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パワーレンジャー日記U
(ロストギャラクシー編・過去ログ1)
2001年9月2日(日)第1話・ギャラクシーサーベルを求めて(前編)
とうとう始まってしまいましたね。
楽しみにしていた「パワーレンジャー ロストギャラクシー」。
USA版「星獣戦隊ギンガマン」です。
ギンガマンと言えば、現在放映中の「百獣戦隊ガオレンジャー」にも多大な影響を
与えている作品です。何しろ、主力ロボット・ギンガイオーとガオキングのデザインや
合体システムは、非常に似通っていますから。
ガオのほうは、来年、「パワーレンジャー ワイルドフォース」という題で、USA版が
放送予定。このパワーレンジャー関連では、NOVAはいろいろやりたい企画が
あったのですが、5月の「イン・スペース」終了以来、停滞中だったりします。
「ZEO」ページまでは作ってますから、後は近々「ターボ」と「イン・スペース」
ページを作ってから、「ロストギャラクシー」につなげていく予定。
もっとも、そういった準備を日本語版放映までにやれたらいいな、と思っていたら、
夏期講習という難敵にぶち当たった。おかげで、何もできず。
そう、何の準備もせずに放送を迎えてしまったんですよ。
おまけに、今朝は痛恨の寝坊をして、「ガオ」と「アギト」を見逃すという失態をして、
そんなどん底気分を無理に引き上げるために見た「第1話」というわけです。
で、今回の話は前編だけあって、実に中途半端な終わり方。
変身する5人は、レオ、カイ、デーモン、ケンドリックス、マヤの5人。
レオにはマイクという名の兄がいるとか、その兄が序盤で行方不明になるとか、
この辺は、原作のギンガマンと同じですね。
気になる声優は、小川輝晃、前原一輝、田中恵理の名を確認しました。
順当に考えるなら、小川輝晃(黒騎士ヒュウガ役)がマイク、
前原一輝(ギンガレッド・リョウマ役)がレオってところですかね。
田中恵理(メガイエロー・千里役)は、ケンドリックスかマヤのどっちだろう?
ギンガマンの設定との違いは、前作(イン・スペース)に続いて、宇宙が舞台に
なること。主人公たちは「テラベンチャー」なる移民船で、新世界を求めて
旅立ちます。
そして、移民船の防衛のため、軍事訓練をつんでいるマイクとカイ、ケンドリックス。
一方、主人公のレオは、兄貴の後を追って、こっそり「テラベンチャー」に密航。
ケンドリックスといい仲になりそうなんだけど、カイとは険悪な雰囲気。
ケンドリックスは、戦隊史上、類を見ないメガネ美人です。
彼らが地球を旅立つ前に月で訓練をしようか、という時に、ワープゲートを
通り抜けて、ミラノイ星出身の女性マヤが逃げ込んできます。
マヤは、オープニングでは、女ターザンみたいに描かれています。
今回の女性陣は、どちらも個性的な美女で、ポイント高いですね。
彼女が追われている理由は、ミリノイ星に伝わる伝説のパワーを司る
「ギャラクシーサーベル」(英名Quasar Sabers)を狙う悪の襲撃を逃れてのこと。
助けを求められたマイクたちは、無謀にもワープゲートの向こう、
未知のミリノイ星に何の準備もなく突入します(つづく)。
しかし、30分1話だけってのは、ちょっとつらいですね。前の「イン・スペース」は、
1時間で2話放送でしたから、何だか物足りないです。
ストーリー的には、リアルなSF風のギミックが凝っているものの、ラストの
無謀な突入には、おいおいとツッコミを入れたくなりました(笑)。
今回登場しなかった黒人の巨漢デーモン君(何て名前^^; 英名でもDamon
だけどダモンって訳されるかと思ってた)は、次回、アストロメガシップに乗って、
登場します。このアストロメガシップとサポートロボのアルファ6だけが、
当面のところ、前作との関連性を匂わせる設定ですね。
ああ、それと、テラベンチャーの移民として、バルクとマッドなフェノメナス博士が
前作に引き続き登場します。でも、哀れ、スカルは置いてけぼりを食らっています。
とりあえず、このパワーレンジャー日記は、構成とか考えずに、エッセイ風に
いろいろ書き連ねる予定。
それにしても昨年12月に初めて、パワレン日記を書き始めたときは、
何も分かっていなかったけど、今はいろいろ分かっているからねえ、
下手に先々のネタ明かしになることだけは書かないように気をつけましょう。
せいぜい、1、2週間先の予告編程度だな。
そんなわけで、新連載のエッセイをば、ヨロシクお願いします。
2001年9月3日(月)
パワレン日記は、不定期に、いろいろな情報を書きたいですねえ。
とりあえず、声優情報が入ったので、昨日に書いたことを訂正、と。
レオ:小川輝晃(黒騎士ヒュウガ役)
カイ:前原一輝(ギンガレッド・リョウマ役)
マヤ:田中恵理(メガイエロー・千里役)
ついでに、マイクは土田大(ニンジャブルー・サイゾウ役)です。
何だか、レッドとブルーとブラックの関係が、
微妙にシフトしておりますが、まあいいでしょう。
小川氏は、ニンジャレッド・サスケも演ってましたから問題なし。
それに、サスケ&サイゾウコンビが、「炎の兄弟」を演るのもグッド。
日本では、エイリアンレンジャー(カクレンジャー)は飛ばされてますしね。
話し変わって、登場メカとしては、1号ロボがGalaxy Megazordです。
いわゆるギンガイオーですね。
Galactabeasts
(星獣)が、Galactazords(銀星獣)に変化して5体合体。
分離形態は、ライオン(ギンガレオン)、コンドル(ギンガルコン)、
ゴリラ(ギンガリラ)、ウルフ(ギンガベリック)、
ワイルドキャット(ギンガット)です。
おいおい、パワレンページも充実していくつもりですが、
もし、先行情報を望むなら、こちらの英文サイトがお勧めです。
↓
Power
Rangers Central
2001年9月9日(日)第2話・ギャラクシーサーベルを求めて(後編)
はい、2話目です。
舞台が宇宙になっただけで、展開はほぼギンガマンの1話と同じですね。
前回、仲間たちについて行けなかったカイ君は、それを後悔して、
かつてパワーレンジャーが使っていた「メガシップ」博物館に行きます。
そして、アルファ6やメカニックのデーモン・ヘンダーソンに頼んで、
ミリノイ星に向かうわけです。星の座標も分からずに、無謀なこった。
そして、「ギャラクシーサーベル」を奪おうとするオリジナル敵・フリオの前に、
6人の戦士が集結。レオを除く5人が、ギャラクシーサーベルを抜くことに
成功します。
しかし、「サーベル」を奪われたフリオは、星を石化する魔力を発動。
ミリノイ星は、次第に住人ともども石に変わっていきます。石化の魔力から逃れる
途中、マイクは地割れに飲み込まれ、弟のレオにギャラクシーサーベルを託して、
消息不明になります。
怒りのレオは、サーベルのパワーを引き出し、パワーレンジャーに変身。
他の4人も、それぞれ変身。戦闘員スティング・ウィンガーと戦いながら、
その追撃を振り切って、アストロメガシップまで帰還。脱出に成功します。
再び移民船「テラベンチャー」の人となったレンジャーは、地球を旅立ちます。
そして、「ギャラクシーサーベル」を狙うフリオは、スコーピウス一味の母艦
スコーピオン・スティンガーに戻り、レンジャーの追跡を目指します。
パワーレンジャーに選ばれた事を素直に誇りに思うマヤたちだったが、
レオだけは、本来、兄の物であるギャラクシーサーベルを見つめ、
複雑な思いを抱くのだった。
2001年9月10日(月)
さて、今朝、フリオについて、「ハウリアさん」から情報提供がありました。
オリジナルの敵だと思っていたら、元ネタがあったみたいですね。
メガレンジャーのラスボス、Drヒネラーの怪人体とのこと。
ついでに、スコーピウス一味には、ボスのスコーピウス以外に、
スコーピウスの娘のオリジナル女性キャラ・トラキーナが出ます。
原作のバルバンのキャラからは、
ブドー(英名トリーチャロン)、サンバッシュ(英名ヴィラマックス)、
ビズネラ(英名デビオット)、樽学者ブクラテス(英名ケグラー)が登場。
また、別組織として、宇宙海賊ミューティニー軍団が登場。
そちらには、バルバンのボス・ゼイハブ船長(キャプテン・ミューティニー)、
バットバス(英名バルバラックス)、イリエス(英名ヘクスーバ)が出ます。
戦闘員のヤートットも、スワッビーズという名で出てきます。
残念ながら、シェリンダは登場しませんが。
2001年9月16日(日)第3話・ギャラクシービースト救出作戦
3話めは、ギャラクシービースト(星獣)が登場します。
ビーストが、敵に捕らわれていて、
助けを求める吠え声を、マヤが聞くわけですね。
宇宙空間でも音が聞こえるのか、といったツッコミに対しては、
テレパシーみたいなものと言っておきましょう。
救出作戦といっても、マヤが囮となって、レオとデーモンが救出に走るだけ。
すぐに見つかって、作戦失敗(笑)。
こうなったら仕方ないと、変身して力技で解決。
カイとケンドリックスも応援に駆けつけ、乱戦に。
向こうの新撮戦闘シーンでは、ギンガマン独特のアニマルアクションは、
あまり表現されていないみたいですねえ。
やはり、こういった番組では細かい作戦よりも、力技のほうが成功するらしく、
パワーアニマルの救助に成功しました。
訂正、ギャラクシービーストでしたね(笑)。
マヤはビーストの声がテレパシーで分かるみたいです。
まるで、どこかの「獣医」みたいですねえ(笑)。まあ、女ターザンですし。
まんまとレンジャーにしてやられたスコーピウス一味は、
レンジャーをおびき寄せるため、テラベンチャーを襲撃します。
テラベンチャーは、宇宙船というよりも、移動都市といった感じです。
マクロス7の「シティ7」か、ウルトラ7の「ペガッサ市」を連想。
ガンダムのスペースコロニーよりも、規模がデカイ感じですね。
何せ、50メートル級の巨大怪人の爆発にびくともしないわけですから。
とりあえず、テラベンチャーにも防衛軍がいるわけですが、
相手の武器と火力の差がありすぎて、太刀打ちできません。
そこへ飛来してくるレンジャーたち。
怪人との戦いでは、レッドの火炎技と剣技が炸裂。
仕方なく、敵はバルバエキスみたいな薬を飲んで、巨大化します。
当然、巨大な敵に対して、等身大ではなかなか戦えません。
そこへ宇宙の彼方から飛来するギャラクシービーストたち。
それはいいんだけど、みんな、
ここが宇宙空間の中の人工都市だと分かっている?
あんまり、激しい爆発をさせない方が……ああ、ガオライオンもとい
ギンガレオンでもないんだよなあ、
とりあえずギャラクシーライオンとでも呼ぼうか。略して、ギャラライオンだ。
ギャラライオンは、レッドの力と呼応して、豪火を噴射、敵は大爆発。
敵以上の被害をもたらしていないか、と心配されましたが、
テラベンチャーは、こんなことではびくともしないらしい。
そんなわけで初の巨大戦にも勝利したレンジャーたち。
次回は、自在剣・機刃(トランスダガー)を入手して、星獣合体するみたい。
本家戦隊は、戦死者が出て、次回は全滅の危機に瀕しているにも関わらず、
USAナイズされたこちらは、お気楽な展開にちょっと安心。
まあ、まだ始まったばかりだしね。
2001年9月23日(日)放送分 第4話・赤いルーキー
前回の日記は、ミスでした。
自在剣・機刃(トランスダガーは、ギャラクシークローと訳されていた)は
入手しましたけど、星獣合体はまだで、
ライオン・ギャラクシー・ビーストで決着をつけました。
ギャラクシーサーベルを盗もうとする武器マニアの敵に対して、
サーベルを兄の形見として大事にするレッドが、姦計をめぐらせ、
敵の持つギャラクシークローまでゲットする話。
基本的に原作ギンガマンどおりですが、
自由気ままな性格のレッドと、生真面目なブルーの気が合わない、
というのは、英語版オリジナルの展開ですね。
次週は、テラベンチャーの航法システムにハッカーが侵入して、異常が生じる話。
パワレンオリジナルの話でしょう。今度こそ、星獣合体すると思われます。
その次は、敵がギンガの光(the Lights of
Orion)探索に、目的を切り替える話です。
レッドの偽の兄が登場する原作同様のストーリー。
2001年9月30日(日)放送 第5話・地球に帰りたい
いやはや、 何と言いましょうか。たった30分の間に、詰め込めすぎですね。
グリーンのデーモンと、テラベンチャーの密航少年マシューの間の
友情物語が骨子。
でも、移動装備のジェットスライダー登場や、星獣合体などイベントが多く、
すべてが中途半端になっているような気がします。
まず、テラベンチャーの航行が突然ストップして、
その犯人のマシュー少年は、いたずら心で密航してしまい、
地球に帰りたくなっているとのこと。
結局、今さら、地球に引き返すわけにも行かず、
デーモンが身元引き受け役になります。
その頃、テラベンチャーを乗っ取るべく画策するフリオ。
パワーレンジャーは、催眠ガスを放つ敵怪人と戦いますが、
広まったガスによって、テラベンチャーの人たちは、
ぐっすり寝入ってしまいます。
レンジャーが怪人と戦っている間に、
フリオたちが司令室に侵入する作戦ですが、
機密性の高い作業服を着ていたマシュー少年は、
コンピューター知識を駆使して、司令室へのエレベーターを封鎖。
フリオたちは足止めされてしまいます。
レンジャーたちは、怪人との戦いを一度中断、
新装備のジェットスライダーを駆使して、司令室に到着。
(画面には描かれていないが)おそらく、フリオたちを追い払ったのでしょう。
司令室を守ったマシュー少年を助け起こします。
そして、レンジャーはすぐに怪人との戦いに戻ってきます。
怪人の放つガスを自ら吸収すべく現れるギャラクシービーストたち。
そのガスの影響で、ビーストたちは石化してしまいます!
……次回につづく
……となったのが、「原作ギンガマン」ですね。
しかし、「ロストギャラクシー」では、味も素っ気もなく、
「ギャラクシークローでパワーを与えるんだ」のレッドの一言で、
ビースト(星獣)はギャラクシーゾード(銀星獣)に変化、
そのまま一気に合体して、ギャラクシーメガゾード(ギンガイオー)になり、
怒涛の勢いで、ギャラクシーメガゾードサーベルをブンブン振り回して、
怪人を撃退します。
何だか、一気にダイジェスト版を見せられたような気分でした(苦笑)。
テラベンチャーを守ったマシュー少年は、褒美として、
パワーレンジャーたちが地球に連れて帰ることになりました。
めでたしめでたし。
視聴後の感想:やけに日本の映像の使いまわしが目立った回だったなあ。
次週のパワレンは、お休みみたいです。今度は、10月14日だ。
おまけ:ギャラクシークローの変形武器
第4話で披露した変形武器ギャラクシークローの使用パターンです。
レッド:クローランサー
グリーン:クローショット
ブルー:クローアックス
イエロー:クローカッター
ピンク:クローボウ
5人がクローを星型につなげる「スターフォーメイション」から放つ
「クローファイヤー」が必殺武器。
2001年10月14日(日)放送 第6話・オリオンの光
偽者の兄貴が出てくる原作ギンガマンにもあった話。
そして、今後の敵の目的になる「オリオンの光(ギンガの光)」が
初めて話題にのぼる話。
注目は、レッドとグリーンとブルーのパワレンオリジナルバイク
「アストロサイクル」の登場と、
変身の掛け声「ゴー ギャラクシー」初披露。
(10月31日訂正:「ゴーギャラクティック」が正解。初披露は3話とのこと。
情報くれたRICKさんありがとうございますm0m)
ロボの必殺技コンドルボーガン初披露。
次週は、原作にもあったピンクとそっくりさんの女優が登場する話。
次々週は、原作にもあったブルーが恋に落ちる話。
そして、9話は原作にもあったブルブラック(パワレンではマグナディフェンダー)
が登場する話だ。
基本的に、原作にもあった話ばっかりなのは、
喜ぶべきか悲しむべきか(^^;)。
2001年10月21日(日)放送 第7話・ケンドリックスは大スター!?
ケンドリックスのそっくりさん女優キャロリンが登場。
わがまま女優の代役で、足を負傷したケンドリックスが、
それでも一生懸命頑張る姿に、キャロリンが改心すると。
まったく同じ話が「ギンガマン」でもあったけど、
ここまで同じだと、あまり嬉しくないなあ。
おまけに、怪人を倒すために、
獣撃棒(ギャラクシーバズーカ)がいきなり登場しているし。
新装備の登場は、もう少し盛り上げてほしいです。
まあ、元のギンガマンと話順が前後しているので、
ストーリー的に新装備の出る話じゃなかったけどね。
2001年10月28日(日)放送 第8話・恋する戦士
ブルーレンジャー・カイがハンナという女性に恋をしたけど、
彼女が、ウエディングドレスを持っている男ジョニーを
必死に助けようとしているのを見て、失恋したと落ち込む。
でも、ジョニーはハンナの姉の結婚相手で、
カイにも、まだまだ期待できるってことで、ハッピーエンド。
って、ギンガマンの「第11話・戦士の純情」と大筋はまったく一緒。
だけど「気は優しくて力持ち。大らかな」ギンガブルー・ゴウキ(演・照英)と、
「生真面目で少々、神経質なところのある戦士」カイって、
キャラがだいぶ違うんだよなあ。
ゴウキが食事係だったのにちなんで、カイも食事係をしてるんだけど、
恋に夢中で、食事を焦がしてしまうなんて、カイにはあまり似合わない。
失恋したと思って、その怒りのパワーで怪人を
一人でパワフルに倒すのも、カイっぽくないし……。
まあ、元々、「ブルーが怪力戦士」ってギンガマンの設定も
変わっているんだけどね。
とりあえず、ブルーが活躍する話ですが、
いつもなら生真面目なカイにちょっかいをかける役どころのレオが
今回、出ていないので、本当に、カイ一人だけの話になっていました。
もっとも、せっかくのハンナとの縁も今回一話きりっぽい。
ギンガマンのゴウキの相手役・鈴子先生はセミレギュラーになったのに。
次回は、マグナディフェンダーの登場する話。
フリオも最期を迎えて、新幹部トリーチャロン(ブドー)が登場します。
2001年11月4日(日)放送 第9話・謎の戦士
まず、日本語版で名前の変更があったことを報告。
6人目の戦士ブルブラックは、
英名マグナディフェンダー→マグナガーディアンに、
新幹部ブドーは、
英名トリーチャロン→シントー(神道か?)に変わってますので、
以降の記事は、日本語版の名称に準じます。
ちなみに、トリーチャロンは「反逆者・裏切者」といった意味合いですが、
ギンガマンでの「ブドー」は「サムライ精神」に則った悪役で、
あまりふさわしくないと思ってましたがね。
(彼は、「第3幹部イリエス」によって裏切者の汚名を着せられただけ)
シントーの出番は、14話まで。
「ギンガマン」が1クール1幹部制をとったことを考えると、
パワレンは展開が非常に早いです。
今回は、その際たるもの。
いきなり、オープニング前に、レオとフリオの最終決戦。
フリオが自爆して、崩れる洞窟から、
レオを背負って出てくるマグナガーディアンの雄姿。
そして、登場する新幹部シントー。
原作ギンガマン以上に、マグナガーディアンとの因縁が描かれていました。
今回は、もうパワーレンジャーを置いてけぼりにして、
マグナガーディアンが一人で暴れ回る話ですね。
原作どおり、「オリオンの光」を巡る三つ巴の攻防が繰り広げられます。
登場怪人も2体いて、非常に密度の濃い話でした。
マグナガーディアンは怪人1体を倒して、シントーと一騎討ち。
加勢を拒まれたレンジャーたちは、仕方なく、
巨大化した別怪人とギャラクシーゾードで戦う。
結果は、怪人倒して、シントー逃げて、
マグナガーディアンは「俺の邪魔はするな」と言い残して一人去る、と。
次週は、マグナガーディアンのロボット・トロゾード(ゴウタウラス)が
登場すると思いますが、
これも名前が変わっている可能性がありますね。
第6戦士の演出が、原作並に格好良くて、これからの展開が楽しみです。
今回は、マグナガーディアンの復讐心の理由が明かされます。
原作ギンガマンを視聴していた人には、おわかりでしょう。
家族を殺された恨みです。
ただし、原作では「弟のクランツ」でしたが、
ロストギャラクシーでは、「息子のゼータ」に変わっています。
原作では、「ブルブラックは兄さんかもしれない」というレッドの思いと、
「亡き弟への秘めたる愛情」を持つブルブラックの思いが、
交錯したりもしたのですが、設定が息子になると、台無しって気がします。
あと、ゴウタウラスは、「トロゾード」から「ブルゾード」になってます。
また、巨大化ブルブラックに「マグナディフェンダー」の名称がつけられ、
合身獣士ブルタウラスは「マグナ・ブルゾード」と呼ばれます。
今回のストーリーは、原作ギンガマン同様、
復讐のためには、どんな犠牲も厭わないマグナガーディアンと、
彼の暴走を止めようとするレンジャー側の意志のぶつかり合いが描かれます。
次週は、レッドとマグナガーディアンの更なるドラマが展開する予定。