White NOVAの気まぐれ更新日記
過去ログ集2005年1〜3月

(4周年記念後の雑多な更新記録)

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目次

0: 2004年: こちら
1: 2005年1〜3月: ここ
2: 2005年4〜7月: こちら
3: 2005年8〜10月: こちら
4: 2005年11〜12月: こちら
2006年: こちら

 


昨年の反省&新年抱負(2005年1月4日)

 正月になると、昨年初めの日記を読み返したりもするんですが、
 昨年は、
「機転」を目指しつつ、結局、「転機」になってしまった一年でした。
 何だか、いろいろ捨ててしまったりもして、自分としては決してハッピーではなかった年だった、と。

 まあ、楽しいこともあったわけで、一つ印象深いのは、

>つまらない言葉遊びなんだけど、
「機転」って言葉には、「回転する機械」すなわち「ドリル」なんて意味まで無理矢理付加しております。つまり、「ドリルみたいな一年」……って、どんな意味だ? ええと、「固い岩盤に強引に穴を開けて、貫く一年」ってな感じか。

 はあ、こんなことを書いたら、まさか「海底軍艦・轟天号」が復活するとは!
 もう、ドリル戦艦は最高ですな。オマージュとして、
FF4の飛空艇ファルコンや、スパロボOGのクロガネといった後継者も出てきますが、とにかくドリルです(って、何じゃそりゃ^^;)。

 さて、今年は酉年です。でも、ニワトリだから空は飛べません(苦笑)。
 特撮だと、
シュシュトリアンなんて出て来るわけですが、「有言実行」をキーワードにする気はありません。何せ、3ヶ月前の公約すら果たせていませんから。
           ↓
>今年年内の目標として、
「ファイズ」「アバレンジャー」「バルダーズ・ゲート」「パワーレンジャー」の4つを仕上げていきたい、と思っています。

 終わっているのは、
「バルダーズ・ゲート」だけ、という悲しさなので、「ファイズ」とか「アバレンジャー」とか一体、どうするねん? と自分でも思いつつ、少なくとも、現役の「剣」とか「デカ」よりは、好きな作品なんですね。だから、何とか仕上げます。

 で、今年のキーワードですが、ニワトリということは、「夜明け」ということで、「黎明」にしようか、と考えております。いろいろな意味で、原点回帰・再出発を目指したい、と思っています。

●2005年1月4日(火)

 今年は、正月から更新! と思いきや、思いがけず急な用事が入って、更新意欲をそがれてしまいました。その後は、パソコンに触ることなく、部屋の整理&読書三昧におちいり、時おり、「ウルトラマン Fighting Evolution3」をプレイしたりする3ヶ日でした。
 ええと、まあ、しょっぱなから言い訳なんですが(苦笑)。

 それはさておき、「ファイエヴォ3」
 これはなかなかいいゲームです。初代マン〜レオの昭和組と、ティガダイナガイアコスモスの平成組が一通りそろっています。とりあえず、隠しキャラでアグルジャスティス、そしてレジェンドを出して満足しました。
 NOVAのお気に入りは、当然新マンと、それからレオ。いやあ、レオぐらい格闘ゲーム映えするウルトラマンはいませんよ。多くのウルトラマンが、光線技でトドメを刺すのに対し、レオはやはりレオキックですからね。力の入りようが違います。
 一方で、新マンも、格闘系の必殺技が充実しています。怪獣を抱えてのスライスハンド(ブラックキングにとどめを刺した技)とか、投げ飛ばしてスペシウム光線を浴びせるウルトラハリケーンなど、なかなかマニアックな技を取り揃えています。
 でも、気になるのは、「ブレスレット系の技」とか「ウルトラダブルフラッシャー(レオ兄弟合体光線)」など、前作であった技がまだ使えないこと。今作では、隠し技になってないのかな? 
 あと、前作の隠しキャラのゾフィや、ゼットンは、まだ使えません。当然、条件を満たせば、出てくるのだろうけど。

 そして、一番の謎は、マニュアルに出てくる支援機の中に、UGMのシルバーガルが示されていること。もしかして、80(エイティ)も隠しキャラとして登場するのかな? いやまあ、TVシリーズのウルトラ作品で唯一、80だけ、出て来ないのは不憫だなあ、と思ってるんですが(まあ、アニメのジョーニアスは畑違いの気もしますしねえ)。

 ともあれ、前作よりも、さらに面白くなってますので、特撮ゲームではお勧めです。
 ライダーの方も、つまらない「剣」みたいな作品を出さずに、過去キャラ総登場の格闘ゲームを出して欲しいなあ、と思ってます。アマゾンとか、スーパー1とか、格闘ゲーム向きのキャラっていっぱいいそうだし。ストロンガーで、エレクトロファイヤーとか、超電子ドリルキックとか、やりたいですよ、本当。

PS:実は、もやってみたんだけど、龍騎に比べて、登場ライダーが少ない分、使用可能キャラがアンデッドばっかになっており、今一です。カード技も、予想どおり地味だし。

●2005年1月18日(火)

 阪神・淡路大震災10周年を終えて、いろいろ思うことしきりです。
 いつしか、震災が社会の教科書にも乗り、受験問題にも出題されるようになった昨今、自分の経験が歴史化されることに、いろいろな感慨を覚えることも。
 まあ、考えることがいろいろありすぎて、まとまらないのも事実だし、この場でまとめようとするのも重くなりそうなので、控えておいて。

 とりあえず、震災10周年を記念して、中古のゲームキューブを購入しました。……って、別に記念したわけじゃないけど、ちょうどドラクエが終わった頃合いだったしね。
 当然、目的は「スパロボGC」と、「GBアドバンス」の作品をTV画面でプレイするため。これを機に、終わってない「A」や「R」や「D」も終わらせ……すぐには無理だな、どうせ(^^;)。まあ、じっくりと。
 ドラクエの方に、とどめを刺すのは、「2月発売の攻略本で錬金釜レシピを調べてから」にしておいて、目下は「スパロボGC」をプレイすることに(記事にはしないけど)。

 選んだのは、当然スーパー系のソウルセイバー。主人公は、女性キャラを選択。
 ん〜と、格闘戦仕様だと、腕に4本のドリルを付けてます。う〜ん、ドリルは嫌いじゃないけど、どうも最近「ドリル技を持ったスーパーロボット」がワンパターンに見えてきます。ゼンガー親分のグルンガスト参式や、MXのガルムレイドなどなど。ここは一つ、王道の剣や、貫通武器ではなく、鈍器による大圧殺を必殺技にするスーパーロボットが欲しいところですね。ガガガの巨大ハンマーみたいに。

 さて、シナリオ1話目では、久々再登場のトライダーG7と、初登場のライジンオーが、主人公ロボと協力して、地球防衛の任務につきます。いや、竹尾ゼネラルカンパニーは、他の2体を商売敵のライバル視しているんですが。
 で、第2話では、ゲッターのパイロットが揃わない早乙女研究所の防衛任務。助っ人に、テキサスマックが登場。今回のゲッターは、に続く「ネオゲッターロボ」を採用。よって、神谷さんの声はなし。
 第3話は、ライジンオーを地球防衛に残して、トライダーと主人公機だけで宇宙に出ます。そして、サイド7で、ガンダムドラグナーを回収。ここから、1年戦争に準じたストーリー展開が始まります。スパロボでは初めてのことなので、いろいろと新鮮……でも、何でもなかったりします。というのも、半年ほど前、「GジェネF」で、同じストーリーを経験しているから(苦笑)。
 おまけに、第4話「ガンダム破壊命令」。まだ新米のアムロが「敵ユニットの捕獲」を命じられます。ザクの頭部と腕部と脚部をちまちま破壊し、戦艦で回収する……Gジェネでやったよなあ。おまけに、3DのポリゴンCGも、GジェネNEOとかSEEDを連想しますし。限りなく、Gジェネに近いスパロボ、その名も「スパロボGG(ジェネ)」とでも呼びたくなります。まあ、「GジェネNEO」の方も、スパロボに近いGジェネだったわけですが……。

 とりあえず、ザクを回収して、味方機のガンキャノンや、ガンタンクと組み合わせて設計して、ザクキャノンやザクタンクを作る……なんてことは、さすがにできませんが、とにかく敵ユニットの捕獲ができます。で、敵ユニットの捕獲には、部位攻撃が必要なんですが、それには「狙い撃ち」のスキルや、精神コマンド「狙撃」、あるいは相手よりもサイズの低いユニットが使用条件となっております。
 現段階で、「狙い撃ち」ができるのはアムロだけ。ということで、敵の捕獲には、アムロの手を煩わせることになるわけですが、他には、「お呼びとあらば即参上」のブライガー主人公機が役立ちます。

ブライガー:キッドが「狙撃」のスキルを持っている他、車形態のブライサンダーがSサイズなので、MサイズのMS捕獲には有効。

・主人公機:頭部が脱出用小型戦闘機として運用可能。コアファイターがあれば、ガンキャノンガンタンクも活用できるのにね。

 さて、捕獲を活用しなければならない理由は、ガンタンクが2人乗りじゃないという点。ハヤトかリュウのどちらかが余ってしまいます。2人の登場は、まさに第3次以来のことで、しかもガンタンクに搭乗するのは初めて、という快挙なんですが、乗る機体がない。仕方ないので、ザクでも捕獲して……って展開に。

 第5話。08小隊のシローと、初登場のサンダースの登場です(おまけにミケルも)。
 シローは原作同様、ボールで登場。サンダースは、スパロボレアユニットと言うべき「ノーマルジム」(これも第3次以来)で登場します。う〜ん、ネモとかGMVとかジムカスタムとか、派生機はいろいろあったんだけどねえ、ここに来てようやく原点回帰ですかあ。嬉しいですねえ。
 問題は、このジムって、性能的にザクより弱いこと。
 一方、ボールは弱いことは弱いけど、ジムよりは役立ちます。というのも、サイズがSだから、射程の長いキャノン砲で、MSの頭部や腕部や脚部を狙撃して、捕獲の手伝いに運用可。

 あと、新鮮なのが、アムロとシローの関係。いつもは、アムロの方が「歴戦の戦士」として、シローよりも格上なのに、今回はシローの方が上官に。まあ、もしも仮に2人が出会っていたら、その方が正しい関係なんだろうけど。
 シローに、「民間人のぼくより、あなたがガンダムに乗ったらいい」と言うアムロは、ちょっと他では見られませんね。

 そして、第6話。ついに「大気圏突入」シナリオを現在プレイ中。
 いきなり、カイからガンキャノンを奪って、アムロ援護のために出撃するシロー。プレイヤーとしては、折角、シローのために、「宇宙用高機動試験型ザク」(ドム足ザク)を奪ったのに、小隊長ったらそれを無視するんだから、何だかトホホ。
 とにかく、カイさんをドム足ザクに乗せ代えてから、改めてシナリオスタートした次第。

●2005年1月21日(金)

 今週は、スパロボGCのプレイに専念しています。
 1年戦争をメインにしたストーリーで、現在「オデッサの戦い」まで進みました。以下は、各話ごとのダイジェストをば。

5話:大気圏突入の話。
 原作どおり、ガンダムは単独で突入イベントあり。ただ、ドラグナー3機も帰還不能になり、トライダーコスミックがウェイブライダー代わりに、救出活動を行うイベントあり。

6話:ガルマ出撃の話。
 さすがに、マゼラアタックやガルマ用ドップは登場しないものの、ほぼ原作どおりの話。
 ミデアが補給に登場、08小隊用の「陸戦ガンダム」および「ホバートラック」を持ってきてくれる。
 「ホバートラック」は、EWAC機能、修理装置、補給装置付きで、優秀な支援機といえる。
 一方、J9チームは、ミデアの護衛任務のため、仲間から離脱。

7話:ガルマ戦死の話。
 ガルマのガウをホワイトベースのそばに誘導して、原作同様のイベントを起こすのが勝利条件。
 調子に乗って、経験値&資金欲しさに撃墜してしまうと、ゲームオーバーになってしまいます。

8話:日本に到達。久々に一年戦争とは無縁の、スーパーロボットメインの回。
 獣戦機隊と、ダルタニアスが登場し、ホワイトベースに合流します。
 ライジンオーと、マジンガー&グレートがスポット参戦。彼らが日本の平和を守っていることも分かります。

9話:中央アジアでランバ・ラル登場と、アムロ脱走の話。ついでに、08小隊のエレドア&ミケル脱走の話も絡んでいます。
 ラルは、原作同様「気に入ったから」という理由で、アムロを逃がしてくれますが、エレドアたちに対しては、「そいつらは人質にしろ!」と非情な軍人ぶりを発揮。よって、エレドアたちを助けるべく、アムロがガンダムで奮戦することになります。ラルを撤退させたものの、結局、独房に入れられるアムロ。一方のエレドアは重傷を負い、二人はしばし使用不可となります。

9話おまけラルが追撃する話。何度もプレイできて、経験値&資金稼ぎができます。

10話:頭上の悪魔。
 08小隊シナリオ。シローと、アイナのアプサラスの邂逅イベントがあります。
 それと、セイラ出撃&ラルとの遭遇。ラルの戦死、とイベントが続いていきます。
 シナリオラストで、J9チームの再合流。

11話:オデッサの戦い。
 最初に、黒い三連星のトリプルドムが、アムロのガンダムにジェットストリームアタックを仕掛け、マチルダさんが戦死するイベントあり。実は、スパロボで彼女が戦死するのは、今回が初めて。
 もしかして、リュウさんも戦死するのでは? と思ったけど、次のシナリオのベルファストまで来ているのに、目下健在です。11話で、セイラさんを庇って、ラルに特攻を仕掛けていたけど(原作では、この際、重傷を負う)、無事でした。もしかすると、一定レベルだと生き残るのかな? それとも戦死はなし? 
 何はともあれ、オデッサでは、新兵器続出です。ドラグナーのリフター装備および、08小隊ではシロー用にEz8配給。これによって、それぞれのチームで合体攻撃が可能に。
 また、ガンダム支援用に、Gファイター登場。今回、Gアーマー等への合体はできませんが、初の騎乗(合体扱い)を見せてくれます。

 以下は、つれづれなるままの感想。

●戦艦の落とし方
 今回、戦艦は簡単に落ちてくれません。いや、Lサイズのスーパーロボットで、本体を直接攻撃すれば落としやすいんだけど、MサイズのMSなどでは部位攻撃しかできない(部位を全て破壊して初めて、本体が攻撃できる)ので、通常の3倍近いダメージを与えなければいけないわけです。
 これまでのスパロボでは、戦艦のような大量資金をくれるユニットは「幸運」をかけて落とす、がセオリーでしたが、今回、序盤で「幸運」を覚えているのはD2のタップだけ。
 必然的に、「幸運」をあきらめてスーパーロボットであっさり戦艦落とすか、それとも、時間をかけて、じっくり削るかを選択しなければならない、と。
 ともあれ、そういう理由で、今回、「マジンガーZ対飛行要塞グール」というのが、非常に厄介な戦いになります。何せ、マジンガーは、スーパーロボットでは珍しいMサイズユニット。グールの本体を直接狙うことができないんですね。ここまで手強く感じたグールは、Zが比較的打たれ弱かった第3次の時以来です。
 しかし、ようやく救いの女神が現れました。それは、Gファイターセイラさん。「幸運」を持つ彼女と、「狙い撃ち」でMSでも戦艦の本体を自由に攻撃できるアムロの組み合わせで、戦艦もあっさり落とせる予定。

●ダルタニアス
 一応、スパロボDに続く参戦なんだけど、を序盤しかプレイしていないNOVAにとって、実質初プレイになる、と。
 この機会に改めて、ダルタニアスに関する資料を読み直してたんですが、この作品、コンVボルテスダイモスに続く「長浜ロマンロボット4部作」(ライディーン後期も含めると5部作)の最終作、という扱いになるのに加え、後期の監督(佐々木勝利氏)による3部作の元祖という位置付け。
 で、その3部作の残り2作が、トライダーG7ダイオージャになるわけですね。ガンダムの後番組がトライダーで、その後がダイオージャですから、そのつながりは分かっていたわけですが、ダルタニアスとの接点までは意識していませんでした。
 まあ、今回、ダルタニアスと、ダイオージャと、エルガイムの王子つながりとか(グレンダイザーがないのが残念)、ダルタニアスと、ライジンオーと、ダンクーガの動物軍団とか、ネタは豊富なんですが、監督つながりってのも意識してみると、面白いな、と。

●ダンクーガ
 TVやOVA版など、いろいろ豊富なネタを持っている作品ですが、今回はどこから引っ張ってくるのかな? と思っていたら、
 いきなり沙羅とシャピロのラブシーンに忍が絡む……ってことで、TV版第1話からですね。ただ、戦闘BGMは、TV版後期の「ホントのキスをお返しに」。初採用です。
 さて、第1話からってことは、合体まで延々と引っ張るのかな? と思いきや、いきなり合体形態で出てきます。いや、分離ができない仕様。まあ、最初から強い方が、プレイヤー的にはいいんだけどね。
 で、当然、シャピロが裏切って……という展開になるかと思いきや、シャピロはホワイトベース隊の有能な鬼教官、兼、作戦参謀として、大活躍しております。少なくとも、横暴な三輪長官や、ジャミトフ&バスクなどと比べて、まともなことを言っています。現状で、シュウ・シラカワと同程度には、信頼できる感じですね。
 ただ、まあ、クワトロ・バジーナと一緒で、いつ敵に回るか、というドキドキ感がつきまといますが、いずれにせよ、なかなか裏切らずに、有能ぶりを見せつけるシャピロってのは、新鮮です(敵になると、どうしてもヤラレ役でしかなくなるわけですから)。

 ちなみに、現状のホワイトベースでは、ブライトさんと、シャピロ、シロー、リュウの4人が作戦の中心メンバーになってます。アムロも、万丈さんも、どこにでも出しゃばって来る甲児くんもいない作戦会議ってのは珍しいな、と。

●2005年1月24日(月)・その1 スパロボGC編

 今夜は、スパロボGC話と、昨日、終了した「ライダー剣」などの特撮話の二本立てです。

 GCは現在、サイド6を出て、「ソロモン攻略戦」に向かうところ。

12話:ベルファストで、メカザウルスおよびグン・ジェム隊と遭遇。
 原作OVA同様、が闇プロレス会場で隼人にスカウトされ、ネオゲッターが始動します。そのまま、ホワイトベース隊に加入することに。
 一方のグン・ジェム隊は、(戦艦を除き)本作で初めてHP1万を越える強敵部隊。
 こちらも、主人公機やトライダーブライガーダルタニアスダンクーガなど数々のスーパーロボット、そして合体攻撃のできるリアルロボット部隊が充実しているので、力と力の激突が楽しめるシナリオです。

 なお、ベルファストといえば、「女スパイ潜入」ですが、今回はなし。一度、「第3次」でやってますしね。もし、きちんとやるなら、ガンペリーグラブロを登場させないといけません。まあ、今後、「補給装置」付きのガンペリーは登場させて欲しいけど、それだとコアファイターから空中換装するガンダムのムービーも見たいな、と思いつつ。

13話:ジャブローの前編。
 シャアの赤ズゴックがスパロボ初登場。GMを破壊するイベントもあります。でも、ウッディ大尉は登場せず。
 このシナリオでも強敵は、グン・ジェム隊。一応、マイヨ&プラクティーズも出てくるけど、彼らの機体のHPは5〜6千なので、割と簡単に撃墜できます。でも、1万を越える機体が5機ってのは、厳しかったよなあ。
 なお、このシナリオでは、オデッサの生き残り部隊として、ハモンさんの率いるラル隊が出てくるんだけど、タチはともかく、クランプやアコースまで出てきたのはビックリ。君たちがラルより長生きしてはいけないでしょう(苦笑)。このメンツだと、もしかして「リュウ戦死」なんてイベントがあるかな? とドキドキしたんだけど、今回もセーフ。どうやら、今回はコアファイターがないので、リュウさんは死なずに済むみたいです。

14話:ジャブローの後編。
 ギニアスがアプサラスVで、ジャブロー襲撃を仕掛けてきます。でも、前話に比べると、楽なシナリオ。
 それよりも、このシナリオですべきは、敵の「グフ」、「ドム」、「ズゴック」、そして「ハイゴック」を捕獲すること。今まで、名前付きパイロットが乗っていたり、ホワイトベースが移動不能だったりで、捕獲できなかったので。とりわけ、「ズゴック」はパーツに解体すると、「ビームコート」になったりするので、お得かと。

15話:ジャブロー戦で敗北したジオンを追撃するシナリオ。
 宇宙に脱出しようとするザンジバル(ケルゲレン)を援護するため、アイナがアプサラスUで登場します。ザンジバルを破壊する前なら、シローがアイナを説得できます。そこで、シナリオ終了してしまうので、先にザンジバルを経験値&資金欲しさに壊してしまうと、説得不可能になりますので注意。
 とりあえず、アイナを説得すると、ノリスはそれを見届け、撤退しました。後で、また再会できることを願います。

 なお、このシナリオは何回でもプレイできますが、2回目以降は、アイナたちの代わりに、ギガノスのフォルグアーマー(空戦専門メタルアーマー)のシュワルグとダウツェンが登場します。目下、ここでしか登場していないので、もしかしてレアユニット? ロボット図鑑100%を目指す人は、注意のほどを。

 補足として、このシナリオでのストーリー部分で、ジャブローに子供たちを残していくことが話題となります。で、その子たちとは、ダルタニアスのメンツ。この段階でようやく気付いたんだけど、本作って、カツ・レツ・キッカの3人組って未登場なのね。まあ、カツは「Zでの成長体」がよく出てるんだけど、子供たちと初代ハロは、ゲームではなかなかお目にかかれないなあ、と思いつつ。
 ついでに、「小さな防衛戦」がシナリオ化されていないので、赤鼻アッガイは、またもや登場できず。MSVのアッグガイですら、COMPACTで出ているのに……。

16話:宇宙に出たホワイトベースが、ドレンのキャメル艦隊と戦います。
 トクワンを初めとするビグロ軍団が強敵ですが、捕獲可能なので、今後の宇宙戦に備えてGETしておきましょう。ついでにリックドムも。今回、ドムリックドムは別ユニットなんですね。
 あ、それと、ドレンの母艦を落とすときは、やはり原作同様、アムロのガンダムがお勧め。きちんと、セリフイベントがあります。

 キャメル艦隊撃破後、シャアのザンジバルが出現します。
 この際、ララァのエルメスも登場。戦闘BGMが、「ラ・ラ」の効果音に乗っ取られます。
 それと、シャアと手を組んだジーク&サリーのオリジナル異星人コンビが愛機に乗って初登場。「外宇宙の脅威」という伏線が描かれます。

17話:サイド6。
 ララァのイベントも、テム・レイのイベントもなしで、「0080ポケ戦」シナリオです。
 10代のアムロと、クリスが初遭遇です。これはまた新鮮な顔合わせ。
 クリス
アムロに愛機アレックスを無事に届けるって話は、「GジェネNEO」でも見たけど、あちらはやはり1年戦争後で、やはりクリスアムロよりも格下。
 でも、本来、アムロは少尉で、クリスは中尉。クリスの方が上官なんですね。
 で、クリスは初対面の際、おとなしめのアムロを見て、「こんな子が、本当に私より上手にガンダムを動かせるの?」なんて、疑念を持ってしまいます。
 そんな状況で、マグネットコーティングの説明をしている工場に、ジオンのサイクロプス隊が襲撃を仕掛けてきます。G3ガンダムで出撃したアムロと、アレックスクリスによる防衛戦。この戦いにより、アムロのトンデモない実力を知ったクリスは感服して、「私のことは(階級付けでなく)、ただのクリスでいいわ」と発言。

 なお、せっかく入手できたG3ガンダムですが、Gファイターとの合体ができないのが難点。
 性能はわずかに上なんですが、現状では改造されているガンダムの方が上。
 G3ガンダム
の最大の長所は、最強武器のハンマーがEN消費なしで使える点。本作のガンダムは、ハンマーがこれまで以上に強力だったわけですが、ENを消費してしまう仕様。でも、G3ガンダムは、無限にハンマーで暴れられるんですね。
 ただ、やはりGファイターと合体できないのはイヤなので、G3ガンダムハヤトにでも譲ることにします。いわく、「ぼくにもアムロと同じことができるはずだ」アムロをライバル視するハヤトに、豪華なプレゼントなんですが、果たして使いこなせるかな? 
 当然、ガンタンクはリュウさんが使ってます。宇宙でも不利にならないように、スラスターモジュールを付けて。

17話おまけ:ポケットの中の戦争。
 前回の戦いで、バーニィを残して全滅したサイクロプス隊。せっかく、ケンプファー4機から成る強力部隊だったのに、「できそこない」相手ならともかく、「白い悪魔」を相手にしたのが運のツキでした。
 少年アルに伝言テープを託し、決死の覚悟で戦いに挑むバーニィ
 あ、そうそう、今回は初めて物語にアルが登場します。今までは、「第3次」の終了メッセージに、顔見せ的に登場するだけだったもんなあ。一応、ポケ戦の「本当の主役」なのに、スパロボでの扱いは、「種DESのシン」以上にひどかったもんです。ともかく、今回は「08小隊」にしろ、「ポケ戦」にしろ、一年戦争で描けなかった部分に焦点を当てているってことで。

 さて、バーニィの運命ですが、彼の乗機のザクU改の頭部と腕部と脚部を破壊すれば、捕獲可能になって、生き残ります。「神さま、バーニィを守って」と祈るアル君の気持ちに、何とか答えてあげるべし。
 なお、「08小隊」のアイナも、今回のバーニィも、ジオンに敵対する自軍パイロットとしては登録されません。まあ、ジオンとの戦いの後で、正式に仲間になるのでしょうが。それまでは、捕虜として比較的自由な軟禁状態ってことでしょうね。

 ところで、捕虜といえば、ラル隊のコズンも捕虜になっていたんだけど、死亡イベントがありませんでした。どうなったんだろう? ジャブローで艦を下ろされた、と考えるのが無難だろうけど(セイラ出撃のきっかけ扱いなんだよね、一応)。

 何だか、すでに十分すぎるほどの記事文量なんですが、おまけのつれづれ話も。

●1stガンダムとの相違点について
 まず、旧ザク(ガデム)が登場しません。スパロボで見たい人は、「第4次」をどうぞ。
 「コアファイター脱出せよ」「戦場は荒野」「再会 母よ」「ククルス・ドァンの島」「時間よ止まれ」など、シナリオ化するのが難しい話はまあ、置いておくとして(ドァン話は、やはり「GジェネA」の続きをプレイしたかったり……)。
 「灼熱のアッザムリーダー」もありませんね。まあ、これも「第4次」や「F」で出てますから。
 ミハルの話や、ジャブローは前述の通り。
 宇宙に出てからは、デミトリーのザクレロが割愛されました。「第3次」をどうぞ。
 サイド6周辺では、コンスコンを忘れてはいけません。これも「第3次」ですね。

 しかし、何よりも今回のガンダムに足りないものがあります。
 それは、ハンマーに続く漢のレアウェポン「ビームジャベリン」がないこと。ガウの翼を貫き、カーゴの爆破炎上させた「突いて良し、投げて良し」のヤリを見たいなら、Gジェネ0やFの「プロトタイプガンダム」を使うしかないなあ、と(ついでに、そちらには「スーパーナパーム」も装備されてたりします)。

PS:この記事の扱いをどうしようかなあ、と考えつつ。

●2005年1月24日(月)・その2 特撮編

 ついに終了した「ライダー剣」。その他の特撮番組についても、久々に感想をば(今年初)。

●ウルトラマンネクサス:とりあえず、劇場版の「ULTRAMAN」を見に行こうと思ってたんですが、結局、見に行けず。
 で、TVの方ですが、もう重くて重くて、感情移入を一切、遮断するストーリーです。ジャスティライザーがなければ、見るのをやめているでしょう。
 一応、前回の放送で、孤門がようやくフッ切ってくれた感じですが、NOVAがウルトラマンに期待する「光のヒーロー」の属性を放棄しているために、冷めた目で見るしかないなあ、と思ってます。どちらかと言うと、「ウルトラQネクサス ダークファンタジー」という意識ですね。

 ちなみに、昨年4月20日に、NOVAは「ジャンボーグA」を見て、こう書いています。

>主人公が防衛チームに所属しておらず、むしろ対立することが多いのが新鮮。

 こういうことを書いていた立場からすると、ネクサスの設定は(姫矢が主人公として)歓迎すべきはずだし、じっさい、放送前は「防衛チームに所属しない円谷変身ヒーロー」、「亜空間でのバトル」といった要素に大きく期待していたわけですが、
 
ジャンボーグの場合は、主人公の性格が陽性で、考えるより先に行動する熱血漢という点で、見ていて清々しい、と。
 それがネクサスの場合は……孤門も、姫矢も陰鬱すぎて、痛々しいな、と。
 NOVAの求めるヒーローは、
「過酷な状況でも、真剣かつ前向きに(笑顔も見せつつ)困難に立ち向かうプロフェッショナル」なので、そういう要素が少しでもあれば、と思っている現状です。

●ジャスティライザー:機体の「ランガ」「ニンライザー」が登場しました。ついでに、カイザーハデスも復活して、第2部開始といったところです。
 目下、お気に入りキャラは、翔太の父親の源さん。翔太の戦いのことを知り、年若いメンバーをサポートする「おやっさん」的存在にステップアップしました。平成ライダーが失っていた、「戦闘力はないけれど、物心両面で主人公をサポートする大人」として、期待大です。

 「ニンライザー」については、どうやって操縦しているか分からないほど機敏な動きが、いい感じです。等身大のカゲリのアクションも、割と型どおりの剣技や射撃アクションになりがちな他の2人に比べて、トリッキーで面白いものですが、今後はロボ戦でもそれが見られると考えると、期待できるというものです(初登場のアクションも十分、及第点だと思うし)。

●デカ:敵大集団による基地襲撃に始まる最終決戦……となると、日本ではオーレンジャー以来でしょうか? 掲示板でも書かれているように、パワレンでは割と見るんですがね。
 まあ、今回は、敵組織がありませんので、物語が終わるとしたら、味方側の組織が壊滅して絶対的ピンチの中での逆転劇(その後は、再起を期しての一時活動休止)しかない、とは思っていたんですが。

 昨年12月に書いた記載だと、

>それと、終盤で誰か殉職しないか、と今だ不安に思いつつ。死ぬとしたら、やはりボスかなあ。ボスが死んで、地球署が一時機能停止した状況での最終決戦……以外の、うまい終わらせ方が思いつきません(で、当然、再来年のVSシリーズで、「アバレキラー」同様に復活と^^;)。

 とりあえず、バン殉職の危機は2度、乗り越えましたが、果たしてボスの運命は? と気にしながら、あと2週の物語展開に期待しましょう。

●剣:大きな伏線をほとんど収束して、何とかきれいに(形をまとめて)終わらせた會川さんに感心しています。
 最終2話の破滅的状況は、それまでの「天王路氏による迷走」を全て吹っ飛ばして、一気にクライマックス気分を盛り上げてくれましたし、「キングフォームの乱用によって、剣崎はアンデッド化する」という劇場版以後に示された設定(一応、「アンデッドとの融合係数の異常な高さ」という伏線はあったけど)を、うまく活用したドラマの終わらせ方には、納得させられました。
 それと、これまで姿をくらましていた烏丸所長が、その理由を「天王路の手の者から逃げていた」と簡潔に説明した点も高評価。問題は、烏丸所長が帰ってきても、結局は事件解決の役には立っていない、ということなんですが(苦笑)、俳優としての存在感ゆえにドラマを引き締める役に立ってたと考えます。

 封印という選択から始まる劇場版と、を封印しないための手段として、自らアンデッド化して姿を消すというTV版ラスト。
 結果としてパラレルにはなりましたが、何だか龍騎のTVスペシャルを思わせます。
 他人の幸せを守るために、人である自分を抹消して姿を消す……って展開は、「超人機メタルダー」を偲ばせるラストです。こういう選択をすることで、剣崎が主人公としての存在感を見事に獲得したとも言えます(劇場版では、の方にドラマの比重が傾くラストでしたから)。

 ただ、これで納得できない人のための脳内補完ストーリーとして、劇場版の設定も絡めた後日譚を考案してみます。

●アンデッドと化した剣崎が姿を消して数年後、と烏丸所長は白いジョーカーに襲撃され、カードのアンデッドが解放されてしまう。
 その後、は劇場版同様、天王路の技術を応用して、人工アンデッドの力を利用した新世代ライダーを作り出すことになる。白いジョーカーがもしかすると、剣崎のなれの果てでは? という懸念を抱きつつ。

 一方、白いジョーカーのところにも現れる。天音ちゃんの前でジョーカーの姿を現すこともできず、は戦闘力を発揮できないまま、窮地に陥る。そこに出現した黄金のジョーカー、それこそ剣崎の変身した姿だった。
 実は、白いジョーカー「アンデッドのバトルファイトが、あらぬ結果に陥ったときに、ルールを滞りなく進めるために用意された調整システムの産物」だった。劇場版のような「全てのアンデッドが封印された勝利者なしの状態」および、TV版ラストのような「2体のアンデッドが残り、互いに戦わずに決着が保留された状態」は、どちらも調整の必要が生じるものだった。

 、そして黄金の3種のジョーカーの出現と、新世代ライダーVS復活アンデッド軍団の戦いの末、劇場版同様の展開となり、「14」を破壊するため、の2種のジョーカーが最後の力を発揮する。その結果、「14」のコアとなっていたバトルファイト統制システムは消滅し、一方、剣崎もアンデッドの力と運命を失い、新たな人間としての生を得ることとなる。

 ……といった感じですね。いずれにせよ、TV版のラストでは、結局、アンデッドであるは、いつか天音ちゃんと別れなければなりません。恋愛関係にもなれないし、寿命の問題もあるだろうし。真の解決は、やはりバトルシステムそのものを消滅させるしか……と思ってます。まあ、ハッピーエンドのためのご都合主義は禁物でしょうが、劇場版の「14」がバトルファイトの元凶だったという設定には問題ないと考えます。

 ともあれ、新番組の「響鬼」には大期待ってことで。

●2005年1月27日(木)

 スパロボGC話の続きです。もはや、連載記事化してるよなあ、と思いつつ。
 とうとう1年戦争編が終結しました(ネタバレが気になる人は、この後、読まないようにね)。

 で、この辺で、以前掲示板に自分で書いた予想にツッコミを入れてみたいと思います。

>それにしても、J9シリーズ3部作の共演とは……時代設定はどうなるんだろうか? 案外、3部構成とか? 
>第1部は、「1stガンダム編」で、ブライガー登場。
>第2部は、「Z&ZZガンダム編」(でも、木星はもうない)で、バクシンガー登場。
>第3部は、「逆襲のシャア(およびF91)編」で、サスライガー登場。バクシンガー時代のドメスチック・バクーフの末裔が、エドン国のミト王子で、JJ9といっしょに50の惑星巡りの旅に出ている、とか。

 これについては、今だ分かりませんが、少なくとも、第1部が「1stガンダム編」で、ブライガー登場なのは正解でした。
 あと、エリオス王朝(ダルタニアス)と、カモン王家(エルガイム)、エドン国(ダイオージャ)は星間連合として、同盟関係にあったことが、アール博士の言葉で判明しました。よって、
ドメスチック・バクーフの末裔がエドン国という予想は外れですね。

>何にせよ、1stメインってことは、「ガルマ散る」とか「ランバ・ラルとの邂逅」とか、いろいろ期待したいです。
>それと、ガンダム支援機は「Gファイター」か「コアブースター」のどっちか? とか、リュウ・ホセイは使えるのか? とか、久々の「マチルダさんのミデア救出シナリオ」とか、ミハルとカイの悲劇とか(ガンペリー登場にも期待)、スパロボ未登場のシャア専用ズゴックとか、ククルス・ドアンとか……いろいろ考えられます。

 「ガルマ散る」も、「ランバ・ラル邂逅」もありました。
 支援機は「Gファイター」で、リュウさんは出ましたが、マチルダさんは救出できず(一応、ミデア救出シナリオはありましたが)、シャア戦用ズゴックは登場。
 ただし、ミハルも、ガンペリーも、ククルス・ドアンも登場せず。

>あと、サイド6で、アムロが「テム・レイの回路」をもらうエピソードとか見たい(^^;)。アムロは、捨てちゃうんだけど、それをバーニィが拾って、「このパーツは使える」とか言って、ザク改に装備。ザク改は通常以上のパワーを発揮して、アレックスを粉砕(ただし、「テム・レイの回路」は防御を捨てて、攻撃に専念しちゃうプログラムだったりして、バーニィ戦死)。
>その後、ジャンク屋に廃棄されているザク改の残骸をあさって、コウ・ウラキが「テム・レイの回路」を発見。ヴァル・ヴァロに装備……って、もはやスパロボ話ではありませんね(苦笑)。

 さすがに、ここまで暴走した予想は大外れ。テム・レイも出てないし(苦笑)。
 そもそも、コウ(0083)は今回、登場していません。

 では、改めて各話別に。

18話:ソロモン攻略戦(前編)。

 前回、サイド6で登場しない、と書いたコンスコン。何と、ソロモン防衛チベ艦隊を率いて登場しました。う〜ん、この世界では、「シャアの無能を証明するための派遣」はなかったわけですね。
 しかも、増援に、ハモンさん率いるラル残存部隊(クランプ、アコース、タチ)が登場します。今回、彼女はなかなかしつこく出張ってくる感じです。おまけに、実は生きていた黒い三連星まで連れて来て。う〜ん、マチルダさんの死は一体、何だったんだ? 
 で、さらに前編というタイトルで、安心していたら、ドズルのビグザムまで出てきます。スレッガーさんアムロに「特攻」を志願しますが、却下。アムロは、セイラさんのGファイターといっしょに、ビグザム迎撃に向かいます。が、さすがにガンダムだけだと攻撃力不足なので、スーパーロボットの協力を仰ぐことになったわけですが……。

19話:ソロモン攻略戦(後編)。

 ビグザムを倒した後で、レビル将軍とグレート・デギンの和平交渉と、ソーラ・レイによる妨害イベントがあって、連邦主力艦隊が壊滅します。
 そこに出現するキシリアのグワジンと、シャアのザンジバル、おまけにマ・クベのザンジバル
 激戦の末、マ・クベが「壷」ネタとともに戦死。
 キシリアは、撤退間際に、シャアのゲルググに「ガルマへの手向け」とされて死亡。この辺で、原作と似て非なる展開になりました。ギレン総帥は、まだ健在ですが、一年戦争編はこれにて一先ず終了となります。

20話:ムゲ・ゾルバドス出現。

 ソロモンを占領した連邦軍残存艦隊の前に、デスガイヤー率いるムゲ・ゾルバドス軍が出現します。そして、とうとうシャピロが裏切って、小型機で敵側に投降します。
 それにしても、デスガイヤー、64以来の登場です。声ありでは、今回、初めてとなります。
 強敵出現……なんですが、こちらはソロモンの上にいますので、地形効果で有利な戦いができます。そうしているうちに、強力な援軍であるガンドールが応援に駆けつけてきます。
 ダンクーガのスパロボ登場回数は、10回と多く、ガンダム、ゲッター、マジンガー系のレギュラー陣を除けば、ダイターンコンVの12回に次ぐ第3位なんですが(その後がライディーンダンバインの9回に続く)、
 母艦のガンドールは割とレア戦艦で、今回で4度目の出陣。初出陣は64で、COMPACT2では地上編の母艦として活躍した後、リメイク作のIMPACTでも登場。ただ、αシリーズで登場しないため、主流から外れている感じです。いつか大空魔竜との巨竜共演を果たして欲しいのですが。
 で、今回のガンドール、これまでと違って、ふだんは戦艦モード。ガンドール砲を撃つ際にだけ、竜形態に変形します。これがまた格好いいんですね。

 そんなわけで、デスガイヤー軍を撤退させた後、敵の作り出したワープゲートを使って、追撃を敢行することになります。
 ブライトさんのホワイトベースを地球に残し、ガンドールに乗り換えた一行は、未知の大宇宙へ旅立つことになるのです。う〜ん、NOVAが長年、望んでいた地球圏から離れた外宇宙を舞台にしたスパロボがいよいよ展開することになったわけですね。感無量。

21話:ペンタゴナワールド。

 ということで、着いた世界はエルガイムのペンタゴナ・ワールドだったりします。
 このエルガイム、リアルロボット系のゲームでは結構、登場していたりしますが、スパロボでは意外と登場回数が少なく、今回で4度目。初登場の第4次と、リメイクのF、そしてCOMPACTで登場して以来、実に5年ぶりの登場となります。第4次やFでの印象が強かったわけですが、過去作品ではいずれも「外宇宙からの訪問者」という位置付け。今回は、エルガイムの世界観に、地球のスーパーロボットが参入という、彼我の立場が入れ替わった形になります。
 以前は、ペンタゴナの精鋭が地球侵略にやってきて、ネモ部隊をいじめてくれたわけですが、今回は地球の精鋭部隊がペンタゴナに乗り込むと。ヘビーメタルの性能は、「第4次」の弱いバージョンと、「F」の硬くて素早いのとどちらかなあ? と思って戦うと、前者でした。ガンダム1機でも、十分、バッシュ部隊を撃破できます。さすがに、マジンガーZよりも硬いヘビーメタル、という悪夢は再現されなくて、何よりです。
 で、今回のヘビーメタルの特徴は、「バスターランチャーがマップ兵器としても、通常兵器としても使用可能」と。何だか、ウィングガンダムみたい。それと、A級ヘビーメタルは飛行も可能です。
 味方としては、ダバの他に、キャオ、アム、レッシィがいるわけですが、エルガイムの他の機体は、弱いアローン(ゴロンゴ)ばかり。これは、彼ら3人のために、至急、敵のバッシュを調達しなければなりません。ということで、アムロさんの活躍で、3機のバッシュをGETできました。つまり、エルガイムも含めて、「バスターランチャー付きの機体が4機」です。Fでの苦労を考えると、夢みたいな話ですな。

 とにかく、我らがガンドール隊は、見知らぬ宇宙で、ポセイダルの圧政に戦う反乱軍に協力することになりました、とさ。

●2005年1月31日(月)

 スパロボGC話の続きです。
 「マジンカイザー」「ゴッドライジンオー」登場直前(30話ぐらい)まで進みました。

 外宇宙では、エルガイムのペンタゴナから、エドン国の星系におもむき、そこでダイオージャと同時に、バクシンガーサスライガーが仲間になりました。ダイオージャはほぼ原作どおりの設定で、バクシンガーはドメスチック・バクーフならぬエドン国のトクガー王朝の命を受け、ミト王子の護衛役を務めます。また、サスライガーは「トクガー王朝の存亡を賭けたビッグゲーム」に参加し、やはり、ミト王子を守ることが王朝存続(すなわち賭けの勝利)につながるため、協力してくれます。
 エルガイムのダバも王子の身分を明かすこととなり、ここに
エリオス王朝(ダルタニアス)と、カモン王家(エルガイム)、エドン国(ダイオージャ)の三国同盟の礎が成立することに。

 外宇宙での経緯から、地球を狙う組織には、星間連合と異次元同盟の二種類が存在することが判明。互いに覇権を争っているとか。

星間連合:ザール星(ダイオージャ)とグラドス(レイズナー)、ペンタゴナ(エルガイム)から成る。トライダーのロボット帝国も参加しているようだが、現状で共同戦線を張っている場面はなし。
 ペンタゴナは、「第4次」や「F」のときと違って、内政重視で、地球への侵略には消極的な様子。

異次元同盟:オリジナル敵のガディソードと、ムゲ帝国(ダンクーガ)、ジャーク帝国(ライジンオー)から成る。

反エドン国:新惑星連合(バクシンガー)を中心に、エドン国の叛臣(ダイオージャ)が絡み、さらに利権を目指すアウトローのヌビア・コネクション(ブライガー)やブラディ・ゴッドのシンジケート(サスライガー)が背後でうごめいている。星間連合にも協力しているようだ。

 ともあれ、星間連合の建造したワープ装置を使い、地球圏へ戻ったガンドール隊。しかし、地球は星間連合と異次元同盟の二勢力に蹂躙された後でした。
 ブライトさんのホワイトベース隊には、新たな戦士であるクワトロ・バジーナと、カミーユ・ビダン、エマ・シーンが参加し、地球連邦残存勢力とともにレジスタンス活動を展開。一方で、ジオンのギレンは星間連合と手を結んだ形になります(この辺りは、かつてのDCを思わせる)。
 ホワイトベース隊に合流した一行は、星間連合に征服されたアメリカに赴き、そこでグラドス軍との戦いを行います(
レイズナーチームも参入)。
 アメリカに取り残されたレジスタンスチームを救出した後、地球連邦の要というべき極東支部へと向かうホワイトベース隊。その日本では、マジンガーチームと地球防衛組が戦い続けていた。

 ……以上がストーリーとなるのですが(各話コメントはなし)、外宇宙に赴いたガンドール隊から分かる通り、これまでよりも大掛かりな勢力図だと思います。外部の侵略者だけで、星間連合異次元同盟の2勢力があり、その中でも方針の違いが存在して、複雑な状況。もちろん、地球圏内部でも、ジオンやギガノス、恐竜帝国やドクターヘル一味など、混迷状態。そろそろ、味方勢力が出そろう時期なので、この乱世がどう収束していくかに期待しながらプレイを続けたいです。
 後は、各ロボットなどへのコメント。

●ガンドール隊:外宇宙での母艦ですが、ブリッジでの作戦会議でのメンツが非常に新鮮です。まず、艦長は葉月博士。シャピロがいなくなった後、参謀に昇格したのが、旧ゲッターチームの神隼人です。そして、J9チームのかみそりアイザックも、鋭い知性から準参謀役。あとは、シロー・アマダがMS部隊の小隊長として、顔を見せます。また、外宇宙での案内役として、ダルタニアスのアール博士も相談役を務めます。おそらく、鈴置(ブライトや万丈)さんや神谷(リョウやフォッカー)さんの声の聞こえないだろう作戦会議は、これが初めてでは? おまけに、アムロが作戦会議に参加していないですしね。

●ダイオージャエースレッダーや、アオイダーコバルターに分離しません。おまけに、支援メカのクロスエイダーも登場せず、シノブさんはパイロットになりません。出てくれば、修理・補給メカとして活躍させたかったんだけど。
 意外なのは、MSと同じMサイズである点。せっかくの高威力の武器を、戦艦のボディに対して使えません。まあ、ようやく「狙い撃ち」のスキルパーツをGETして、この問題は解決できたんだけど。

●バクシンガー:本作唯一の5人乗りロボット。それだけでも強力だ。ただし、ダイオージャ同様、分離はなし。5台のバイクが合体するシステムを、何か活用して欲しかったんだけどね。

●サスライガー:SLに変形するロボット。で、実はロボット形態よりも、SL形態の方が強力だったりします(HPも装甲も移動力も武装も)。ロボ形態だと、合体攻撃を除けば必殺技を持たないんですね。最強武器のビームライフルよりも、SL形態の突撃の方が強力だし、機関車の前部の大砲はブライカノン級の威力。合体攻撃を使わないときは、常にSLでいいでしょう。
 ちなみに、J9シリーズ唯一、Mサイズの機体だったりもしますので、母艦攻撃は注意。

●ホワイトベース隊:地球に帰還した後は、もう一度、ホワイトベースに戻ります。ブライトさんはともかく、ミライさんやオスカ&マーカーに再会できたのが嬉しいです。
 で、新規参入したのが、
Zガンダムの布陣。なぜか、ララァもいて、しかも格納庫にシャア戦用のザクやズゴック、ゲルググが置かれていたりして、「クワトロさん、あんた、本当に正体を隠す気あるの?」と言いたくなります。15歳のアムロも、相当、とまどってます(苦笑)。ララァに対し、「ぼくは、あの人とうまくやっていく自信なんてない」と愚痴る様子は、まさに15歳。あ、もう16歳になったかな?
 カミーユは、17歳なので、実はアムロよりも年上になるんですね。何だか、ジュドーが「シーブックさん」と呼んでいたことを思い出します。2人がどういう会話を展開するか、気になるところですが、現時点で、まだ会話したことがありません。
 ともあれ、
シローからMS部隊の隊長の任を引き継いだクワトロさん。ブライトも交えて、いつもの作戦会議っぽさが復活しました。

●レイズナー:地球が征服された後の設定で、64を思い出します。今回、残念なのは、「V−MAXに分身機能がついていないこと」エイジが「集中」を覚えてくれるのはありがたいのですが、それでも、十分な回避能力が得られません。レイズナーも運動性が5段階しか改造できないし、死鬼隊やル・カイン相手だと、安心して戦えない。
 ただ、今回、
エイジはちゃんとレイと会話してくれます。「レイ、V−MAX発動だ」「レディ」のやり取りをきちんと聞かせてくれるのは収穫。
 デビッドとシモーヌは、
ドールに搭乗。機体は弱いけど、修理・補給機能付き。でも、できればベイブルバルディが欲しいなあ。

●ZZチーム:グラドスに征服されたアメリカで、生き延びるためにメカ泥棒などをしているジャンク屋チーム。本来は、シャングリラであるべきなんだけど、64でもスウィートウォーター他、シナリオ展開によって、様々な場所で盗みを働いてくれるので、気にしても仕方ないな、と。
 ともかく、今回はいきなり
ZZを盗んでくれます。他のシャングリラ・チルドレンもきちんと登場しますが、リィナがMSに乗るのはなし。声ありでは、F完結編で一度乗っただけなので、毎回、期待はしてみるんだけど。COMPACTシリーズでは乗ってくれるのに、IMPACTでは乗らないんだもんなあ。

 ってなとこで、グラドスの追っ手を逃れて、極東支部に帰るところですが、そろそろ主人公機のパワーアップや、ゲッターのパワーアップなどにも期待したいところ。
 あ、
νガンダムはなくてもいいなあ。今だと、「ガンダム+Gファイター」で十分強いので。もし、νが手に入ったら、セイラさんに譲るかも。

PS:ファは参戦するけど、メタスはなし。代わりに、「陸戦型GM」なんて物に乗ってくれました。
 それと、カツの登場もないけど、Gディフェンサーだけでも欲しいなあ、と思いつつ。

●2005年2月8日(火)

 2月に入って、寒さも増したからか、先週は体調を崩し気味でした。くしゃみ、鼻水に悩まされて、風邪かなと思いきや、少々早い花粉症かも、と考えつつ、自重してゲームプレイを断念。
 真ゲッターを入手したところで、GCは止まってます。う〜ん、次のサブシナリオで、テキサスマックを仲間にしようと、張り切っていたんだけど……。
 あと、攻略本も売っていたので購入。う〜ん、今回はブライトさん、最後までホワイトベースなのね、とか、νガンダムは隠しユニット扱いなのね、とか判明。とことん、一年戦争にこだわった作りのようです。外宇宙からの干渉で、延期になっていた「ア・バオア・クー決戦」も、後できちんとフォローされていますし。
 むしろ、ZやZZが、ゲスト扱い。ともあれ、一時中断したものの、このソフトが1stガンダムファンにとって傑作であることは確定、と。

 で、中断のもう一つの理由は、掲示板でも話題になっている「OG2」の発売です。
 とりあえず、体調の回復を待って、プレイを始めてみました。前作は、力の入ったプレイ日記も付けて、燃えプレイを展開していました。ついでに、ラトゥーニちゃんにも萌えってことで(^^;)。
 今回は、ゲームキューブの拡張機器、ゲームボーイプレイヤーもありますので、TVの大画面でも楽しめます。そもそも、NOVAは「携帯ゲームを外に持っていって、いつでもどこでもゲーム」というライフスタイルではないので、家でじっくりプレイするには、やはり大画面の方が嬉しいわけです。
 まあ、前作はクリアに9ヶ月もかかってますし、キョウスケ編は未クリア状態なんですが、多少の未練は感じつつも、勇んで続編に飛び込んでみる、と。

 難易度は……やはり高いですね。GCMXでの気楽さを一蹴するような手ごたえです。はっきり言えば、精神ポイントが不足がちになります。ザコ相手に、命中率が60〜70%、回避率が40%ぐらいという感じで、「集中」を使って初めて、まともに戦える、と(それでも、100%や0%にならず、若干の不安が残る)。で、ザコ戦で力を使い切ると、ボス戦で苦労するわけで、戦力の温存なんかにも気を配らないといけません。
 まあ、序盤は、アンジュルグに「鉄壁」かけて突っ込めば、反撃でザコを一掃できるし、気力がたまれば、分身もできるので、「鉄壁」が使えなくなっても、安心して戦えます。
 あとは、回避系の切りこみ隊として、エクセレンのヴァイスリッターや、ラトゥーニちゃんの量産型ヒュッケバインでかき回し、満を持して、キョウスケのアルトや、イルムのグルンガストをボスキラーに指定すれば、現状はOKです。
 まあ、シナリオによっては、ラッセル&タスクの援護防御で支援したカチーナ中尉を活用しなければ、ままならないものもありますし、渋親父のカイさんの指揮効果にもお世話になりますし、熟練度UPのためには、全てのユニット&キャラを効果的に駆使することを求められています。

 ストーリー面では、今回、「第3次」の焼き直しですな。
 前作は、キャラ面で、「第2次〜第4次(F)」のDC戦争編、αおよびα外伝(ついでに新)、そしてCOMPACT2およびIMPACTをほぼ網羅しておりましたが、
 ストーリー面は、前半「第2次」&後半「α」が基でした。

 今回は、キャラ面で、「第2次α」と「A」を追加し(ついでに、α主人公で唯一前作未登場のユウ&カーラコンビがDC残党のエースとして登場。ブリットとライバル関係になります)、
 システム面では、「Dのコンボ」に該当する「連続攻撃」を採用。これは、一直線に並んでいる敵(しばしば互いに援護防御してうっとうしい)を一気に殴り倒す爽快感を感じさせてくれます。
 そして、ストーリーは、「力を盛り返したDC残党との戦いの最中に、エアロゲイターとは別種の異星人が登場」(第3次)、「謎のアインストシリーズ出現」(C2およびIMPACT)、「別次元(パラレルワールド的未来)から暗躍する勢力(シャドウミラー)」(A)を複合させたもの。ただし、NOVAは「A」を未クリアなので、そちらは新鮮に感じています。ついでに、アルフィミィについてもね。
 「アインスト骨」とかが出てきたときは、「あ、なつかしい」と思いましたが、
 宇宙で「バイオロイド兵士」なんかが出てきたときは、「あれ? もしかして?」と感じ、謎の怪獣型ロボット・ガルガウの出現に際し、「うわあ、ヴィガジかよ!」と心の中で快哉を叫びました。もちろん、強敵なので、撤退させるのに苦労したわけですが……。

 ……ということで、今回の「OG2」をより深く楽しむためには、「第3次スパロボ」を復習することをお勧めするのですが、昔書いた自分の記事を読み返すと、敵キャラについては、ほとんど触れずじまいになっております(苦笑)。力の入りまくった「EX」〜「新」に比べて、「第3次」はあまり時間をかけずに仕上げたからなあ。「敵キャラ紹介を含めた世界観編」を追記しないといけない、と強烈に感じています。
 とりあえずは、「第4次」記事の「世界観編(8)ゲストとインスペクター」の項目を見れば、多少のフォローになるかもしれませんが、そこに自分で書いた記載を見て愕然。

なお、ゲストとインスペクターについては、別ページを設けて、もっと掘り下げてみるつもり。

 ええと、その別ページはまだ作っていません。いや、当時(今から2年前)は「スパロボの全敵勢力を概観する記事」を作る気持ちがいっぱいあったんですが、いつの間にか棚上げ中になってしまっています。とりあえず、臨時にここで(OG2に関係あるものだけ)概観すると、

DC:第2次〜第4次&F。スパロボの元祖悪。
 αでは、敵とはならず、純粋に外宇宙からの脅威に対抗する組織として登場していた(一説によると、PSと共にαのゲームハードとなっていたドリームキャストへの配慮と言われている)。
 OGでは、晴れて、悪の組織として復活。

インスペクター:第3次に登場する異星人。
 少年のような容姿の首領
ウェンドロ(乗機ディカスティス)の下、強大な四天王とザコ敵のバイオロイド兵士から成る。首領と四天王メカ以外は、独自の機体を持たず、地球製ロボットを奪って使用している。四天王の構成は以下の通り。

メキボス:グレイターキンを駆る。ウェンドロの兄で、地球人に理解を示す。ウェンドロにも話し合いを求めたが、聞く耳を持たずに返り討ちに合う……と思わせて、「第4次」ではサイボーグとして復活した。破嵐万丈との友情が印象的だが、「OG2」では万丈の代わりは誰がするのかな? キョウスケ? リュウセイ? それともイルム? 

ヴィガジ:ハゲで短気な、一応四天王リーダー。ただし、先陣を切りたがる性格からは、ただの「露払い」でしかないとも思われる。愛機は、恐竜型のガルガウ。四天王メカはビーム吸収が厄介だね。

シカログ:無口な大男で、四天王最強と言われている。愛機のドルーキンは、棒とかハンマーとか、独特の武装が特徴。

アギーハ:四天王の紅一点で、シカログのステディを自称する(シカログは無口なので、肯定も否定もせず)。愛機は、足を持たない非人型のシルベルヴィント。

ノイエDC:第4次でデラーズやハマーンが復興させたDC(第4次では、ノイエDCの他に、メガノイドの統べる旧DCが存在している)。
 今回、OG2でも、「ノイエDC」と名乗る復興DCが出現している。ただし、時間軸はインスペクター襲来の「第3次」の頃になるので、第4次のノイエDCとは別物である。

ゲスト:第4次の敵異星人。実は、第2次の時から、伏線は張られていた。
 OG2では、
「ニブハル・ムブハル」という男が、ゲストのスパイらしいのだが、まだ暗躍段階で、はっきり正体を現さず。

 以上が、DC戦争に絡む勢力で、そこにアインストやシャドウミラー、アースクレイドルのメイガス、シュウ・シラカワなどが干渉して、物語を複雑化させていきそうな感じです。
 それにしても、Aが加わったということは、いつか、デュミナス(R)やルイーナ(D)、AI1(MX)、修羅(Compact3)などの勢力も、OGに絡んでくるのかな?

●2005年2月16日(水)・その1 スパロボ編

 現在、NOVAはOG2をプレイ中です。ついでに、OGのキョウスケ編も続きをプレイしていたりします。
 前者は、「スレードゲルミルVSゼンガーの参式」とか、
「龍虎王登場」とか燃える展開を堪能しつつ、ソウルゲインの強さに舌を巻いたところ。う〜ん、アクセルのソウルゲインが敵に回ると、いやだなあ。自分は、Aの初プレイで、同じ組み合わせを選んでますから。
 それと、セーブデータを活用して、もう一方のルート選択もプレイしているんだけど、そちらでは、ラトゥーニシャイン王女のフェアリオンに萌えたりしております。リュウセイじゃないけど、まさか女性型ロボットに萌えを感じてしまうなんて(苦笑)。あの合体攻撃は反則でしょう、動きも、時間も。もう、クルクル回る「高機動の妖精」の演出をカットすることなく、見まくってたりします。おまけに、機体の性能も優秀そのものですし。
 アラドとか、アイビスとか、「2次α」のキャライベントも楽しいですし、いろいろ奥が深そうな点といい、しばらくはこれにハマれそうです。

 で、ハマリが度を越して、過去の作品を振り返りたくなりがちなのが悪い癖なんだけど、OGのキョウスケ編を再開して、9話から15話まで終えました。本来なら、「スパロボ雑記」に追記するべきなんだろうけど、どうも2003年12月から、雑記には全然、書いていなかったりします。2004年も、「Gジェネ」や「MX」などをプレイしていますし、そうした状況の変化も含めて、一度、整理したいところ。
 いずれ、Aのプレイも再開したい、と思いつつ。

 さて、そして、ようやく待望の「第3次α」の情報も発表されました。といっても、実のところ、NOVAはαシリーズが全て未クリアだったりする。これらも、そろそろ終わらせていかないと、と思いつつ、多分、αシリーズが完結する方が先だなあ、と考えてます。中途半端なつまみ食い状態で、いつか「スパロボが老後の楽しみ」なんてことを言い出すのでは、と(苦笑)。
 改めて、参戦作品を並べてみると、

・第2次αより継続
 ガンダム0083、Zガンダム、ガンダムZZ
 逆襲のシャア、ガンダムW(エンドレス・ワルツ)

 マジンガーZ、グレートマジンガー、鋼鉄ジーグ
 ゲッターロボ、ゲッターロボG、真ゲッター(原作版)
 ダイターン3、コン・バトラーV、ボルテスV、ダイモス
 ゴーショーグン、ガイキング、ガオガイガー(Finalも追加)

・αシリーズ復活組
 ライディーン、トップをねらえ、ダンクーガ
 エヴァンゲリオンマクロス(劇場版)、マクロスプラス

・別シリーズより再登場
 イデオンマクロス7

・新登場
 ガンダムSEED、バーチャロン(&オラトリオタングラム)

 ついでに、今回参戦できなかったα組を挙げてみると、

・第2次αから消えた作品
 F91&クロスボーンガンダム、ブレンパワード
・αから復活できなかった作品
 ジャイアントロボダンバインガンダム0080
・α外伝から復活できなかった作品
 VガンダムガンダムXターンAガンダム
 
ザブングルブライガー

 以上となります。まあ、α外伝の未来世界組が再登場できないのは納得できますが、ブライガーなんかには再登場して欲しかったと思いますね。GCでバクシンガーサスライガーとの共演を果たしているわけですが、宇宙が舞台なら、やはりカーメン・カーメンの大アトゥム計画なんかが生きてきそうですから(ビムラーとかイデの力を利用した、星系改造計画は説得力があるかと^^;)。
 ブレンは、小隊システムではバリアがおいしかったわけですが、その役割はエヴァが果たしそう……とか、いろいろ予想するのも、また一興かと思いつつ。

●2005年2月16日(水)・その2 特撮編

 新番組が始まっているのに、3週ほど書かずに来た特撮感想です。

●ネクサス:溝呂木の力を引き継いだ「ダークナギ」には期待したんだけどなあ。実現せず、残念。
 とりあえず、姫矢の出番は3月いっぱいで、後任デュナミストは孤門ではない、ことまで、雑誌インタビューでの確定情報となっております。

●ジャスティ:必殺技が破られ、特訓から始まった第2部。
 注目キャラは、ライバル的な暗黒騎士デモンナイトですが、どうもマジのウルザードとキャラがかぶりそうな気がしてます。
 まあ、この作品は王道を外すことはなさそうなので、安心して見ていますが。

●デカ:最終回は、各キャラそれぞれに見せ場が用意され、しかも、ご都合主義とか精神論ではなく、特技を活かした逆転劇で、非常に完成度が高かったと思います。
 バンの地球署到着によって始まったドラマも、バンの栄転で終わるなど、納得できる締め方だったなあ、と。当然、来年の「マジVSデカ」では、バンの帰還から始まるのでしょうね。

●マジ:1号怪人が、戦隊ではなく、お母さんに倒されるという回。トロールの立場って。
 しかも、来週はお母さんの巨大化……という笑劇が。マジマジンというネーミングとか、「マージ・ジルマ・ジンガ」という合体コマンドとか、いろいろツボにはまる設定多し。
 あと、ゴレンジャーやジャッカー以来の、マント付き戦隊なんで、ジェットマンの翼のような独特のアクションにも期待したいところ。
 もちろん、魔法を駆使したアクションにも期待。まあ、ピンクが扇風機に変身するなどは、コップに変身するイビル(アクマイザー3)以来の笑劇を感じたけど。
 設定では、レッドが炎と練成術(物体を変化させる)、ブルーが水と占いグリーンが大地と植物操作ピンクが風と変身術イエローが雷と薬剤調合を得意としているので、納得できる映像描写と言わねばなるまい。まあ、イエロー薬剤調合はまだ見ていない気がするが(あと、魔法のエレメントは、ギンガマンと同じですね。グリーンピンクの属性が入れ替わっているだけで)。
 目下の期待は、移動マシン・スカイホーキーの映像表現。楽しい描写を心待ちにして。

●響鬼:第3話「落ちる声」のサブタイトルに呆然としつつ。
 オープニングは歌なし、クウガ以来のエンディング、そしてサブタイトルと、アギト以降の伝統を形からも覆しております。
 音楽担当は、クウガ&アギト(ついでに種&種デス)の佐橋さん。しかも、いきなりミュージカルで遊ぶなど、音に力が入っている描写は明らか。
 1話は、突然火を吐く響鬼に仰天し、
 2話は、太鼓による必殺技に聞き惚れ(当初は、ベルトの火炎鼓を相手に押し付け、バチで叩く技と聞いていたので、どういう描写なんだろうと戸惑ってました。少なくとも、人間体相手にそんな技をかますなんて……と思ってたら、CGの巨大魔物相手だったので一安心)、
 3話は、ディスクアニマル大行進に唖然。

 いや、まあ、いろいろと新奇な映像&表現にワクワクさせてくれます。
 「カエルの歌の替え歌」も、ブラキオ語録と同じくらいの興味を掻き立ててくれますし。

1話:イルカがイルカ、たくさんイルカ、そ・そ・そ・そ……蘇我入鹿(そがいるか)♪
2話:出会いがあれば、別れもあるさ、さ・さ・さ・さ……さようなら♪
3話:変なおじさん、名前はヒビキ、き・き・き・き……鍛えてます♪

 あと、気になるのは、車内での会話に名前だけ出てきた「勝ち鬨(かちどき)さん」って、どういう人なんだろう? 木野さんみたいに謎の人物として、しばらく引っ張って、出てくれることを期待します。いや、まあ、第2のライダーがラッパ使いの「轟鬼(とどろき)」というらしいことは、分かっているんですが、その後にも期待するわけで。
 打楽器、管楽器と来れば、次は弦楽器かな? とか予想してみる。

 なお、ディスクアニマルは、カニ、ライオン、ヘビが待機しているそうな。

●2005年3月2日(水)

 2週間ぶりの日記です。
 最近、パソコンの調子が悪く(作業中に時おりシャットダウンしてしまう)、閉口してましたが、先週末に重要なソフトのインストール中にシャットダウンしてしまい、その後、そのソフトのインストールを受け付けてくれなくなりました。
 ……ということで、この機会に新しいパソコンを購入しようと決断。今度の日曜に買う予定。もっとも、現在の98は、BGシリーズなどのゲーム機として、大事に使うつもりだけど。

 さて、ゲームの話ですが、前回の日記の翌日に、「新世紀勇者大戦」が出たので、買ってプレイ中。OG2は、GCと共に中断されております。何だか、こんなのばっかし(苦笑)。
 ちなみに、中断中のゲームは、スパロボとかGジェネBGシリーズ以外にも、BUSIN(WIZの影響大のゲーム)とか、FF10とか、いろいろあったりしますね。ドラクエ8も、とりあえず攻略本は買ったけど、隠しシナリオは未クリア状態(一応、竜人族の村には着いて、トーポの正体とか知ったけど、竜王退治はしていない)。

 ともあれ、「新世紀勇者大戦」です。
 ええと、F以前のスパロボのソフトメーカーであるウィンキーソフトが作って、発売前から、それなりに話題になっていた本作ですが、スパロボに比べて、あまり燃えられないゲームになってます。
 勇者物としては、以前も「BRAVE SAGA」が出ていたんですが、そちらの方が良かった、とも思いながら、おもむろに、そちらの再プレイも始めちゃったりします。
 一応、欠点から先に書いてみますと、

1.参戦作品が圧倒的に少ない。
 これは、重大な問題点です。
 「マイトガイン」「ジェイデッカー」「ダグオン」「ガオガイガー」「ライジンオー」に加えて、オリジナル勇者の「量子跳躍レイゼルバー」の合計6作品なんですが、
 やはり「エクスカイザー」や「ファイバード」「ダ・ガーン」「ゴルドラン」に加えて勇者シリーズを網羅、さらに「ボトムズ」や「ガリアン」「ダグラム」の出ていた「BRAVE SAGA」シリーズに比べて、量的には見劣りするわけですよ。
 そもそも、「勇者シリーズ15周年」を銘打っておきながら、元祖勇者の「エクスカイザー」を外すなんてねえ。

2.オリジナルロボット作品の魅力の薄さ&クロスオーバー感覚の弱さ
 これは主観ですが、「BRAVE SAGA」シリーズの「バーンガーン」「ヴァリオン」群に比べて、「レイゼルバー」って、ドラマ性が薄いです。
 「敵となった親友との対立などで悩みながら、勇気の源として成長するバーンガーンの主人公・瞬兵」や、「奪われた肉体を取り戻すため、復讐心を原動力としていたが、勇者との交流で肉体と共に人間性を取り戻していくヴァリオンのパイロット・シズマ」に比べて、本作の主人公・那由他兆太のドラマは重さが皆無です。

 主人公の駆るオリジナルロボに目を向ければ、
 まず、小型ロボのレイザーがVTOL輸送機のレイローダーと合体して、戦闘用のレイゼルバーになります。これは、勇者シリーズの典型パターンですから、問題なし。
 次に、サポートメカのレイウィング、レイマリン、レイタンクと各々合体して、スカイORマリンORグランレイゼルバーになります。まあ、スペイザーみたいなもんですな。なお、各機体のパイロットは、主人公・那由他兆太の母親、幼なじみの少女、祖父となってます。合体後の機体特性は、空中でのスピード戦(武装は遠近バランス型)、海中での高機動格闘戦、地上での遠距離砲撃戦に特化。
 そして、3機のサポートメカの全てと合体したパワーアップ形態が、ダイレイザーです。

 初期のレイザーは、「量子コンピューターによる自律型ロボット」ですが、心を持っておりません。それが兆太や、異世界の勇者ロボットとの交流により、人間らしい心を持っていくまでの過程が、ドラマの横糸。
 そして、多元世界の侵略を始めた敵・6騎士に立ち向かうため、他の5世界の勇者たちと共闘していくのが、メインの縦糸。
 さらに、主人公の一家・那由他家(各人が科学技能や軍事・サバイバルのエキスパートで、兆太をサポートして、地球防衛勇者家族となっている)とライバル関係にある陰謀家のソーンブラ一族ガリオ君が、兆太を一方的にライバル視してたりします。
 性格的には、兆太くん、「ダ・ガーン」の星史に似て、ややひねた感じの熱血少年。ガリオ君は、「ゴルドラン」のワルター王子を連想させるキャラ像(3枚目の悪役だが、根はいい奴)。

 いろいろ設定は楽しいのですが、実際のゲームでは、兆太とレイザーの交流よりも、6騎士の陰謀に立ち向かう那由他家が前面に出ていて、主人公のドラマが目立たなくなっています。
 各世界の勇者たちも、割と那由他家に仕切られていたりするので、例えば、「デッカードとガインの交流」とか、「舞人とガイの会話」とか、そういう横つながりのクロスオーバー的面白さに欠ける感じです。
 再プレイ中の「BRAVE SAGA」では、「ダ・ガーンが、勇者の石から蘇った」という話を聞いたゴルドランの主の子供3人組が「オレたちと似ている」と言ったり、「ファイバードが宇宙皇帝ドライアスと戦っている」と聞いたダグオンの炎が「そのドライアスって、アーク星人の親戚か?」と海に聞いたり、そういうネタ的な楽しみがあったんですが、どうも「新世紀勇者大戦」には、そういう絡みがないような……。
 一応、「別世界にガインという心を持ったAIロボットがいる」という話をレイザーから聞いたビルドチームのパワージョーが、「そのガインともいい友達になれそうだな」と言ったのを受けて、「いい友達とは何だ? 友達とは仲間のことと認識している。仲間に良いと悪いの区別があるのか?」と訊ねる場面があったりするのですが、その後、ガインとビルドチームが対面しても、クロスオーバー会話のフォローはなし、だったりするのが非常に残念なわけで。

 なお、「BRAVE SAGA」シリーズのクロスオーバーで一番、NOVAが好きだったのが、
 ショーグン・ミフネに対抗して、シャドウ丸とか、カゲロウとか、シャドーダグオンとか、勇者シリーズの忍者ロボ集団が立ち向かう「時代劇クロスオーバー編」(笑)。

3.CG演出の中途半端さ
 CGは、本作の最大の売りです。各勇者ロボがアニメ本編を思わせる合体シーンや必殺技シーンを、CGで魅せてくれます。
 スパロボGCでは割愛された「ライジンオー合体シーン」も、きちんとCGが用意されており、納得させてくれます。
 ああ、それなのに……。

 マイトガインの合体シーンのBGMが「レッツ・マイトガイン」じゃない! とか、
 ライジンオーで敵を撃退した後、決めポーズは示してくれるものの、「絶対無敵ライジンオー!」という声が入ってない! とか、
 他のゲームで再現されている演出が、徹底されていない点で、不満が残ります。

 スパロボGCに関して、掲示板で話題になった「ゴッドライジンクラッシュにおける、ライジンシールドの演出ミス」ですが、本作ではどうなってるかな? と思って見たら、「ただシールドを投げるだけで、敵がそれでホールドされる描写はなし」というお粗末ぶり。
 というのも、本作の戦闘シーンは、「ロボットの攻撃場面だけが、拡大画面で描かれ、防御側のリアクション描写はなし」という、竜頭蛇尾な代物ですから、やむなしとも思うんですが。スパロボで言えば、「マップ兵器を撃つ際の演出」みたいなものだったりします。「行け! サイフラッシュ」とか「これでも喰らえ、ハイメガキャノン!」とか言って、攻撃側が光を放つ演出だけあって、後はマップ上でダメージ処理される、と。
 やっぱ、ダメージを受けた側の演出あってこそ、攻撃演出も盛り上がるんだなあ、と実感しました。

4.スパロボに似て、非なる戦闘ルール
 「BRAVE SAGA」と比べて、本作のシステムは遥かにスパロボ寄りになっています。
 気力によって使用可能な必殺武器と、勇者コマンドという名の精神コマンド。後者は、「攻撃二倍」とか「装甲二倍」とか「完全回避」とか「移動+3」とか「百発百中」とか「資金二倍」とか、名前は違うけど、いかにもスパロボそのままですね……という代物ばかり(「熱血」とか「鉄壁」とか「ひらめき」とか「加速」とか「必中」とか「幸運」といった呼び名が使えなくて、苦労したのが良く分かります^^;)。
 なお、かねてから、「もしも勇者ロボットがスパロボに出たら、精神コマンドはどうなる?」というネタがありまして、例えば、「パイロットが一人のファイヤーダグオンよりも、4人合体のスーパーライナーダグオンの方が精神コマンド的に強い」という意見がありました。でも、結論としては、「本作の勇者コマンドはパイロットごとではなく、機体ごと」という扱いになっていたりします。ライナーダグオンでは、誰も「熱血」を覚えないけど、ドリルゲキが加わると「熱血」が使えるようになるとか、でもファイヤーダグオンは成長させると「魂」が使えるようになって、最終的な攻撃力は高くなるとか、いろいろ考えたんだけどなあ。じっさいには、ファイヤーダグオンは「攻撃二倍」や「装甲二倍」を覚えてスーパーライナーダグオンは後方支援系のコマンドを覚えてくれます。一応、劇中の機体役割通りなんだけど、パイロットの個性が反映されないようで、やや残念。

 「BRAVE SAGA」の影響を受けていると思しきものは、「側面や後方から攻撃すると命中率やダメージが増える」というルール。ただ、これに関しては賛否両論で、シミュレーションゲームとしては確かに面白いものの、勇者というヒーローロボットの題材にはあまり向いていない、と考えられます(ボトムズとか、ダグラムみたいなリアルロボットならOK)。
 ただ、本作ではZOCのルールも加わっており、「魔装機神」の影響もありかなあ、と思ってます。プレイ当初は、ZOCと方向補正のあるスパロボ似のシステム、ということで、どうしても「魔装機神」をプレイしている感覚が否めませんでした。
 ZOCに関して、面白いのは、本作オリジナルの勇者コマンド「塚原卜伝」。ZOCを無視して、自由に移動ができるコマンドで、シャドウ丸シャドウダグオンなどの忍者ロボが使います。忍者ロボはさらに、二回行動という特殊技能を持つので、回避を鍛えれば、非常に優秀な切り込み役になれます。 惜しむらくは、「いかにも忍者な分身能力」がシステム未採用である点。やっぱ、忍者は分身があって何ぼでしょう。第2次スパロボαでも、ボルフォッグは分身持ってましたし。システムが似ているだけに、違っている部分が不満に感じがち。

 他のルールとして特徴的なのは、建造物破壊と、バランス値。
 前者は、「勇者たるもの、敵の攻撃を回避せず、受け止めてでも、建物を守るべき」ということを実践したルールです。でも、慣れないと、敵の射撃武器に対して、反撃し、撃墜した後のビームのパワーが、敵背後のビルを破壊するなど、いろいろハプニングがあったりします。こちらは、建物破壊を気にしながら、攻撃の手を緩めてしまうのに対し、敵は平気でバンバン撃ってきて、なかなかイライラさせてくれます。
 そんなときは、「空間湾曲♪ ディバイディングドライバー(叫)!」 これにより、戦闘空間が形成されて、市街戦もOKです。ネクサスのメタフィールドと違って、命を削ることもありませんので(時間制限はあるけれど)、安心して使用できます。ただし、全ユニットのバランス値が激減しますので、回避ユニットは要注意。
 そして、後者のバランス値。これは、敵の攻撃を受けたり、必殺技を使用すると減少する能力(舞ターンある程度、回復するけれど)。
 バランスが崩れると、回避能力が下がったり、強力な技が使えなくなります。回避能力が高かったり、反撃の怖かったりするボスキャラを攻撃する際、先に相手のバランスを崩してから、強力な攻撃を行うのがセオリーだったりします。忍者ロボなんかは、攻撃力が低いものの、バランス崩しの支援攻撃で大活躍します。

 以上、ゲームシステムはあまり悪くないと思っています(面倒くさいけど^^;)。

●まとめ

 このゲームの不幸なのは、「BRAVE SAGA」「スパロボ」と比べられ、そのマイナス面がしばしば誇張されやすいことと、発売タイミング的に、作品の売りが目立たなくなってしまっていること。
 たとえば、「BRAVE SAGA」はゲームシステム的に単純だけど、簡単でとっつき易い、という長所があります。ゲームのストーリーを放ったらかしにして、普段は使わない弱小ユニットをトレーニング室で鍛えたくなる中毒性があったりします(この2週間ほども、そっちにハマッてたり^^;)。そして、資金をためて、武器強化すれば新しい武器が装備されたりするのも、ユニットの成長を楽しませてくれるやりこみ要素だったりします。
 でも、「新世紀勇者大戦」は、そういう簡単な割に奥深い、という長所を捨ててしまっているんですね。獲得資金は、強化パーツの製造に費やされ、そのパーツの装着によってユニットの攻撃力や命中率などのパワーアップを図るシステムは、ユニット改造の異なる形態として、即否定する物ではないでしょう。ただ、ユニットの成長の実感には乏しい、と思います。
 はっきり言えば、「新世紀勇者大戦」はシステム的に面白い部分はあるけど、手軽さと中毒性を捨て、面倒さばかりを伴うものになった、と。

 ストーリー面では、明確に「BRAVE SAGA」「スパロボ」の方が上です。前述の通り、多彩なクロスオーバーが魅力のロボット混載シミュレーションにおいて、6作品というのは少なすぎますし、その少ない作品が互いに交流しない(ほとんど主人公としか絡まない)のでは、魅力半減です。

 そして、何よりも発売時期が、
 ライジンオーの参戦したスパロボGCの後であり、第3次αでガガガがFinalまで網羅させるという情報が出た後だ、ということ。
 ライジンオーも、ガガガも、スパロボに取られて、このゲームならではの売りがほとんど残っていません。マイトガインも、ジェイデッカーも、ダグオンも、結局、「BRAVE SAGA」と比べて、進化した部分はあまりなく(CG演出は進化していると言えるが、BSの長所である膨大な数のアニメムービーと比べて優れている、とは必ずしも言えない)、むしろ退化した部分の方が気になったり(ビルドチームやライナーチームが単体で使えないとか、カトリーヌ・ビトンが出てこないとか^^;)。

 最後に、昨日のプレイで登場した強化機体のダイレイザーですが、ロボット物ゲームをプレイして、新ロボ登場にこれほど燃えられなかったケースも珍しい、と思いました。
 敵の攻撃にピンチの状態で、華々しく新ロボ登場とかいった演出が一切なく、突然、父親が出てきて、「長らく研究していた合体システムがついに完成したぞ」と唐突にパワーアップ合体できるようになるという……最低な演出。おまけに、その前のファイヤーJデッカー登場のシナリオで、ファイヤーJデッカーを登場させずに、ハイパーチーフテンを撃墜してしまったものだから、「五十万分の一の奇跡」が見られなかったりするという憂き目に(;;)。
 グレートバーンガーンとか、ヴィクトリオンとか、真ゲッターとか、マジンカイザーとか、新ロボ出てきたら、早く続きをプレイしたくなるのが普通なんだが……。

 ということで、ゲームキューブを持っていないライジンオーファンなら、買いのゲーム。違うなら、別のゲームの方が楽しめます。

●2005年3月20日(日)

  ようやく、更新可能な状態になりました(^0^)。
 パソコンOSをWINXP、エディターをフロントページ2003に切り替えて、新規出発です。
 本来は、引越しに際して、パソコンも新しくするつもりだったんですが、資金の都合でそんな余裕もなく、半年遅れてしまいました。おまけに、タイミングは決して良くなく、今週から春期講習でバタバタモードに突入って状況。いろいろ忙しいったら、ありゃしない。

 だったら、春期講習が終わってからパソコン買い替えるべきだったのでは? って、意見もあるかもしれませんが、それができないアクシデントに見舞われてしまった、と。

 全ては、3月1日。
 ウィルス対策ソフトを新規更新しようとしてインストール中に、旧パソコンが突然シャットダウン。その後、立ち上げたものの、どういうわけか、当のウィルス対策ソフトのインストールを2度と受け付けてくれなくなりました。
 うわあ、これはマズいって事態ですが、未解決のうちに、この場で公表するのはバカ丸出しですね。「うちのパソコンは、今、ウィルス対策ができていません♪」なんて情報を、サイトで公開なんてしたら、どんな物好きかつ悪質なお客さんが、メールにいたずらしないとも限りません。
 「ウィルス対策は、ネットワーカーの基本中のマナー」
ってことは、さすがに学んでいるので、とりあえず、3月2日の日記だけ書きながら、新パソコンの購入を決定。何しろ、昨年秋にバルダーズゲートをプレイしている最中も、しょっちゅう途中でシャットダウンするような事態だったし、買い替えはいずれ必然だった、と。

 その後の顛末は、一部、「緑の掲示板」にも書いていますが、

●3月6日:新パソコン購入。説明書を読みながら、旧パソコンからのデータ移行を検討する。
●3月7〜9日:データ転送にバタバタしつつ、とりあえずネットにつなぐことには成功。
●3月10〜14日:データ転送ソフトがうまく機能せず、困惑状態。いろいろ試した結果、「ネット接続が可能な状態では、データが転送されない」ということが判明。
●3月15〜16日:疲れたので、パソコンを触らず、「BRAVE SAGA」をプレイする。
●3月17日:アップローダーを設定したものの、肝心のホームページエディター「フロントページ2000」が起動しないことに気づく。
●3月18〜19日:容易に入手できるエディターでは、自分の希望のページが作れないことが分かり、結局、上位ソフトの「フロントページ2003」の購入を決定。
●3月20日:朝から夕刻まで出社。夕刻に、大阪に行って、目的のソフト購入。
 帰宅後、「2003」(アップグレード版)のインストールを試みるも、受け付けてくれないことに困惑。どうやら、インストールには、「OFFICE2000」か「OFFICE XP」のセッティングが必要らしい。新パソコン内には、「OFFICE2003」がインストール済みだが、それではダメみたいだ! 一瞬、途方に暮れる。
 どうにかなるかなあ、と思って、旧パソコンにパッケージされていた「OFFICE2000」のインストールを試みる。「フロントページ2000」がXPにインストールできないという前例があったため、ドキドキしたが、新パソコンは「OFFICE2000」を受け付けてくれた。これによって、「フロントページ2003」がインストールできるようになり、今、嬉々として、自分のHPを久方ぶりに更新している(^0^)。

 なお、馬鹿馬鹿しいことですが、「OFFICE2000」をインストールしている状態なら、旧エディターの「フロントページ2000」も受け付けてくれていたのかもしれない……と考えると、何だか空しくなります(^^;)。今は、せっかく買ったんだから、新エディターの新機能を堪能したい、と思います。

 でも、今夜は疲れたので(明日も朝から仕事だし)、大阪に行って買ってきた『 デカレンジャーVSアバレンジャー』見てから、寝ます。

●2005年3月23日(水)

 久々に、日記以外の作業に手を付けてみました。
 作動しなくなっていたアクセスカウンターを手直しし、また、掲示板で指摘されていたミスを修正。とりあえず、喉につかえていた骨がスッキリ外れた気分です。

 ついで、『デカVSアバレ』の感想ですが、普通に楽しむことはできたものの、昨年の『アバレVSハリケン』に比べると、物足りなさを覚えました。

●理由1:ボスを整体する幸人さんなんて小ネタはあったものの、昨年の「三条クラッシュ!」みたいなツボにはまる描写がなかったこと。

●理由2:戦隊のメンバー数のアンバランス(デカのほうが大所帯)からか、最後の決戦時において、4人チームという大雑把なくくりで、戦闘が処理されていた点。どちらかと言えば、「ダブルレッド」とか「ダブルブルー」「ダブルイエロー」……というコンビプレイが、キャラの絡み的にも面白いと思うんだけど。映像的にも、ハリケンジャーの忍法描写にアバレンジャーが組み合わさった前作に比べ、デカの戦闘スタイルは地味。

●理由3:エミポンとか、介さんとか、アバレの脇キャラが、あまりストーリーに絡んでこなかった点。ヤツデンワニの方がよほど目立っていた。ラストのカレーパーティーは、仲代先生を除くキャラ総登場で、一種のお祭り的楽しさはあるんだけど、ストーリーとしては後付けだったからなあ(リジェとか、リジュエルとか、マホロとかも顔見せ的登場)。

 良かった点は、やはり仲代先生の復活に尽きますね。昨年のシュリケンジャーと違って、必然性のある復活と、ラストの別離を描いて、物語に余韻を残してくれました。逆に、本来の主役たるべきアバレッドが、ブラックキラーに美味しいところを持っていかれ、いまいちな役どころでした。
 デカの方では、バン凌駕に突っかかる感じで、主役らしさを発揮してはいたものの、他のメンツ(とりわけ男)がその他大勢的な扱われ方。ホージー仙ちゃんテツの3人は、3人そろって幸人さんの引き立て役だったのが微妙なところ。
 総じて、アバレンジャーのメンツに振り回された地球署の皆さんといった感じで、物語展開が終始しましたが、大きな波乱もなく、無難にまとまったと思います(ただ、アバレンジャー特有の破天荒なアバレっぷりに欠けたのが、自分的には物足りない)。
 それでも、偽ハリケンレッドとか、小ネタは散りばめられていて、傑作には至らないまでも佳作と。そもそも、アバレンジャーという素材は下手に作ると、暴走かつ収拾つかなくなる恐れがあったので、その可能性を考えると、これで良かったのかな、と。仲代先生のTV本編での死を無駄にしない点も、好印象でしたし。

 一応、100点満点中、82点と(合格点8割として)。

PS:なお、NOVAは『デカVSアバレ』と同時に買った『宇宙からのメッセージ 銀河大戦』に、現在、ハマッてます。
 スターウォーズの影響を多分に受けた、宇宙を舞台にしたSF忍者アクションなんですね。主人公が未熟な若者と、世知に長けたならず者と、猿人の3人組。それにロボットと、謎のお姫様が絡んできて、侵略帝国に対してのレジスタンスを試みる、と。
 「銀河の果てからやって来た、人呼んで流れ星!」
って名乗り文句もいいし、戦隊物やメタルヒーロー物といったジャンルが成立する以前の、フォーマット未確立ぶりが、ルーティンワークの悪党退治に陥らない連続活劇ものとしてのストーリー的魅力をかもし出しています。もちろん、この作品が後のデンジマンや宇宙刑事に与えた影響も濃厚に感じられて、特撮史的にも大事な作品だと思います。
 この作品が放映された1978年は、戦隊もライダーもウルトラも放送されていないわけですが、それでも特撮作品に多彩なバラエティと活気があふれていた、記念すべき年と言えるでしょう。

●2005年3月24日(木)

 最近の特撮ヒーロー物について、久々コメント。

●ネクサス:ついに姫矢退場……ってことで、次週からジュネッスブルー降臨となるわけですが、
 たぶんナイトレイダーがビースト相手にピンチになって、弧門が「こんなときに姫矢さんがいてくれたら……ウルトラマンがいてくれたら」と弱気になったタイミングで、新ヒーロー登場、そしてつづく(苦笑)……な展開だと予想。
 デュナミスト交代をどう描くか……ドラマ部分に期待したんですが、そういうのは描かず、新デュナミストのウサギちゃん(ラビットオルフェノク)は、当面、 突然にして現れた謎の人物扱いになりそうです。
 弧門が「姫矢さんは生きていた?」みたいな誤解をするのか、それとも戦闘スタイルの明確な変化 を示して、すぐに別人であると認識させるのか? NOVAとしては、ダラダラした展開を避けるため、後者を望みます。正統派の姫矢に対して、軽快かつトリッキーな動きで相手を翻弄するとか。
 それと、姫矢が退場しても、ジャーナリスト関連の人たちは出続けてほしいな、と。姫矢関連の築いてきたドラマを断ち切るのも、悲しいので。

●ジャスティガントカゲリグレンと順次、潜在力を開花していき、究極形態・シロガネ登場につなげる、と。
 ただ、デザイン的に、シロガネは好みではありません。はっきり言って、グレンの方が強そう。
 とりあえず、浦沢脚本とのことなので、どんな破天荒なパワーアップ話を見せてくれるか、に期待。

●マジピンクの変身が話題を呼んでいますが、自分的には畑の兄貴の過剰な責任感の暴走が好きです。レッドレーサー陣内恭介を思い出したり。
 当面は、末っ子のレッドを主役として盛り上げていくようですが、他の組み合わせも早く見たいな、と。責任感のあるグリーンブルーと、マイペースな他3人の対比とか、いろいろ考えられそう。目下、グリーンイエローの主役編がどう展開するか創造し難いので、次週のイエロー主役編で、もう少し性格が見えてくることを期待します。
 現在のキャラ像としては、

レッド:熱血漢の突撃切り込み役。潜在力は高いけど未熟なのは、ハリケンレッドに通じるな、と。
イエロー:一応、クールなキャラ……なんだろうけど、男イエローでクールなキャラって設定は長続きしない傾向があるので(ガオイエロー、ハリケンイエロー)、微妙な位置づけ。薬剤調合というスキルを活かし、学者タイプのキャラとして機能するのが妥当かと思うけど。
ブルー:占い&控えめヒロインというポジションで安定するかと。彼女がクールな知恵袋になりそうなので、イエローの立場が危うし……なんですね。
ピンク:トリックスター的ポジションを確立。過去作品では、あまり例を見ないキャラだけど、強いて言えば、エミポン? 
グリーン:チームを支える大黒柱……だけど、本当は突撃したくて、うずうずしている。このまま、「縁の下の力持ち」というポジションに安住するより、暴走を繰り返してほしいな、と。兄貴の暴走を止めるのが、イエローの役どころ……とでもなれば、キャラ配置的にもバランスが取れるし。

 レッドがまず暴走→それを止めようとしてグリーンがさらなる暴走→「やれやれ」と言いつつ、イエローがフォロー。

 男3人のシフトは、こんな感じですかね。

 あと、お気に入りは、マジキングが指で三角帽子型の頭部を持ち上げるような仕草。何だか、ショーマンシップを感じさせてくれるポーズです。

●響鬼: 明日夢くん、合格おめでとう! ドラマ内でも、先生は嬉しいです(^0^)。あとは、城南高校の風見先生が登場すれば、万々歳です。
 威吹鬼は、近年まれに見る「暗い部分のない2人目ライダー」。2人ライダーによる協力バトルが今から楽しみです。

 それと、目下、見たいのは、
 あきらや明日夢を襲う童子&姫→そこに聞こえてくる楽器の音→周囲を探す童子&姫→満を持して登場する鬼。

 要するに、せっかく楽器を使うんだから、「キカイダー」的演出をやれ、と。
 ライダーシリーズでは、音による登場演出といえば、「ストロンガーの口笛」「シャドームーンのカシャッカシャッ(足音)」が挙げられるけど、近年は割りとスピーディーさを重視して、溜めによる演出が少なかったのでは? と思うので、「音による雰囲気盛り上げ効果」を存分に活かしてほしいな、と。

「2005年4月につづく」