬼の共同戦線って展開は、往年のダブルライダー競演を思い出して燃えます。各地で個々に戦っているライダーが、非常時に力を合わせるってノリですからね。
 ただ、ヒビキさんは……今頃、劇場版&大河ドラマの撮影で忙しいのかなあ、なんて思いつつ。

●2005年6月29日(水)

 ミスドラのプレイが停滞し、スパロボ熱がぶり返しているNOVAです。
 ついでに、先日放送の種Dで、突然「メイリン」萌えになってしまったりも。それまで、ほとんど見向きもしなかったキャラなのに、シチュエーションと髪型の変化だけで、ころっとなってしまう辺り、自分でも驚いていたりします(苦笑)。
 ……ということで、もし「GジェネSEED DESTINY」でも出た暁には、メイリンを使えることを希望したり……。

 で、それはさておき、ここでは特撮感想と。

●ネクサス:憐が生き残り、姫矢も健在そうで、ハッピーエンド的な終わり方ですね。
 ええと、テーマとしては「真実を知らされずに、記憶を消して、過保護に置くことよりも、情報公開した上で、脅威を受け止め、立ち向かう力を養うべし」「脅威に際し、人類は闇の絶望だけでなく、光の希望を育み得る。その人類の可能性を信じた上で、勇気を示すべし」って、ところですかね。
 作品全体としても、「闇から光への道程」「絶望から希望への転換」を体現していましたし。
 望むべくは、憐編になって急転換した状況を、もう少しじっくり見たかったなあ、と。むしろ、闇編とも言うべき姫矢編を削って……いやいや(苦笑)、姫矢個人の葛藤は好きなんだけど、やはり、闇が長すぎたので、ついて行けない人が多かったと思う。
 まあ、前作のセラムンみたいに、「前半は陽性、後半は陰性」ってよりも、後味は良かったと思いますが。

 ってなことで、作品全体の感想は以上として、後は最終話の感想。
 「石堀隊員が、副隊長から光の力を吸収して、闇の力を増幅してダークザギに」
 「弧門が、副隊長とウルトラタッチして、光を継承。姫矢と、の想いを受け取って、次々とタイプチェンジ。そして、自身の光を体現したウルトラマンノアに変身して、決着」
 いろいろ噂は出ていて、全くの予想外ってわけではなかったけど、「まさかね」って受け止め方をしていました。「あり得るけど、ネタにも思える」と。

 5月14日の日記で(新番組の「マックス」が公表された際)、

>ま、これで、「弧門がデュナミストになって、後番組でノアが始まる」というファン的妄想は消えて(ついでに「西条凪副隊長がダークナギもとい、ダークザギになる」という妄想も消失して)

 ……何だか、当たらずと言えども、遠からずって感じですね(弧門がノアになって、副隊長がダークザギ復活のきっかけになる)。

 あと、5月31日の日記で

>姫矢の関係者が、ネクサスの戦いを見て、失った記憶を取り戻すとか

 姫矢関係に限らず、子供を初めとする一般市民が「ウルトラマン(ネクストのことだよね)が、みんなを守って戦ったことを思い出して、応援する」って展開を見せてくれました。

 ともあれ、闇を光に昇華したウルトラマンネクサス(Nプロジェクト)から、新たな光の継承者にして、伝統を受け継ぐ者マックスの活躍ぶりに期待したいと思います。

●響鬼: 山肌から転がり落ちるという、体を張ったアクションが印象的でした。こういう土まみれのアクションは、CGやワイヤーワークを駆使したきれいなアクションよりも、好きです。

 イブキトドロキのコンビプレイは、次回の本番を期待するとして、
 今回は、弾鬼さん・人間体が初登場。スーツアクターさんの顔見せです。彼のワイルドな戦いぶりをまた見たいと希望しつつ。本編ストーリーは予定調和でありつつ、こういう「世界観を広げる」細部に凝った作品は好きですね。
 前作みたいに、メインストーリーが意外性だらけだと、見ていて疲れるので……。
 

●ジャスティデモンナイトがメインの話……が続いていますが、これで一段落したかな。
 一応、ガントデモンナイトのキャラがかぶるので、役割を追い落とされそうなガントが渋りそうですが……。

 恋愛関係は……ミオさんよりは、レイカさんの方が、デモンナイトと絡みそうだと思いつつ、ミオさんがデモンナイトびいきな状況に際し、気が気でないガント……って展開もありうるかと(ま、こういう、ちょっとした三角関係でもないと、あのカップルは進展しそうにないしね)。

●2005年7月20日(水)

 いよいよ明日から夏期講習ってことで、忙しくなっているNOVAです。
 準備でバタバタしていた状況で、さすがに「A」のプレイも一時、中断を余儀なくされました。で、代わりと言っては何ですが、以前、表紙日記で書いた「GC」記事をまとめてみました。

 本当は、クリアした「MX」記事があればベストなんですが、残念ながら昨年夏は、全く記事書きしてなかったんですね。その分は、「A」や、後の「R」記事を書きながら、「MX」を回顧する形になるか、と。

 あと、夏(お盆休み)の予定としては、延びに延びている「魔装機神」記事とか、「パワレン・ロストギャラクシー」とか、やりたいなあと思いつつ。
 それに、いつまで経っても懸案の「アバレ&ファイズ」も、そろそろ決着をつけないと……と思ってます。まず、ビデオを見返して……気分を2年前に戻すなりして……と一定の手順を踏むわけで。

 少なくとも、「雑記A」を書きながら、気分を3年半前に戻したりはできているので、何とかできる、と期待してみます。

PS:マックスとか、マジシャインとか、響鬼・紅とか、いろいろ感想はあるけど、そちらは今週末に書く予定。
 とりあえず、7月は学期末の慌しさのため、土日に休めなかったので(その分の憂さ晴らしに、平日深夜にはゲームプレイしていたけど^^;)、
 夏期講習が始まって、ようやく落ち着けるか、と思う(平日は朝から夜までハードな毎日だけど、土日に確実に休めるので、メリハリのある日常が送れる予定 。ようやく、スターウォーズも見に行けるだろうし)。

●2005年7月27日(水)

 先週末は、スターウォーズ(エピソード3)を見に行くのと、甥や姪と遊ぶことに、のんびり費やしました。

 甥の持って来たマジキングウルカイザーの玩具でたっぷり遊べたのが収穫。最近は、出番の激減している二体ですが、ギミックとしては、トラベリオンより、これらの方が楽しい、と思います。
 では、7月の特撮感想をば。

●マックス:オープニングの影絵とか、「○○怪獣 〜〜登場」とか、旧作の表現を踏襲した作りが、原点回帰という路線を象徴していて、いい感じです。
 一部で、キャラ立ちがしていない、ドラマが凡庸という意見もあるようですが、本作があくまで怪獣メインの作風ということを考えると、主人公周りのドラマは前面に出さなくてもいい、と思ったりもします。

 とりあえず、一話の「冷凍溶岩怪獣」、二話の「電気怪獣」、三話の「衝撃風を武器にする鳥型怪獣」、四話の「高速移動を得意とする侵略宇宙人」といった属性だけで、多様な怪獣の個性を表現しきれている、と考えます。
 まあ、エレキングはともかくとして、いずれも「斬新というより、どこかで見た怪獣」なんですけどね。まずは無難な展開から始めて、だんだんマックスならではの独自性が発揮できればいいのでは、と。

 そして現在、マックスらしさと言えば、やはりアンドロイド少女のエリーに集約されるのでは、と思うのですが、
 NOVAとしては、「アンドロイドはまばたきしない」という思い込みがあったので、彼女の目の演技に注目していました。要するに、「パッチリ見開いたまま正面から見据える」という、簡単そうで意外と難しい演技の質に(目を見開いたまま、セリフを発するのは難しいです、じっさい)。これが上手いか下手かで、アンドロイド少女という設定の成否がかかっている、と。
 で、エリーの場合、基本的に「目はパッチリ」です。ただ、ときどき「まばたき」するんですね。実に効果的に。
 人間の不可解な感情的発言や、反応に触れた際や、時として自分の分析にイレギュラーが生じた際に「目をパチクリ」。いかにも機械少女が困惑した状況を、新たに思考パターンとして認識しようとしている反応として、「まばたき」を演技に取り入れているわけで……エリーまばたきが実に、NOVAのツボをついてくれます。

 ということで、「いかにも人間らしいアンドロイド」あるいは「ドジ属性やご主人様への奉仕属性のついたアンドロイド」が氾濫する昨今、「人間の感情への理解に困難を示し、ある意味、冷淡な発言すら放ちつつ、任務に忠実なアンドロイド」というのは、これまた原点回帰かなあ、と思いながら、期待を寄せていたりします(アンドロイドではないけど、淡白な感情の無機質系少女は、アニメでは多いけどね。いわゆる綾波系)。

 ジャスティ以降は……つづく。

 

「2005年8月につづく」